バリューデザイン、タイのCRMロイヤリティサービス最大手Buzzebeesとパートナーシップを締結

CRMとプリペイドの融合で顧客体験を創出する「CRM PLUS X」を共同開発

ペイクラウドホールディングス株式会社

2025年9月29日 09時00分

ペイクラウドホールディングス株式会社（東証グロース：4015）の傘下でキャッシュレスサービス事業を展開する株式会社バリューデザイン（本社：東京都中央区、代表取締役社長：林　秀治、以下「バリューデザイン」）の海外子会社の１社である、Valuedesign（Thailand）Co.,Ltd.（本社：タイバンコク）は、CRMサービス最大手のBuzzebees Public Company Limited（以下、Buzzebees）とパートナーシップを締結、新たなCRMソリューション「CRM PLUS X」を共同開発し、販売を開始することをお知らせします。

本ソリューションは、月間1,000万件超のリワード利用実績を誇るBuzzebeesが展開する高度なCRMシステムに、バリューデザインのプリペイド機能を融合させることで、顧客体験を一層進化させるものです。利便性と機能性を高めたCRMを実現します。

タイにおけるモバイル端末の普及率は90％※を超えていると言われており、消費者のモバイル化が進んでいます。一方で、企業側においてはモバイル端末を活用した効率的かつ消費者にとってメリットのあるリテンション施策の実施が成長機会となっています。こうした市場背景を踏まえ、両社は、Buzzebeesの持つCRMシステムの高度な顧客データ分析力と、バリューデザインの効率的なプリペイドシステムを融合することで、企業のキャッシュフローを強化しつつ顧客基盤を拡大する次世代型のソリューションとして「CRM PLUS X」を開発しました。

※参照：Digital 2025:Thailand DataReportal（https://datareportal.com/reports/digital-2025-thailand）

今後、Buzzebeesは既存および新規顧客企業に対して、より強固な消費者の集客と利用促進ツールとして、販売を強化していきます。また、バリューデザインは現在の主な顧客層である中小飲食店に加え、中堅～大型企業、さらに美容・スパなどの新しい市場に対し、消費者の利便性や機能性の高いCRMとして「CRM PLUS X」を訴求していきます。

■「CRM PLUS X」について

「CRM　PLUS X」は、店舗やブランドと消費者の関係強化を促す機能を備えています。

1. Value Card（バリューカード）

店舗やブランド独自のプリペイド機能。消費者の集客、利用促進を実現します。

2. Smart Target （スマートターゲット）

店舗やブランドがCRMシステムを使って顧客をセグメント化し、LINEで簡単に直接アプローチできる機能。

3. Member Level（メンバーレベル）

顧客ロイヤルティを高めるために設計された階層型のメンバーシップ制度。各レベルが固有かつ限定的な特典を提供します。

4. Smart Dashboard (スマートダッシュボード)

売上、アクティブユーザー、ブランド成長を明確に把握でき、各店舗単位まで詳細にトラッキングできる包括的なダッシュボード機能。

5. Friend Get Friend （フレンドゲットフレンド）

既存会員が友人を招待できる機能。紹介者と新規会員の双方に追加ポイントが付与され、顧客エンゲージメントを高めます。

6. Marketplace Integration（マーケットプレイス接続）

ECサイト（ShopeeやLazada※やTikTokなど）とCRMシステムをシームレスにつなぎ、商品購入時に顧客へポイントを自動付与する機能。

※タイを含む東南アジアで広く利用されている大手オンラインマーケットプレイス

■今後について

今回の協業は、両社が持つ強みを掛け合わせ、タイ企業のデジタルマーケティングと顧客ロイヤルティ向上を推進するものです。今後も店舗の集客や販促のためのキャッシュレスサービスの開発・提供、さまざまなパートナーとの連携により、店舗とお客様の良好な関係性の構築を支援してまいります。

■Buzzebeesについて（https://crm.buzzebees.com/）

BUZZEBEESは、2012年に設立されたテクノロジースタートアップで、現在ではCRMロイヤリティ分野およびデジタルエンゲージメントプラットフォーム分野におけるNo.1リーダーへと成長しています。現在では、国内外で事業を拡大し、グローバル企業から中小企業まで、顧客の包括的なCRMロイヤリティおよびデジタルエンゲージメントのニーズに応えています。ミッションである「CONNECTING THE WORLD（世界をつなぐ）」に沿って、あらゆる規模の企業をつなぎ、世界最大のデジタル・エコシステムの構築を目指しています。

■バリューデザインのタイでの取り組み

バリューデザインは、小売・飲食店など12万店舗以上に独自 Pay（店舗独自のハウス電子マネー）の発行が可能な「Value Card」を提供しています。日本をはじめ、インドやタイへサービスを展開しており、店舗の顧客層拡大やブランドリーチの拡大を支援しています。特にタイにおいては、「LINE」アプリ上に自社の運営に必要なCRM機能を紐づけられるLINEミニアプリを活用し、デジタル会員証の登録情報をもとにした顧客属性の管理、分析から、顧客に応じた販促アプローチが可能なモバイルサービスを提供しています。タイにおけるバリューデザインのサービス導入店舗数は2025年5月時点で約830店舗に拡大しています。

＜株式会社バリューデザイン会社概要＞

会社名：株式会社バリューデザイン（ペイクラウドホールディングス株式会社の100％子会社）

所在地：東京都中央区京橋3‐1-1 東京スクエアガーデン14階

URL：https://www.valuedesign.jp/

設立：2006年7月

代表者：代表取締役社長　林秀治

事業内容：キャッシュレス決済とマーケティングを組み合わせた以下の独自Payサービスを提供しています。

・クラウド型の独自ブランド電子マネー発行サービス「Value Card」

・独自Pay機能を搭載した店舗オリジナルアプリ「Value Wallet」

・主要なQRコード決済サービスへの接続に対応「Value Gateway」

・独自Payの導入効果を高めることに特化した、SaaS型のデジタルマーケティングツール「Value Insight」

・メールやSNS等を通じて簡単に送れる、デジタルギフトサービス「Value Gift」