スリランカのNGO、NPOで続々導入。海外向けデジタル算数教材「Surala Ninja!」
深刻な教育機会の損失をデジタル教材でサポート
AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦)の海外向け算数ICT教材「Surala Ninja!」が、スリランカで子どもたちの支援活動を行う国際的なNGO ChildFund Sri Lanka、NPO Humedica International Lankaの運営する子ども支援センターへ2023年1月より順次導入されています。第一段階として、それぞれが運営する支援センターにて2月末までに約250名の子どもたちが学習を開始しました。
スリランカの深刻な学習機会損失を「Surala Ninja!」で解決の一助に
海外での実績が認められ、NGO、NOP合わせて6施設で順次導入開始
スリランカの子どもたちは、新型コロナとその後の経済危機の影響による大規模な計画停電などにより、長期間に渡り度々休校が続き、深刻な学習機会の損失を受け続けています。またその損失は地方に行くほど甚大なものとなっています。
すららネットは、スリランカにおいては2014年から2年間実施したJICAプロジェクトを通じてICT教材「Surala Ninja!」による算数能力向上の実証事業に始まり、学習塾や私立学校を中心に教育活動を行ってきました。新型コロナの感染拡大以降、休校が続くスリランカの活動が思うように進まない中、2020年から始まった国際NGOスリランカ支部SOS Children’s Villages Sri Lankaとの活動をきっかけに、今回の取り組みに至りました。
NGO ChildFund Sri Lankaとは、Colombo(コロンボ)、 Kataragama(カタラガマ)、 Siyambalanduwa(スィヤバランドゥワ)の3か所のセンターで、NPO法人Humedica International LankaはMattakkuliya(マッタクリヤ)、 Hatton(ハットン)、 Matara(マータラ)の3か所で「Surala Ninja!」を順次導入していきます。
スリランカにおいては、NGO、NPOと共に取り組むことで、すららネットの事業そのもので社会課題解決に貢献していきます。
ICT教材の提供だけじゃない
現地のスタッフの指導・研修で質の高い学習機会の提供を
すららネットの海外事業推進室では、海外向け算数ICT教材「Surala Ninja!」の導入にあたり、より学習効果を高めるための教員への運用指導・研修にも注力しています。
そのためNGO、NPOのセンター運営スタッフに対しても、すららネットと現地のサポートスタッフが連携し、「Surala Ninja!」で学ぶ子どもたちの学習進捗を管理するための教員向け学習管理画面の見方や、授業運営のオペレーション、学習意欲を高めるための子どもたちへの声がけのタイミングや内容を指導するなど、質の高い学習機会の提供を目指しています。
他国でも教育機関や団体との取り組みで、さらなる海外事業の拡大を目指す
「Surala Ninja!」は、海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を中心とした算数を楽しく学べるデジタル教材です。デバイスとインターネットがあれば、個々のIDを利用して自分のペースで学習できるとともに、指導者は学習管理システムを通じて一人ひとりの学習の進捗や理解度を把握し、個別最適化された学習を実現します。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、フィリピンやインド、エジプトなどで活用されている英語版があります。
今回の導入を機に、さらにスリランカ国内での導入を広めるとともに、この実績を活かしてインドネシアやフィリピンでも現地の教育機関やNGO、NPOなどと組むことで、一層の事業拡大を目指していきます。
■NPO Humedica International Lanka https://www.childfund.org/sri-lanka/
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