モルガン・スタンレー出身の星直人氏が財務戦略顧問に就任。ファイナンスのプロが挑む、ヘラルボニーの次なるインパクト経営
ファイナンスのプロが選んだ異彩との挑戦、7月22日(火)19:00〜星氏登壇の採用イベントを開催

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)に、モルガン・スタンレー証券で約12年間にわたり、1兆円超のクロスボーダーM&Aや国内大型統合案件等を主導し、その後ユニファ株式会社で取締役CFOとして累計約100億円の資金調達を牽引した星直人氏が財務戦略顧問に就任しました。ファイナンス及び財務戦略の専門家として、プライム上場の大企業から未上場のスタートアップまで幅広い企業経営に複数関与してきた星氏が、アートを軸に障害のイメージ変容へ挑むヘラルボニーの次なる成長を支えます。
就任の背景
星氏は、モルガン・スタンレー証券の投資銀行本部にて、1兆円超のクロスボーダー案件や国内大型統合M&Aを主導。東京・ニューヨーク両オフィスでの約12年の経験を経て、ユニファ株式会社の取締役CFOとして累計約100億円の資金調達を実現し、スタートアップの財務戦略を主導しました。現在は、プライム上場企業を含む複数企業の財務戦略アドバイザーや社外取締役、一般社団法人インパクトスタートアップ協会の代表理事としても活動しています。
ヘラルボニーは、障害のある作家の唯一無二の独創的なアートを生み出す才能を異彩と捉え、障害のイメージ変容とすべての人がありのままに生きられる社会の実現を目指すスタートアップです。現在、障害のある作家243名(2025年4月時点)と契約し、国内54施設・海外8カ国(6施設・個人)と提携。アートを知的財産(IP)としてライセンス化し、自社ブランド、企業共創やDE&I研修など多様な事業を展開しています。
昨年度の売上高は前年比1.63倍に成長し、作家への年間ライセンス料の支払額は過去3年間で15.6倍に増加。企業向けアカウント事業の売上は前年比1.84倍となり、協業企業数は年間で150社を超えました。また、企業向けDE&I研修「DIVERSESSION PROGRAM」の受講者数は累計2,000名を突破しています。
さらに、2024年7月にはフランス・パリに新子会社「HERALBONY EUROPE」を設立。今年6月には世界最高峰のクリエイティブの祭典・カンヌライオンズにて「Glass: The Lion for Change」ゴールドを受賞するなど、アートIPを活用したグローバル展開を本格化させています。
社会性と経済性の両立が求められる今、ヘラルボニーは次なる成長に向けて、資本政策・事業提携・グローバル展開を見据えた体制強化を進めてまいります。
星直人氏|メッセージ

<プロフィール>
モルガン・スタンレー証券に新卒入社。投資銀行本部のM&Aチームにて、国内大型経営統合案件や1兆円超の大型クロスボーダー案件等を主導。東京・ニューヨークオフィスで約12年間勤務後、ユニファ株式会社の取締役CFOに就任。約100億円の資金調達やセカンダリー取引を含む財務戦略や戦略的施策の立案と実行を牽引。現在は、東証プライム上場企業の財務戦略アドバイザー、未上場スタートアップの社外取締役、一般社団法人インパクトスタートアップ協会代表理事等を務め、幅広いステージの企業経営に深く関与。
<コメント>
私には、幼少期に障害のある親族がいました。非常に温かな方でしたが、彼を取り巻く環境や社会の空気には、幼い自分にはうまく言葉にできない、靄のような感情を抱いていたことを覚えています。それから数十年が経ち、人生の後半戦を意識し始めるタイミングで、松田文登さん・崇弥さん兄弟と出会い、幼少期に感じていた靄を晴らすような光を感じました。文登さん・崇弥さんの兄である翔太さんへの深い家族愛から生まれたヘラルボニーの思想には、「ファウンダー・マーケット・フィット」と呼ぶに値する、揺るぎない説得力と共感のストーリーが存在します。
ヘラルボニーが掲げる「障害を異彩と捉える」というアプローチは、福祉の再定義に留まらず、新しい価値を顕在化させ、社会課題の解決と新たな事業を切り拓くイノベーションとなり得ると感じております。もちろん、その理想の実現は遠い道のりであり、スタートアップとして、これからも数々の靄や厚い雲が立ちはだかるでしょう。ただ、その困難に屈しない強さと信念が、ヘラルボニーにはあると私は信じています。
私もこの活動の一員になれることに感謝しつつ、これから、ヘラルボニーのチームの皆さんと汗と涙を分かち合いながら、この壮大な挑戦に対して貢献できればと思います。
株式会社ヘラルボニー 代表取締役 Co-CEO 松田 崇弥・文登|メッセージ

ヘラルボニーという船は、社会の海に漕ぎ出しました。
時に逆風に煽られ、時に波に呑まれながらも、信じる地図を胸に、ひたすらに進み続けています。その船に、星直人さんという揺るがぬ羅針盤と、力強い舵手が乗ってくださいました。世界の金融の荒波を越え、スタートアップの修羅場を歩み、人の痛みと、希望と、経営のリアルを知り尽くした星さん。
数々の経営の現場を経た星さんが、「この靄の先にこそ、希望がある」と信じて手を差し伸べてくれました。私たち双子が守りたいと思った「翔太の存在」、星さんが忘れられなかった「幼き日の光景」、それらが合わさり、ヘラルボニーは今、もう一段深い“思想の船“へと進化します。愛と経営、情熱と論理、その両輪で挑むこれからの旅に、私たちは、強く、誇らしく、共に挑みます。
キービジュアルアート|起用アーティスト

藤田 望人/Nozomi Fujita(大分県・個人)
2001年大分市生まれ。3歳の頃、重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症と診断される。現在は、社会福祉法人幸福会 やまびこ広場(生活介護)に通所。ロゴマークや文字に強いこだわりを持ち、小学生くらいから好きなものを絵に起こすことをほぼ毎日行っている。描くスタイルも独特で、多動もあって常に歩き回っているが、突然座ったかと思うと描きだす・・といった予測不能の描き方をする。
-
作品名:家族

本リリースのキービジュアルに起用されたアート作品はアーティスト・藤田氏によって新たに描き下ろされ、星直人氏の名刺に使用されております。名刺交換の機会がございましたら、ぜひご覧いただけますと幸いです。
星直人氏が登壇|採用イベントのお知らせ

【日程】2025年7月22日(火)19:30〜21:00
【登壇者】星直人氏、曽根秀晶、矢川裕士
【会場】オンライン(※Zoomウェビナーにて開催)
▶︎参加申込みURL:https://heralbony-accounting.peatix.com
現在、ヘラルボニーでは採用を強化しており、特に以下のポジションを募集しています。
詳細は採用サイトやカンパニーデックをご覧ください。新たな価値を共に創り上げる仲間をお待ちしております。
【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
アートデータにおける著作権表示のお願い:
本文書に掲載されているアート作品の画像データは、すべて著作権者の貴重な作品です。これらの写真を使用する際には、必ず作品タイトルと作家名をご記載ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像