IKIの足跡が物語るDXで仕掛けたイノベーションと次の一手
規格型平屋注文住宅IKI(イキ)の統計データにみる独自の強み
拡大する平屋市場と、業界唯一の平屋専門店(※1、2、3)の強み
全国における平屋住宅の着工棟数は年々増加傾向にあります。国土交通省の建築着工統計調査によると、新築の平屋住宅の着工棟数は2012年の着工棟数約26,000棟に対し、2022年には約57,000棟と10年で2倍以上に増加しています(※4)。
成長を続ける平屋市場において、IKIは高い関心と支持を集めており、2023年6月23日のGoogle検索で「平屋 ローコスト」において検索順位が1位(※5)になるなど、「ローコスト平屋といえばIKI」という認知の高さが見られました。リモート接客やアプリ「ヒラヤー」でのマーケティングなど、デジタル戦略に力を入れていることもこの結果につながる要因の一つと考えられます。
2023年3月期(2022年4月~2023年3月)のご契約者の世帯タイプを見ると、60歳以上のシニア世帯が27.5%と一番多く、次いで60歳未満のご夫婦・2人世帯が18.7%、ファミリー層が16.5%とあらゆるタイプの世帯にご契約いただきました。
平屋市場の拡大とIKIへの関心の高さは、東証プライム上場企業ケイアイスター不動産のグループ会社が運営する信頼感とスケールメリット、DXを駆使した無人内覧(リモート接客)など、業界唯一の平屋専門店(※1、2、3)だからこそ持ち得る販売ノウハウをアドバンテージに、平屋の購入を検討されているお客様のニーズに幅広く対応できていることが伺えます。
※1…「業界」:『JSK認定'23全国No.1ホームビルダー大全集 東日本版』(住宅産業研究所)に掲載された「2021年度全国ホームビルダー住宅供給棟数ランキング」において年間合計販売棟数が1000棟以上のホームビルダー(29社。ケイアイスター不動産株式会社を含みます)を指します。
※2…IKI株式会社はケイアイスター不動産株式会社のグループ会社です。
※3…調査方法:※1の29社各社のホームページ等から平屋専門をうたう営業拠点(グループ会社の営業拠点を含む)の有無を確認した結果、当社以外に平屋を専門として扱っている会社(営業拠点)がないことを確認しております。(当社調べ)
※4…出典 国土交通省 建築着工統計調査 https://www.mlit.go.jp/statistics/details/jutaku_list.html
※5…2023年6月23日Google検索で広告を除く検索結果の順位において(当社調べ)
IKI統計データ
【①アプリ「ヒラヤー」利用者数の飛躍】
IKIのアプリ「ヒラヤー」は、お客様に合った平屋プランの提案からVRでの内覧、引き渡しまでサポートするアプリです。3Dモデルハウスの360°ビューにより、展示場へ足を運べない場合でも、手軽にIKIを見学できます。さらに屋内を採寸することができるので、家具や家電の収まりを検証できます。また、外観・壁などの色づかいのシミュレーションによりインテリアコーディネートがスムーズにでき、ご契約前に徹底して納得できることから好評を博してきました。これらIKI独自の施策は、住宅購入検討者がIKIに注目する一つの要因となっていると考えられ、その結果「ヒラヤー」は、2021年4月26日のリリース以降、好調にその利用者数を伸ばし続け、2023年4月19日時点でダウンロード数22,000回を突破し、そして同年4月末日には会員登録数が8,000名を超えました。
【➁カーザ・ロボティクスが誇る無人内覧という新常識】
カーザ・ロボティクスは、IKIのモデルハウスにおいて、モニターに映るアバターや遠隔操作ロボット「ミレルン」などを活かし、エンターテイメント性と住宅仕様案内を合わせた、特別な顧客体験を提供するリモート接客を展開しています。独自のITシステムで実現した無人内覧は、他人と接触することなくマイペースで内覧できると世評も高く、2022年1月以降は、Web来場予約において無人内覧を希望されるお客様の数が、希望されない数を毎月上回り、モデルハウス見学の申し込み件数全体の約75%を占め、高水準を保っています(2022年1月~2023年6月末現在)。リモート接客による無人内覧は、店舗の営業担当者を増やすことなく、より多くのモデルハウスで、より多くのお客様をご案内できるため、人件費削減や後述の成約率向上にも貢献しています。
この無人内覧の2022年3月期と2023年3月期の実績は累計1,000回を突破しました。カーザ・ロボティクスだからこそできるITテクノロジーを活用した無人内覧は、順調に支持を広げ、モデルハウス運営に必要な人数を最適化することでコスト削減に寄与する、新常識になりつつあります。
【➂成約率が語るリモート接客の浸透】
IKIの無人内覧で、モニターのアバターや住宅展示場案内ロボット「ミレルン」の操作など、リモート接客に力を発揮しているカーザ・ロボティクスのロボット部は、2021年6月の設立からリモート接客を経た成約率も大幅に向上しています。これまでカーザ・ロボティクスは、継続してリモート接客に改良を重ね、トスアップ(店舗の営業担当へ引き継ぐこと)後の成約率を徐々に高めてまいりましたが、2023年3月期第4四半期(2023年1~3月)において、成約率の特に飛躍的な向上がみられました。トスアップ後の成約率は52.9%となり、前年同期比(2022年3月期第4四半期)の19.3%を大きく上回る結果となっています。
当該期間では、お客様の状況など案件状態をスコア化し、トスアップにスコア基準を設けたことが功を奏し、トスアップに繋がった状況がより明確に、客観的に把握できるようになりました。トスアップする側とそれを受ける側(店舗営業担当)にお客様情報に関する共通認識が生まれたことで案件状態のギャップが極力抑えられ、その結果、トスアップ後の成約率が躍進したと考えられます。
ロボット部のITを活かしたリモート接客の浸透と優位性は、成約率の推移から今後もますます発展していくと予想しています。
IKIの拡大に次の一手 ~『リフォーム産業フェア2023』 出展!
IKIのアプリ「ヒラヤー」利用者の増加、無人内覧実施回数の伸び、そしてITを駆使したリモート接客による成約率の向上の実績を基にカーザ・ロボティクス独自の販売ノウハウと、コスト削減に優位性のあるIKIの建築ノウハウを活かし、建築フランチャイズの展開を見据えています。当社グループのケイアイネットクラウド株式会社(本社/東京都千代田区、代表取締役/真杉 恵美)が運営するフランチャイズ事業「KEIAI FC(ケイアイエフシー)」をはじめ、IKIの運営に関わる当社グループ3社(下表参照)により、「加盟候補パートナー企業」に対して住宅(IKI)マーケティング・販売・建築の面でトータル・サポートしていく計画です。
IKIの商品力とマーケティング・販売のノウハウをベースにした、その建築フランチャイズプロジェクトの第一歩として、当社グループ3社は2023年7月19日(水)・20日(木)に東京ビッグサイトにて開催される日本最大規模のリフォーム展示会『リフォーム産業フェア2023』に出展します。当日は、プロジェクトの情報を初解禁し、最新情報やセミナー案内をいち早く手にすることができる「加盟候補パートナー企業」を募集します。
【リフォーム産業フェア 2023】(入場無料・事前登録制)
場所:東京ビッグサイト西3・4ホール
日付:2023年7月19日(水)・20日(木)
時間:AM10:00~PM5:00
参考:ケイアイスター不動産グループの 3 社がリフォーム産業フェア 2023 に出展(2023.07.11)
https://ki-group.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/2023.07.11_reform_sangyo_fair.pdf
今後について
快適な住まいだけでなく、建築商材としてのIKIの魅力がますます広がっていくよう、引き続きアプリやリモート接客などITを活かした販売ノウハウの向上を目指します。住宅購入をご検討されている方に様々な体験を提供し、IKIの素晴らしさをより広くご提案できるように邁進いたします。
■ 規格型平屋注文住宅「IKI」とは
「シンプルでコンパクトな暮らし」をデザインの基軸に、構造上の安全性を確保、規格型を採用したことでわかりやすく、住まう人のスタイルにフィットする間取りプランを揃えました。すべてのプランで16帖以上のゆとりあるリビングがあり、お子様の勉強やリモートワークにも役立つスタディーカウンターを標準設置しています。また、あらゆる方位に適応する各方位の玄関ユニット(6帖)により住宅の外枠を変えること無く、間取りブロックの配置換えのみで自在に間取りを変更できます。
一般的に平屋は二階建て住宅と比較すると坪単価が割高で高額というイメージがありますが、IKIの平屋は、シンプル+スマート+効率的+ローコストによる無駄を省いた商品で、建物本体価格は、17坪(約57.9㎡)816万円(税抜)~となります。商品名の「IKI」には、多様化、個性化する現代人が住まいに求めるものも多様化する中、かつて平屋が中心となっていた江戸時代に生まれた日本の生活美意識「粋」から、思いきり自分らしく、粋に暮らして欲しいという想いを込めました。IKIは一般社団法人全国住宅産業協会が主催する「第11回優良事業表彰」の企画・開発部門において、最高賞となる「特別賞」を受賞いたしました。
規格型平屋注文住宅IKIサイト:https://hiraya.ai/
■ IKI(イキ)株式会社とは
東証プライム上場のケイアイスター不動産のグループ会社。規格型平屋注文住宅にこだわり、17坪~27坪のプランを販売。ITをフル活用した無人内覧システムやロボット接客など、新たな取り組みを提案し、平屋販売シェア日本一を目指す企業です。業界唯一の平屋専門店(※1、2、3)。
【会社概要】
社 名 IKI株式会社
代 表 代表取締役 木呂場 岳
所在地 〒370-0851 群馬県高崎市上中居町1619-2
資本金 1,000万円
設 立 2020年11月27日
U R L https://www.casa-robo.ai/
事業内容 住宅建築請負、IoTを活用したスマートホームの企画・設計、住宅のVR/非接触内覧
システムの企画・運用
■ Casa robotics(カーザ・ロボティクス)株式会社とは
非接触型営業やVRでの内覧、インターネットやアプリなど新たな技術を活用した接客とマーケティングに力を入れるため、2020年11月に設立。様々なテクノロジーの活用によって店舗の運営コストを低減し、高品質·低価格な規格型注文住宅の提供を目指します。さらに、IoT、スマートロック、スマートシーリングライトなどの導入で、快適に過ごせる環境を提供しております。
【会社概要】
社 名 Casa robotics株式会社
代 表 代表取締役 細谷 竜一
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目11番1号 アイオス五反田駅前503号
資本金 3,500万円
設 立 2020年11月27日
U R L https://www.casa-robo.jp/
事業内容 住宅建築請負、IoTを活用したスマートホームの企画・設計、住宅のVR/非接触型内覧
システムの企画・運用、注文住宅検討アプリの企画・開発
■ ケイアイスター不動産株式会社とは
「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をビジョンに掲げ、『高品質だけど低価格なデザイン住宅』を提供しています。仕入れから販売までを一気通貫で行うリアル×テクノロジーの基盤である「KEIAIプラットフォーム」を構築。テクノロジーの積極的な導入とコンパクト戸建住宅による独自のビジネスモデルによって、国内分譲住宅市場シェアの拡大を図ります。今後も不動産業界のDXを牽引するリーディングカンパニーとして、価値ある分譲住宅を提供していきます。
事業エリアは、首都圏を中心に全国各地で戸建分譲事業を展開。年間7,176棟(土地含む)を販売(※)しています。2023年3月期の売上高は2,418億円(※)。一般社団法人日本木造分譲住宅協会の立上げに参加し、国産木材の利用を促進するなどESGにも力を入れています。(※グループ連結数値)
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証プライム市場)
代 表 代表取締役 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 4,815百万円(2023.2.28現在)
設 立 1990年11月
従業員数 2,463名(連結/2023.4.1現在)
U R L https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか
【リリースPDF】
https://ki-group.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/2023.07.12_IKI_jisseki.pdf
【報道関係者からのお問合せ先】※6/26付けで部署名が変更となりました
ケイアイスター不動産株式会社 広報・IR室 広報課
TEL:03-6259-1750 FAX:03-6551-2567 E-mail:press@ki-group.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像