「第14回環境マネジメント全国学生大会」をオンライン開催。全国7大学から30人の学生が参加

千葉大学環境ISO学生委員会は、2020年9月9日にオンラインにて「第14回環境マネジメント全国学生大会」を開催しました。全国7大学から9つの学生団体が参加し、30名の学生が活動の発表や意見交換などを行いました。

 

「環境マネジメント全国学生大会」では、環境マネジメントシステムの運用や学内外においてさまざまな環境活動に取り組む全国の大学生が集い、互いの活動報告や分科会での意見・情報交換を行います。大学間の垣根を越えた交流により、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けてそれぞれの学生団体の活動を促進させるともに、各団体が新たな活動の可能性を創造し、互いの価値観を共有して今後の活動の幅を広げることを目的としています。

毎年各大学の学生団体が持ち回りで主催しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催が危ぶまれましたが、千葉大学環境ISO学生委員会がオンラインでの開催を提案し実行されました。

集合写真（一部）

 

 

• 第14回環境マネジメント全国学生大会の概要

【日程】2020年9月9日（水）9:30～14:30

【方法】オンライン（Microsoft365　Teams）

【参加団体（五十音順）】全国7大学、9団体、学生30名、教員3名

 

・岩手大学環境マネジメント学生委員会
・学生団体おりがみ環境チーム
・岐阜大学環境サークル
・公立鳥取環境大学学生EMS委員会
・信州大学工学部環境学生委員会
・信州大学農学部環境学生委員会
・千葉大学環境ISO学生委員会
・中部大学ESDエコマネーチーム
・琉球大学エコロジカル・キャンパス学生委員会

【内容】

活動発表の様子、質疑はチャットを使って行われた

●各団体の活動紹介

パワーポイント資料を共有しながら、各団体が例年の活動や今年の活動を発表し、活発な質疑応答も行われました。コロナ禍の中でも各団体とも試行錯誤しながら様々な活動を展開しており、参加者は他の団体の発表に刺激を受けることができました。

●分科会
「持続可能な開発目標（SDGs)／持続可能な社会についてできることを考えよう」、「オンラインでのコミュニケーションについて考えよう」、「環境にやさしい自宅での過ごし方について考えよう」の３つのテーマに分かれて議論をしました。廃棄物問題やエネルギー問題、オンラインコミュニケーションにおけるメリット・デメリット、日常生活におけるゴミ問題やエアコンの使用などについて、それぞれの分科会で積極的に意見を出し合い、多様な考え方を共有する実りのある時間となりました。

【環境マネジメント全国学生協議会総会も同日開催】
環境マネジメント全国学生協議会は、環境マネジメントの運用や環境活動に携わる日本の学生団体の間の交流を継続するとともに、海外の大学・学生団体との交流を促進するため、国内における学生団体の連携組織として2019年9月10日に設立されました。千葉大学環境ISO学生委員会が事務局を務めます。本大会のオープニングでは第２回総会が行われました。
・協議会webサイト　http://jsemn.org/
・発足時のプレスリリース　https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000015177.html

【主催者コメント】磯野啄己さん（千葉大学法政経学部3年）

「このコロナ禍であらゆる活動が制限され、一時はこの全国大会も開催が危ぶまれました。しかし、この情報社会の技術をうまく利用して交流することで、14回目となる大会のネットワークを維持し、各々の活動を刺激することもできると考え、オンライン開催を決めました。初のオンライン開催で、通信環境の問題や会話のしづらさに課題が残りましたが、多くの方の協力で非常に実りのある時間にすることができました。本大会で得られた知識や経験を各大学で今回参加できなかったメンバーに伝えてほしいと思います。また、今回はオンライン上で開いたことで、メールやSNSにはない、時間を共有して声で伝達する「対話」の重要さにも気づくことができました。」

【過去の環境マネジメント全国学生大会について】
第12回大会
https://mainichi.jp/univ/articles/20180925/org/00m/100/018000c
第13回大会
https://mainichi.jp/univ/articles/20190926/org/00m/100/007000c

 

• 本件に関するお問い合わせ

環境マネジメント全国学生協議会事務局
（千葉大学環境ISO学生委員会）
メール　info（アットマーク）jsemn.org