“パンダバンブープロジェクト” ジャイアントパンダが食べ残した竹で、アオリイカの産卵床を製作 5月17日(火)に白浜の海底に設置し、効果を検証します
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、パンダバンブープロジェクト活動の一環として、和歌山南漁業協同組合協力のもと、白浜町と共同で、地元和歌山・白浜の自然豊かな海の継承を目的に、ジャイアントパンダが食べ残した竹の枝葉を有効活用したアオリイカの産卵床を製作し、白浜の海底へ設置いたします。地元のダイバーによると、近年は黒潮の蛇行によりサンゴや生物の減少が見られるほか、時期外れの生物が現れる現象が生じています。産卵床は5月17日(火)に白浜の漁港3か所に沈め、上手くアオリイカが産卵すれば、孵化シーズンの終了する8月頃までモニタリングを実施し効果を検証します。
〈ポイント〉
①陸と海の環境課題解決に貢献
里山を荒廃させる竹を伐採しパンダの食事として与えておりその食べ残した竹の枝葉を活用し、アオリイカの産卵床を製作し生物の減少傾向が見られる海へ設置します
②アオリイカ産卵の定期的モニタリング他、この竹製産卵床がもつ魚介類の隠れ場としての機能、海藻類の着生について効果を図ります。
設置日時:2022年5月17日(火)午前11時00分~
※取材を希望される報道関係者の皆様は、10時にパーク内「PANDA LOVE」へご集合下さい
<設置場所>
(1)瀬戸漁港区域内
(2)湯崎漁港区域内
(3)伊古木漁港区域内
内容:竹製産卵床について
<設置基数>30基
<材料>※1基あたり 孟宗竹の枝葉(パンダの食べ残し)20本
コンクリートブロック、土嚢
<重量>※1基あたり 約50kg
アオリイカ産卵イメージ
【パンダバンブープロジェクトについて】
https://www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy02/
里山を荒廃させる竹を伐採し、ジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、これまで廃棄していたジャイアントパンダが食べない竹の幹の部分や食べ残した竹、糞を有効資源としてアップサイクルを推進するプロジェクトです。
【共催】
■白浜町
【協力】
■和歌山南漁業協同組合
■アクアマリン シラハマ、エルマール ダイビングスクール南紀白浜、ミスオーシャン ダイビングサービス
〇アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。
〇SDGsについて
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像