日程調整ツール『bookrun』が正式版を提供開始
日程調整の効率化で働き方を革新
『bookrun』は、「誰でも気軽に始めてビジネス成果につなげられる」日程調整ツールとなることを目指して、2023年4月にβ版の提供を開始し、大手企業や公的機関をはじめとした企業に導入いただきました。そしてこの度、月額0円、790円、990円の3つのプランを用意し、正式版の提供を開始いたします。
昨今、世界的にDX化が推進されていますが、ITツール自体の煩雑さやIT人材の不足などの問題から、業務効率化が進みにくい状況です。また、ビジネスにおいては、複数人と日程調整する機会が多い分、人的エラーも発生しやすく、労働時間を長期化する一因となっているともいえます。
その中で『bookrun』は、ITツールに慣れていない方でも直感的な操作で複数人での日程調整ができる他、当社が提供するフォーム作成管理サービス『formrun』とも連携ができるなど、幅広い職種における業務効率化に貢献します。
『bookrun』URL:https://b-book.run/home
開発背景
日本の労働者1人当たりの年間総実労働時間は緩やかに減少しているものの、週労働時間が49時間以上の日本人労働者の割合は18.3%(男性26.3%、女性8.3%)にも及んでいます(※1)。これは、アメリカやイギリス、フランス、ドイツといった先進国の中では韓国に続いて高い状況です。 月45時間の残業が続くと健康リスクが徐々に上がり、心身に大きな負担を与えることも厚生労働省の調査でわかっています。(※2)
そのため、SDGs8「働きがいも経済成長も」の実現に向けて、日本企業は労働時間削減に取り組まなければいけません。
当社では「事業成長と働きがいの両立」を目指して、生産性の向上を目指す取り組みを続けていますが、その一方で、『ferret One』(※3)や『ferret』(※4)の営業チームにて、顧客との日程調整にかかる工数が課題となっていました。
そこで『bookrun』は、日本の労働時間削減に向け、誰でも、スムーズに利用していただけるサービスを作り、多忙なビジネスマンにとって最小限の工数で日程調整を完了できる未来を推進していきます。
(※1)参考:厚生労働省令和2年版「過労死等防止対策白書」https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/20/dl/20-1.pdf
(※2)参考:厚生労働省2019年4月『時間外労働の上限規制わかりやすい解説』https://www.mhlw.go.jp/content/000463185.pdf
(※3)当社が提供する、BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決するサービス
(※4)当社が提供する、Webマーケティングメディア
機能の概要
『bookrun』では大きく以下の4つの機能を提供します。
<機能>
① 複数人の空き日程を考慮して、予約可能な時間帯を自動抽出
② Googleカレンダー・Microsoft 365等と連携し、調整可能な日程の抽出や予定の反映を自動で実施
③ Web会議URLの自動発行・送信や会議のリマインドメール自動送信
④ フォーム作成ツール『formrun』と連携し、フォーム回答と同時に日程調整が可能
<β版との違い>
2023年4月より提供している『bookrun』β版と正式版との違いは以下の通りです。
・会議形式を「オンライン会議」、「対面」の他に「電話」も選択できるようになりました。
・リマインドメールの送信時間を、指定した時間に設定できるようになりました。
・調整完了した予定の情報一覧を、CSVとExcelファイルにてデータ出力できるようになりました。
<料金プラン>(※5)
Freeプラン | Personal Proプラン | Teamプラン | |
価格(月額) | ¥0(税込)/1ユーザー | ¥790(税込)/1ユーザー | ¥990(税込)/1ユーザー |
チームの人数上限 | 1人 | 1人 | 1人~無制限 |
日程調整の回数上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
複数人での日程調整 | ✖ | ✖ | 〇 |
公開可能なブックボード数(※6) | 2つまで | 無制限 | 無制限 |
(※5)条件に応じて金額が変動します。
(※6)ブックボードとは、「日程調整相手(ゲスト)と日程調整を完結させるための画面」を指します。
<料金プランの独自性>
Teamプランで日程調整に関わらないユーザーは、料金のお支払い対象外となります。料金のお支払い対象外のユーザーも、ブックボードの編集やアカウントの管理を行うことが可能です。
Personal Proプランを契約しているユーザーは、Teamプランに参加する際、追加費用のお支払いは不要で複数のTeamプランに所属することができます。
対象顧客と活用例
下記の状況に課題を抱えている方にご活用いただいています。
用途 | 課題 | 活用例 |
商談予約 | 打ち合わせまでが決まるまで、何度もメールを送る作業が大変 | URLを送るだけで日程調整が完了 |
商談予約 | 商談候補の仮予定で日程が埋まってしまい、 他の案件の調整ができない | リアルタイムのスケジュールが反映されるため、仮押さえ不要 |
社内会議 | 忙しい人とのミーティングは、日程調整だけでも骨が折れる | 複数人のカレンダーの空き枠も一目瞭然なので、手間がかからない |
『bookrun』ご利用効果・顧客の声(※7)
『bookrun』を活用することで日程調整にかかる時間を99%抑えることができます。
また、『bookrun』の親しみのある利用しやすいデザインと頑丈なセキュリティが高く評価され、大手企業に加え、公的機関でもご利用いただいています。
・アポイントの獲得数が、以前より2,3割ほど増加しました。(経営支援サービスの運営会社/営業)
・短時間の間に候補日時をお渡しすることができるため、心理的負担は軽くなりました。(コンサルティング会社/代表取締役)
・30分(1,800秒)かかっていた日程調整作業が30秒となり、必要な工数が1/60になりました。(プラットフォーム運営会社/カスタマーサポート)
・ITツールに苦手意識がある社員にとっても簡単に操作できる点が、大きな魅力です。(建築会社/営業)
(※7)当社、顧客アンケート調べ(2023年)
今後の展開:週労働時間が49時間以上の日本人労働者の割合を世界水準に
昨今、リモート会議が増えたことで「1日あたりのミーティング量が増えた」という声を耳にすることが多くなりました。ミーティングの量が増えると意思決定のスピードが早まり、売上の上昇に繋がる一方、日程調整の数や会議に向けた準備量も比例して増えていきます。このような状態になると労働時間をさらに逼迫させる可能性も出てきます。
そこで、『bookrun』は、お客様の声に耳を傾け、多様なケースに合せた日程調整方法への対応や各機能の強化を行い、日本の労働時間削減に繋がる機能の開発をこれからも続けて行きたいと考えています。また、2024年2月までに利用者数1万人を目指し、多くのビジネスパーソンの業務効率化を支援していきます。
株式会社ベーシックについて
「問題解決の専門家集団として、情熱を妨げる世の中のあらゆる問題解決をやり抜き、多種多様な企業が強みに集中できる世界を創造する」をミッションに掲げ事業を展開するテクノロジーカンパニー。企業がWebマーケティングを推進する上で直面する"知識・環境・人"不足の問題を解決するため、BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決するサービス『ferret One』、フォーム作成管理ツール『formrun』、日程調整ツール『bookrun』、Webマーケティングメディア『ferret』の4つの事業を展開。
社名:株式会社ベーシック
代表者:代表取締役 秋山勝
所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町17-6 一番町MSビル2F
設立年月:2004年3月
事業内容:SaaS事業・メディア事業
URL:https://basicinc.jp/
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