官民連携で地域の人材育成に取り組む。宮城県名亘地場産業振興協議会主催の地場産業成長、活性化を目指す研修に登壇。

― 地場産品の商品開発エピソードや産直ECサイト運用のノウハウを用いて講演 ―

レッドホースコーポレーション株式会社

2024年3月1日 11時23分

地域創生事業をメイン事業とするレッドホースコーポレーション株式会社（本社：東京都墨田区、代表執行役山田健介、以下当社）は、宮城県名亘地場産業振興協議会※１が地域内の地場産業の成長及び活性化に繋げることを目的として開催した『名亘地場産業振興協議会人材育成研修』に登壇したことをご報告いたします。

※１宮城県県南浜街道地域の活性化を目的に県南沿岸2市2町（名取市・岩沼市・亘理町・山元町）で構成された協議会

この研修は、名取市、岩沼市、亘理町、山元町の職員及び事業者、団体職員を対象として開催されたもので、各市町から25団体約40名が参加しました。当社からは、ふるさと納税返礼品などの商品開発を行う担当者と、産直ECサイト「産直アウル」の担当者2名が登壇し、商品開発のポイントや、商品の見せ方、通販サイトでのPRの仕方などについて対面で講演を行いました。講演終了後の個別相談では、商品開発に対する具体的な質問や、産直アウルへの出品相談など活発的な情報交換を行う様子が見られました。

当社は現在、全国19か所に拠点を構え、岩沼市、亘理町を含む全国約250自治体のふるさと納税業務や地域課題解決の支援、生産者約5000軒が利用する産直ECサイトの運用を行っております。これらの事業で蓄積してきた実績と経験をもとに、地域主催の研修への登壇、産学官連携での商品開発などあらゆる取組を行っております。今後もこれらの取組を通じて、地域創生に関わるノウハウを全国の自治体に提供しまちづくりに貢献していきたいと考えています。

■研修内容

『商品の見せ方や通販サイトでのP Rの仕方について』

地場産品を活用した商品開発を担当する工藤から、商品開発における「地域を知ること」の重要性、地域を知った上で「地域の資源を活かし強みに変えること」「地域の課題・問題に向き合い強みに変えること」についてのポイントを、これまでの経験やノウハウ、エピソードなどと共に講演いたしました。

『産直EC活用セミナー』

当社が運用する産直ECサイト『産直アウル』からは、責任者の小田・生産者担当の平野が登壇し、産直ECサイトの特長や産直アウルのサービス紹介を交えながらECサイトにおける商品写真や商品名・商品説明などの重要性について講演いたしました。

■参加者の声

発想の転換など自分の弱点と思うところも強みに変えることができる点など参考になった。
名産物が少ない地域なので今後を考えるきっかけになった。
商品の見せ方、打ち出し方に関して大切さが再認識できた。

■研修の様子

■研修主催担当者コメント

名亘地場産業振興協議会事務局員杉森麻梨子氏大沼貴史氏

今回のセミナーは、名亘地場産業振興協議会の人材育成研修として、地域内の地場産業の成長及び活性化に繋げることを目的とし、事業者向けに開催しました。商品の見せ方やPR方法の工夫など実践的な内容を学ぶことができ、事業者間のつながりや交流なども生まれ、今後の名亘地区の振興につながる研修になったと感じております。

■登壇者プロフィール

地域コンサルティング本部商品開発部部長工藤達哉

大学卒業後、全国チェーンスーパーやドラッグストア、地元ローカルスーパー、飲食店にて店長、エリア責任者、バイヤーなどに従事し、その後九州で売上1位の道の駅むなかたへ入社。営業部長として現場指揮を行い、その後開発部長としてPB商品開発や、直売所以外のチャネル開発に取り組む。開発商品は約70品、年間売上は約6000万円ほどへ育て上げた。現在は、道の駅むなかたで培ったノウハウを生かして、全国の自治体に対し、商品開発を通じて地域活性化に取り組んでいる。

プロダクト開発本部アウル事業部部長小田靖之

広告代理店、飲食店、商品企画・開発の会社を起業、運営。その後、製造から販売までを担うアパレル会社にてマーケティング・広報に従事。同社在籍中にはフード事業としてチョコレートブランドを立ち上げ事業責任者に着任。生産、物流、企画、販促、PR、店舗運営の責任を担ってきた。現在は、アウル事業部責任者として、産直ECサービス運用に取り組んでいる。