【第2弾講演者発表!】標準化と品質管理全国大会2025
専門家から入門者まで『標準化』と『品質管理』の関係者なら、誰もが楽しめる充実のラインナップをご紹介します。
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、標準化と品質管理の関係者が一堂に会する、年に1度の祭典『標準化と品質管理全国大会』を2025年10月14日(火)に開催いたします。場所は東京・永田町の都市センターホテル。今年のテーマは「持続可能な未来社会をデザインする― 実現のカギはルールメイキングとデジタル革新」です。
また、地区大会は全国7か所で開催いたします。
全国/地区いずれの大会も、お申込み特典として、後日、全国大会の講演動画を無料でご視聴いただけます(許諾を得られた講演のみ)ので、どうぞ今からスケジュールの確保をお願いいたします。

☆標準化と品質管理全国大会2025 講演者☆
本年も昨年同様、午前中に基調講演を、午後に個別講演とパネルディスカッションを行う2部構成となっています。第2弾の今回は、その中から6講演を発表いたします(都合により、講演者や講演内容に変更が生じる場合がございます)。
★守りも、攻めも、イノベーション ~キリンの人的資本経営、未来への挑戦~★
キリンホールディングス株式会社 取締役副社長 CPO
坪井 純子 氏
企業はイノベーションなくして生き残れない時代。CSV経営を推進するキリングループでは、守りと攻めの両面で、今日より明日へ常に新しさを加えて進化することをイノベーションと捉え、人財を価値創造の源泉と位置付けています。本講演では、専門性と多様性を兼ね備えるキリンならではの人財戦略、Well-being、多様な価値観を受容する組織文化醸成を通じて、持続的な価値創造を目指す未来への挑戦についてお話しいただきます。
★SUBARUにおけるDX戦略と働き方改革★
株式会社SUBARU 執行役員 CIO(最高情報責任者) IT戦略本部長
辻 裕里 氏
100年に一度の大変革期にある自動車業界で、世界シェア1%ながら技術力を強みに個性あるクルマづくりに取り組んできたSUBARUが、「笑顔をつくる会社」の実現に向け企業体質の変革に挑戦しています。コロナを契機としたデジタル化やITを基軸とした働き方改革、情報子会社の統合などDXの基盤づくり、さらに新経営体制方針「モノづくり革新と価値づくり」を支えるIT/DX戦略についてもご紹介いただきます。
★「お客様の声」の徹底した見える化による顧客満足度向上の仕組みづくり
ー「CS向上のための架け橋」を創るー★
スカイマーク株式会社 CS推進室 室長/同 副室長
戸田 健太郎 氏/井上 弥緑 氏
顧客満足の向上には顧客の感動が必要不可欠です。マニュアルどおりの対応では顧客感動は生まれません。現場でスタッフが「自由に楽しく自発的に」行動できるためには「仕組み」が必要です。「KKD(勘と経験と度胸)による判断」から脱却し、顧客のニーズを正確に把握するため「数値による見える化」で顧客満足の向上に取り組む同社の活動について、ご紹介いただきます。
★消費者事故の再発防止のために~ISO 5665 消費者事故調査-要求事項とガイダンス★
主婦連合会 会長
河村 真紀子 氏
2024年4月、「ISO 5665消費者事故調査~要求事項とガイダンス」が発行されました。これは日本の消費者団体が提案した初めての国際標準であり、消費者事故について、再発防止を目的とする事故調査を実施するための要求事項及び推奨事項を規定しています。消費者団体、航空機パイロットの団体、被害者遺族、弁護士等からなるグループによる、事故調査のあるべき姿の学習と議論の積み重ねから生まれたISO 5665について、ご説明いただきます。
★標準化は未来へのパスポート!地方発ベンチャーの標準化戦略と社会実装★
株式会社mil-kin 代表取締役 / 開発者
狩野 清史 氏
mil-kinは、歯周病や食中毒などの社会課題解決を目指し、現場のニーズから着想した顕微鏡を開発しました。そのための近道を模索する中、標準化を知り、「標準化とは」の意義を掘り下げ、開発から社会実装までを見据えた事業戦略に組み込みました。JIS制定により製品の信頼を獲得することで、業界のマニュアルなどにも採用されています。地方のベンチャー企業が、なぜ標準化に挑んだのか、その背景と可能性についてお話しいただきます。
★企業ビジネスに活かすルールづくりとしての標準化戦略★
東京科学大学 アントレプレナーシップ教育機構キャリア教育実施室 特任教授
和泉 章 氏
標準化は、技術的な仕様を決めることだけではなく、新たな市場の開拓や、既に存在する市場の拡大に貢献できる、誰もが参加できるルールづくりのツールです。企業ビジネスにおいては、事業戦略、知的財産戦略と標準化戦略を一体的に取り組むことが重要です。本講演では、企業ビジネスにおいて具体的に標準化をどのように活用すべきかについてお話いただきます。

お申込みの受付は2025年8月上旬より開始予定。

お申込みの受付は2025年8月上旬より開始予定。
~標準化と品質管理大会とは~
標準化と品質管理を推進しようとする組織の経営者、管理者、技術者が一同に会し、講演・体験発表を通して、組織のグローバル化や製品・サービスの品質向上を図り、日本企業の国際競争力強化、安全・安心な社会の構築の一助となることを目的に、産業標準化推進月間である10月に毎年開催するものです。全国大会は1958年より、地区大会は1974年より開催されています。


●日本規格協会グループ(JSA)について●
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。
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