5月30日(火) AndTech「透明導電フィルム・材料の最新開発・成膜技術の動向とペロブスカイト太陽電池等の電極応用 ~高効率化に貢献する透明導電材料の活用と可能性~」Zoomセミナーを開講予定
マクセル(株) 水谷氏、ホシデン(株) 滝川氏、(国研)産業技術総合研究所 野本氏、名古屋大学 松尾氏にご講演をいただきます。
透明導電フィルム・材料の最新開発・成膜技術の動向とペロブスカイト太陽電池等の電極応用などを学べる講座です。
本講座は、2023年05月30日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ede244f-dd23-6390-b75e-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:透明導電フィルム・材料の最新開発・成膜技術の動向とペロブスカイト太陽電池等の電極応用
~太陽電池の高効率化に貢献する透明導電材料の活用と可能性とは~
開催日時:2023年05月30日(火) 10:30-16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ede244f-dd23-6390-b75e-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 透明導電材料の基礎と太陽電池電極への応用展開
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講師 マクセル株式会社 新事業統括本部 機能性材料イノベーション部 第1製品課 課長 水谷 拓雄 氏
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第2部 近赤外帯域で高透明な世界最高電子移動度の透明導電フィルムの開発と太陽電池への適用
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講師 国立研究開発法人産業技術総合研究所 製造技術研究部門 野本 淳一 氏
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第3部 ペロブスカイト/有機薄膜太陽電池の電極へのCNTの活用技術
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講師 名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 工学部 マテリアル工学科 教授 松尾 豊 氏
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第4部 ペロブスカイト太陽電池の開発・応用と透明電極
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講師 ホシデン株式会社 表示部品生産統括部 統括部長 滝川 満 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
各種透明導電膜の特徴、取り扱い方、アプリケーションへ適応する際のメリット、デメリットに関する基礎知識
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
講】 透明導電材料の基礎と太陽電池電極への応用展開
【講演主旨】
液晶ディスプレイの登場により、その電極に用いられる透明導電材料はクローズアップされるようになりました。その後タッチパネル、有機ELディスプレイなど製品、技術の進化と共に透明導電材料へ求められる特性、特徴も変わりつつあります。
本セミナーでは「透明導電材料って何?」「どんなところに使用されているの?」と言った基本的な解説から、コーティングにより透明導電材料を膜へ形成する「塗布型」透明導電膜について、使用できる導電材料の種類、プロセスや従来のスパッタ透明導電膜との違いなどについて説明致します。
また、後半は自社の開発事例から塗布型透明導電膜の課題や解決方法、太陽電池電極への適応可能性などについても具体的に紹介致します。
【講演のポイント】
透明導電膜を各種デバイスへ適用される際に必要となる各種透明導電材料の特徴、メリット、デメリットや製造プロセスの基礎知識を実例を交えた回折で習得頂くことができます
【プログラム】
1.透明導電材料(膜)の基礎
1.1.透明導電材料(膜)とは?
1.2.透明導電膜の用途(代表的なアプリケーション、使用事例)
1.3.透明導電膜の用途と表面抵抗
1.4.ITO(酸化インジウムスズ)について
1.5.従来の透明導電膜製造プロセス
2.透明導電材料開発の歴史と背景
2.1.~2000年まで
2.2.2000年以降
2.3.近年
3.塗布型透明導電膜の種類と特徴
3.1.ITO分散インク
3.2.ITO以外の金属酸化物
3.3.有機導電ポリマー
3.4.カーボン系材料
3.5.銀ナノワイヤ
3.6.各種透明導電膜の特性比較
5.PEDOT/PSSインクを用いた塗布型透明導電膜
5.1.インク製造、および製膜プロセス
5.2.透明電極への応用展開
5.3.プロセス、および特性上の課題と改善事例
4.ITO系塗布型透明導電膜
4.1.インク製造、および成膜プロセス
4.2.スパッタITO膜との特性比較
4.3.デバイスへの応用展開
6.塗布型透明導電材料の現状と将来、太陽電池への展開可能性
6.1.塗布型透明導電材料の現状
6.2.最近の研究・開発動向
6.3.太陽電池用電極への展開可能性
6.3.塗布型透明導電材料の将来
7.参考文献・著書紹介
【第2講】 近赤外帯域で高透明な世界最高電子移動度の透明導電フィルムの開発と太陽電池への適用
【講演主旨】
水素を適量添加した酸化インジウム系透明導電膜は、従来品と比べて高い電子移動度を実現できるため、電気伝導を劣化させることなく透明領域を近⾚外まで拡張することができる。そのため、近⾚外域まで分光感度を持つ太陽電池の窓電極として検討され、一部の太陽電池では、市場において採用されるまでに至っている。一方で、高温加熱により固相結晶化することで高移動度の特徴が発現することから、耐熱性の低いフレキシブル基材上への形成は困難であった。我々は解決策として、光反応を利用した光結晶成長技術を採用し、前人未到であったフレキシブル高移動度透明導電フィルムを実現した。本講演では、その開発経緯を紹介する。
【プログラム】
1. 研究背景と本研究の狙い
1-1 固相結晶化水素添加した酸化インジウム透明導電膜の特徴と課題
1-2 紫外線レーザー照射による光結晶化技術
2. 前駆体薄膜の形成条件の検討
2-1 形成技術の影響
2-2 前駆体薄膜と結晶化薄膜との構造および特性との関係
3. レーザー照射による前駆体薄膜の固相結晶化
3-1 光吸収、生成熱の観点から光照射に適した層構造設計
3-2 レーザー照射数と構造および特性との関係
【第3講】 ペロブスカイト/有機薄膜太陽電池の電極へのCNTの活用技術
【プログラム】
・カーボンナノチューブ薄膜透明電極の作製方法
・湿式プロセスと乾式プロセス
・上部電極と下部電極
・有機薄膜太陽電池とペロブスカイト太陽電池
・真空蒸着が可能なフラーレン誘導体を用いた電子輸送層
・タンデム型太陽電池を目指して
・カーボン系太陽電池を目指して
【第4講】 ペロブスカイト太陽電池の開発・応用と透明電極
【講演主旨】
カーボンニュートラルの切り札として、化石燃料から再生可能エネルギーへの代替が進んでいるが、本講座で紹介するペロブスカイト太陽電池は、既存のシリコン型太陽電池に比べ、鉱物資源に依らず、また低温プロセスで製造可能であるため、真に環境対策となりうる次世代型太陽電池の本命と言われ、各国で開発が進んでいる。
本講座では、その性能及び特徴付けから、単なる屋外型ソーラーパネルとしてだけでなく、IoT機器・センサー用の電源モジュールの可能性について、紹介する。
【講演のポイント】
当社はディスプレイ関連の事業に長く関わっており、その製造プロセスから用途まで関連するスキルに関し、熟知している。その中、ディスプレイとの親和性が高い太陽電池についても、長く研究開発してきており、有機系太陽電池での参入の機会を伺っていた。その中で一早くペロブスカイト太陽電池の将来的な可能性を見出し、事業参入を決め、マーケティング活動を実施するとともに、事業パートナーを調査し、オープンイノベーションを活用し、早期の事業化を目指している。その過程での、特徴づけは、客観性があり、分かりやすく、誰にでも理解できるよう、ペロブスカイト太陽電池について講演できると自負している。
【プログラム】
0.はじめに
1.太陽電池全般について
1-1 光電変換素子について
1-2 太陽電池の種類
1-3 ペロブスカイト太陽電池
2.ペロブスカイト太陽電池の特徴
2-1 ペロブスカイト構造
2-2 ペロブスカイト太陽電池の特徴
2-3 シリコン系太陽電池との比較
2-4 ペロブスカイト太陽電池の優位性と課題
3.ペロブスカイト太陽電池の透明電極
3-1 ペロブスカイト太陽電池の透明電極の要求・特性と成膜
3-2 ディスプレイ透明電極基材の活用
4.事業化について
4-1 ホシデンの概要
4-2 事業戦略
4-3 事業パートナーについて
5.ペロブスカイト太陽電池のIoT機器・センサーへの電源モジュールとしての応用
5-1 ペロブスカイト太陽電池の応用
5-2 電源モジュールの回路構造
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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