デジタルガレージ、神奈川県とボランティア活動のデジタル証明書を発行VC技術で進学・就職にも活用可能な仕組みを検証

〜10月18日から神奈川県内の環境保護活動と連携し実証開始〜

株式会社デジタルガレージ

株式会社デジタルガレージ(以下、DG)は、神奈川県の環境保護ボランティアイベント「KANAGAWAクリーンアクション 2025」(主催:神奈川県、2025年10月18日より開催)において、ボランティア参加者に対してVC(Verifiable Credentials)*を活用したデジタル証明書を発行する実証事業を実施します。本事業は、ボランティア活動の実績を信頼性の高い形で提示することにより、参加者が進学や就職活動などで活用できる仕組みを構築し、ボランティア活動の価値向上を目指します。

■背景

ボランティア活動の経験は、学生や若者にとって自己成長や社会貢献の証となります。ボランティア活動を進学や就職活動の自己アピールに活用する学生も多く、「学生時代に力を入れたこと(いわゆるガクチカ)」として取り上げられることが増えています。しかし、従来のボランティア証明書は実施団体ごとに発行されており、統一規格や第三者的な評価基準の導入、デジタル化といった、活動実績を客観的に示す仕組みが十分ではありませんでした。そこで本事業では、NPO法人JAPANボランティア協会を第三者発行機関として、情報の信頼性を担保できるVCを活用したボランティア証明書を発行します。参加者が進学や就職活動の場で活動実績を提示でき、NPO・ボランティア団体、大学、企業などが共通して活用できる仕組みを検証します。

■実証事業の概要

「KANAGAWAクリーンアクション 2025」に参加した実績を、デジタル証明書として参加者に配布します。証明書の発行においては、デジタル証明書を基点とした事業を展開する株式会社DOUのサービス「キャリアパスポート」を基盤とし、VCを活用したプラットフォームを構築します。参加者はプラットフォーム上で申し込みや活動記録を入力し、主催団体が登録した活動情報と照合されることで、信頼性の高い証明書が発行されます。

「KANAGAWAクリーンアクション 2025」の詳細はイベントページをご確認ください。

■今後の展望

本事業で得られた知見をもとに、自治体やNPO・ボランティア団体、大学、企業など連携先の拡大を目指すとともに、より多くの若者や地域の住民が社会活動に参加しやすくなる仕組みの検討を進めていきます。DGは今後も、最新テクノロジーを活用したサービスの開発・提供を通じて次世代を担う“アーキテクチャ”の創造と実装を行い、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

* VC(Verifiable Credentials)とは、資格や能力等を証明するデジタル上で検証可能な個人情報のこと。国際技術標準化団体のW3Cによって標準化されている。

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会社概要

株式会社デジタルガレージ

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URL
https://www.garage.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
電話番号
03-6367-1111
代表者名
林郁
上場
東証プライム
資本金
75億9100万円
設立
1995年08月