「第2回 LINEマンガ & AMGチーム対抗!声優発掘アフレコオーディション」リーダー声優・河西健吾さんと赤羽根健治さん参加のイベントレポート公開

LINE Digital Frontier株式会社

LINE Digital Frontier株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋将峰) は、当社が運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」https://manga.line.me/ と、エンタメ業界のプロを育成するアミューズメントメディア総合学院(東京都渋谷区、理事長:吉田 東吾、以下AMG)とのコラボレーション企画「第2回 LINEマンガ & AMGチーム対抗!声優発掘アフレコオーディション」を記念したイベントの様子をレポートとしてお知らせします。

■第2回 LINEマンガ & AMG チーム対抗!声優発掘アフレコオーディション:

https://manga.line.me/lp/event/amglm_webtoonaudition2025

LINEマンガとアミューズメントメディア総合学院(AMG)は、クリエイターの機会創出を目的に「第2回 LINEマンガ & AMG チーム対抗!声優発掘アフレコオーディション」を開催中です。

本企画は「LINEマンガ」のwebtoon作品『コードネーム:バッドロー』(ストーリー:金正賢、作画:Lim lina)を題材に、声優を目指すAMG在籍の学生限定で行われるオーディション。

参加者は、AMG卒業生でもあるリーダー声優の河西健吾さん、または赤羽根健治さんのチームに所属し、課題である「早口言葉動画」「アフレコ動画」「意気込み動画」の3本をTikTokに投稿。その内容や“いいね”などの反応も含めて総合的に審査し、「グランプリ」「LINEマンガ賞」「特別賞」が決定されます。

受賞者特典は、グランプリ=「30万円&広告動画出演権」(2名)、LINEマンガ賞=「10万円&広告動画出演権」(2名)、特別賞=「5万円」(4名)となっています。

また、本オーディションの一環としてAMG入学を検討する人を対象にした動画収録見学イベントを9月27日(土)に実施。当日は、河西健吾さんと赤羽根健治さんが課題である「早口言葉動画」「アフレコ動画」に挑戦。さらに、AMG在校生も両氏の前でアフレコに挑み、直接アドバイスを受けるという夢のような機会となりました。

イベントの様子は後日、AMGのYouTubeチャンネル「声優エンタメチャンネル」にて公開予定です。


●「『コードネーム:バッドロー』にまつわる早口言葉」

ブース内には河西さん、赤羽根さん、そして司会進行の小田敏充さんの姿が。外では見学者たちが固唾を呑んで見守ります。最初の企画は『コードネーム:バッドロー』に関連した早口言葉。挑戦前、河西さんは「こうした企画に参加するのは初めてなので、楽しみながら和気あいあいとやっていけたらと思います」とコメント。

一方、赤羽根さんは「僕も楽しみたいです。でもリーダーとして戦う以上は勝ちたい! 先輩である河西さんは平和的でしたけど、僕は下剋上で勝利をつかみます!」と気合十分。

今回の挑戦は、実際のオーディション企画と同じく動画を見ながら行われる形式普段は台本を読みながら演技をするため、動画で流れる文字を見ながらセリフを言うのは珍しい状況。ふたりとも慣れない環境に苦戦の予感が漂います。

まず先攻としてチャレンジしたのは河西さん。危なげなくクリアして余裕の表情。対する赤羽根さんですが、初級編はスムーズにクリアしたものの、中級編で噛んでしまい、まさかのミスという結果に。本企画における緊張感が伝わってくる瞬間でした。

挑戦終了後、河西さんは自身の早口言葉に対して「甘く噛んでいるところもありつつ……」と前置きし、「マイク前に立つと、プレッシャーを感じますね」と振り返ります。赤羽根さんは「2つ目(中級編)をミスるところがリアルでしたね。現場でよくある『ここは噛まないだろう』というパターンの噛み方でした(笑)。意識しすぎるとよくないですね。みなさん、油断だけはしないでくださいね」とオーディション参加者へ呼びかけました。

●「プロの仕事の極意!バッドローから学ぶ声優三箇条」

『コードネーム:バッドロー』のシーンに合わせて、声優として身につけておきたい3つのポイントを語るという本コーナー。赤羽根さんは「チームワーク」「対応力」「自信」、河西さんは「自己分析」「継続力」「体作り」を挙げました。

●赤羽根健治さんの声優三箇条

・チームワーク

共演者との掛け合いや、舞台でのコミュニケーションです。現場でチームワークがあると、アフレコの際に想定以上のセリフが生まれることがあります。

・対応力

演技プランを事前に決めすぎず、柔軟に対応することが大切です。作品はひとりで作るものではないので、自分の考えが正解とは限りません。音響監督から演技に関する指示を受けることも多いため、一つのセリフに対して複数の引き出しを持っておくと良いですね。

・自信
自覚しにくい点ですが、弱気になると何事もうまくいきません。「自分はできる!」と思うことが大切です。現場でも自信のある人に仕事を任せる傾向があります。ただ、行きすぎると調子に乗っているように見えるので、その加減が難しいですね。

●河西健吾さんの声優三箇条

・自己分析

自分の得意分野を見つけることが近道です。多くのことができるに越したことはありませんが、オーディションで受かる人を見ると「この役はこの人に任せたほうがいい」と思わせる要素を持っています。武器になるものを探すと良いですね。僕の武器のひとつとしては「関西弁」があります。

・継続力

見つけた個性を継続的に磨き、より質を高めることが大事です。また、口や喉の筋肉は衰えるので、常に声を出す習慣を持つのも重要です。さらに、自分の発信が仕事につながることもあります。「◯◯が好き」と言い続けるのも良いと思います。

・体作り

声優は体が資本なので、風邪は引けません。僕は筋トレをしていますが、鍛えたらケアも必要だと実感しています。喉も同じで、声をたくさん出して違和感を覚えたら、自身と喉に相性の良い食品を摂取したり病院に行ったりして早めにケアすることが大切です。

●「どっちが強い?アフレコバトル」
最後のコーナーでは、河西さんと赤羽根さんが本オーディションの課題でもある「アフレコ動画」に挑戦。その後、AMG在籍の学生たちが実際にチャレンジするという流れになりました。

まずは河西さんがタダイ役に挑戦。飄々とした雰囲気を見せつつ、最後にはきっちりと決めるギャップのある演技を披露しました。また、「兄弟」と呼ぶセリフはアドリブで「ブラザー」に変更したそうです。演じ終えた河西さんは「キャラクターの振れ幅があって楽しい役でした。ブラザーと呼んだのが正解かは別として、タダイなら言いそうだと思いました」と語りました。

続いて赤羽根さんが主人公・バッドローを演じます。バッドローは、年老いた伝説の"キラー"が全財産を奪われ殺されるものの、若かりし姿で復活するというキャラクター。若い肉体と成熟した精神を併せ持つ難役ですが、赤羽根さんは見事に演じきり「感情の起伏が見えにくく難しいキャラクターでした。テンションは低めですが、その中でどう表現するか、自分なりの演技プランを持っていないと難しいですね」と振り返りました。

そして、学生の挑戦に入る前に、ふたりが「強キャラを演じるコツ」を解説。河西さんはタダイについて「自信しかないキャラクターです。あえてピエロを演じている部分もあると思います。それがあるから後の格好良さが引き立つ。誇張して遊んでみてもいい」と説明。赤羽根さんは「無理に声を張らず、大胆にボソッと喋ってみました。圧をかけずにコンパクトに表現すると“効く”なと」と自身の演技を振り返りました。


そして、いよいよAMG在学生がタダイ役のアフレコに挑戦。

・河西さんからのアドバイス

一瞬緊張しているように見えましたが、シーンを重ねるにつれて考えていたものをマイク前に出せていました。「兄弟」をブラザーと呼んだのも重要なポイントです。僕の演技を取り入れたと思いますが、先輩が直前にやったことを真似するのは大切ですし、その場で実行する度胸も大事ですね。

・赤羽根さんからのアドバイス

ブラザーを真似したのはすごいと思いました。意外とできそうでできないことですし、本人が目の前にいる状況ではなおさらです。これからもどんどん真似してください。繰り返すうちに自分のものになっていきます。ニュアンスは変化していくので積極的に取り入れてほしいです。銃口を口に入れて喋るシーンも、河西さんがやっていたように真似してみるのもいいと思います。


続いて、AMG在学生によるバッドロー役のアフレコ挑戦です。

・赤羽根さんからのアドバイス

ほとんど指摘することがないくらい役にハマっていました。体格や声質も合っていると思います。僕は「脅しはこうやるものだ」のシーンでは口に物を咥えずに演じました。決めシーンなのでやらない選択をしましたが、咥えながら挑戦してみるのもありですね。バッドローはセリフが同じニュアンスになりやすいので、引き出しを多く持つことでさらに魅力的になると思います。

・河西さんからのアドバイス

補足すると、バッドローの中身は年配なので、相手に「若いけど何か違和感がある」と思わせると良いです。実年齢を意識しながら演じると、深みが出るかもしれませんね。

素晴らしい演技を見せてくれたバッドロー役とタダイ役の学生さんたち。河西さんと赤羽根さんに直接アドバイスを受けるというのも、非常に貴重な経験になったと思います。さて「どっちが強い?アフレコバトル」の結果ですが、公開収録形式ということもあり、見学者の挙手で決定。しかし両者とも「強キャラ感」にあふれていたため、結果は引き分けとなりました。最後に、ふたりからオーディションに挑む学生へのエールが送られました。

・河西さん
オーディションは何度も続けるものですし、基本的には落ちるものです。悔しさを引きずるとポテンシャルが発揮できません。外れた宝くじのような感覚で受け止めるほうが精神的に楽だと思います。これから声優を目指すみなさんは、その気持ちを持っていてください。

・赤羽根さん
オーディションは受かりたい気持ちが強いでしょうが、本当に落ちることの方が多いです。その役に合う人が集まるので激戦区になるんです。僕は実力で受かったと思わず、運が良かったと考えるようにしています。かつて先輩から「今回落ちても、次に出会う役がある」と言われました。深く考えすぎず、思い切って演じてください。チャレンジ精神があれば、その役が決まらなくても「別の役が合うかも」となることもあります。

動画収録イベントはここで終了。今回バッドロー役、タダイ役としてアフレコに参加した2名と、アフレコを見学していたAMG在学中の学生1名、計3名に本日の感想を伺いました。

・バッドロー役に挑戦した学生

バッドローは感情の起伏を表現するのが難しいキャラクターなので、挑戦動画を上げるときにはもっと突き詰めていきたいです。口にものを咥えながら演じるというアドバイスもいただいたので、そうしたリアリティのある表現を勉強していきたいと思います。

・タダイ役に挑戦した学生

タダイはバッドローとは対照的に取っかかりやすい役だと感じました。見学者の前で演技を披露するのも良い経験になりましたね。「兄弟」のセリフは、事前に河西さんが「ブラザー」と呼んでいたので、その場で変更しました。

・見学していた学生

最初に河西さん、赤羽根さんの演技から始まったので、「(学生の)ふたりとも大丈夫かな……」と思いながら見ていました。でも実際はしっかり決めていて、さすがだなと感じました。河西さん、赤羽根さんからお褒めの言葉をいただいたのを見て、正直羨ましい気持ちもありました。私もふたりからのアドバイスを参考にして、女性役として課題動画を作っていきたいと思います。

■河西健吾さん・赤羽根健治さん インタビュー

――本日はお疲れ様でした。生徒の前で演技をしてアドバイスをするという、珍しい機会でしたね。

赤羽根 現場での仕事について話すことはあまりないので、少しでも参考になればと思います。ただ、教えるというのは難しいですね。学んだことはオーディションや現場に直結するので責任が重いです(笑)。でも、人に教えることは自分のプラスにもなりますね。

河西 自分の演技に対する考えを言語化する機会はなかなかないので、良い経験になりました。学生の中には若い方もいれば、社会経験を積んで入学された方もいるので、幅広い年齢層に何を伝えるべきかを考えさせられます。

――AMG在籍時代で印象に残っていることはありますか。

赤羽根 僕は声優業界をほとんど知らないままAMGへ入ったので、どのレッスンも新鮮でした。マイク前の仕事だけじゃないんだな、と実感しましたね。

河西 ダンスやラジオといった仕事も学びました。

赤羽根 AMGで特に印象に残っているレッスンは「感情メソッド」です。感情を解放するために、ハンカチ落としや氷鬼のような、子どものころに遊んだことを実際にやるんですよ。

――おふたりが考える、AMGならではの強みは何でしょう。

河西 AMGは在籍中に現場へ出られるインターンシップ制度が特色ですね。在籍当時、お芝居の先生がやられている劇団に出演させていただいたんです。2ヶ月ほど稽古に通い本番を演じましたけど、とても良い経験でした。学校で基礎を学びつつ現場にも立ち、イレギュラーな事柄にどう対応するのか、多くのことを吸収できると思います。

赤羽根 「現場は怖いところなんだ」と早めに教えていただけるのもありがたいです。たとえば、マイク前で台本をめくるとペーパーノイズが出やすいので、その対処を考えるとか。あとは飲み会にもよく連れて行っていただいて、新人がどう立ち回るのが良いかを教わりました。

――今回はAMG入学を検討する見学者も多く来ていました。おふたりのアフレコを見て、入学を決めた方もいるかもしれませんね。

赤羽根 養成所や専門学校を選ぶのは人生の大きな決断のひとつです。正直に言うと「絶対にこの事務所に入りたい」という方は、その事務所直属の養成所に行くべきです。でも「どこの事務所でもいいからプロになりたい」という方には、AMGが合うと思います。最終的に複数の事務所のオーディションを受けられるのは、専門学校の強みですから。

河西 入学後の話になりますが、どうしても夢と現実の差は出てきます。そのときに「ちょっと思い描いていた世界と違うな」と感じたら、早めに方向転換するのも勇気だと思います。身近に相談できる人がいるなら、よく話して自分で選択してほしいですね。

――入学を決めた方にアドバイスを送るとしたら。

赤羽根 入学して続けていくなら、お芝居はもちろん、さまざまな経験をしてほしいです。たとえばアルバイトをたくさんやってみるとか。すべての経験がお芝居につながりますし、無駄にはなりません。それと、僕も苦労した部分ですが、人とのコミュニケーションを積極的に取る努力をしてほしいですね。この世界は、芝居が上手いだけで仕事をもらえるわけではないんです。「この人に任せたい」と思わせるのが大切です。コミュニケーション力があれば、業界に入ったときに動きやすいかも。

河西 僕は「エンタメっていいな、楽しそうだな」と思ってこの世界に入りました。だから最初に感じた「好き」や「楽しそう」という気持ちを持ち続けてほしいです。その気持ちがあれば、苦しい時期や大変なことも乗り越えるきっかけになります。僕も大変な時期はありましたが、「好き」という気持ちは忘れませんでした。その心を大切に頑張ってほしいですね。

■第2回 LINEマンガ & AMGチーム対抗!声優発掘アフレコオーディション 概要

本企画は声優を目指すアミューズメントメディア総合学院(AMG)在籍の学生限定で行われるオーディションです。

学生は2人のリーダー声優どちらかのチームに所属。課題アフレコや早口言葉に挑戦し、動画をSNSで発信します。

受賞者には賞金やLINEマンガの広告動画出演権を贈呈。勝利チームにも特典があります。

詳細URL:https://manga.line.me/lp/event/amglm_webtoonaudition2025

■アミューズメントメディア総合学院(AMG)について

2年間でエンタテインメント業界の第一線で活躍できる‟即戦力”の育成を目的に、業界のプロの手で1994年に設立された本学院は、2024年で開校30周年を迎えました。

AMGの最大の特徴は、「制作現場こそ、最高の教育現場である。」という創立以来の教育理念を基に、「産学共同・現場実践教育」の実現のために一般に流通する商業コンテンツを制作するAMGグループの事業部で業界経験が積めること。

邦画制作、外国映画の吹替えスタジオ、ゲーム開発、小説・漫画の出版など、実際の制作現場に≪プロ≫として参加することで本物の【実力】を身につけ、就職やデビューへと導きます。

■2025年度入学生向けパンフレットお申し込みフォーム

https://www.school-go.info/dcpfmi/amgakuin/form.php?fno=1&fsno=1&openExternalBrowser=1&nsdqr=431&nsdsc=f344wn5&openExternalBrowser=1

<学院概要>

学校名:アミューズメントメディア総合学院

所在地:<本館>〒150-0011 東京都渋谷区東2-29-8

代表者:理事長 吉田 東吾/学院長 永森 裕二

創立:1994年

姉妹校:大阪アミューズメントメディア専門学校(大阪市淀川区西中島3-12-19)

学科 :CG学科、アニメーション学科、キャラクターデザイン学科、声優学科

URL:

<東京校> https://www.amgakuin.co.jp

<大阪校> https://www.amg.ac.jp

LINEマンガについて

LINEマンガについて

「LINEマンガ」は、スマートフォンやタブレットで気軽にマンガ作品が楽しめる電子コミックサービスです。グローバル全体で月間利用者数はおよそ1億5,000万人(2025年6月末時点)、同市場で圧倒的世界1位の規模を誇るプラットフォームサービスの連合体 "WEBTOON Worldwide Service"の一員として日本市場で展開しています。
2013年に国内でサービスを開始し、現在では国内マンガアプリ累計ダウンロード数で1位を記録するなど成長を続けています。また、本サービスではオリジナル作品や独占配信作品、先行配信作品を多数取り揃えており、幅広い支持を得ています。また、スマートデバイスでの閲覧に適した、上から下に読み進める縦スクロール形式でカラーのデジタルコミック"webtoon(ウェブトゥーン)"の作品にも力を入れています。
※国内マンガアプリ(App IQ:Books & Comics)累計ダウンロード数 (2014年1月~2025年8月) / iOS & Google Play合計 / 出典:Sensor Tower

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上場
未上場
資本金
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設立
2018年07月