決断力とチーム力を高める書籍『職場の断捨離』 「断捨離」の生みの親・やましたひでこが贈る、働く人のための新バイブル
年末年始の大掃除・連休シーズンにこそ、職場を振り返ろう
年末年始を迎えるこの時期、職場では書類整理やデスク周りの片づけといった「大掃除」が慣習となっています。
物理的な「モノ」の整理も非常に大事ですが、整理すべきは目に見えるモノだけではありません。煩雑な会議、曖昧なルール、停滞した意思決定――そうした“見えにくい滞り”が業務の妨げとなり、組織の風通しを悪くしています。
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])より発売中の書籍『職場の断捨離 空間から始める、意思決定の整流術』(著:やましたひでこ)は、こうした「職場の不要なもの」に切り込み、働き方そのものを軽やかに変えるメソッドを紹介する一冊です。
本書では、「断捨離」という概念の提唱者であるやましたひでこ氏が、単なるモノの整理ではなく、心の整理や意思決定の整流術としての断捨離をご紹介し、職場に応用する実践哲学書として「判断」「対話」「意思決定」の質を高める方法を解説。現場で実際にあった変化や事例を交えながら、誰でも取り組める“職場改革の第一歩”を提示しています。

■年末には“見えない散らかり”も大掃除
年末になると多くの企業が「書類整理」や「デスク周りの清掃」など、衛生環境の向上を目的に物理的な大掃除に取り組みます。しかし、オフィスをきれいに整えても、職場のパフォーマンスが向上しないケースは少なくありません。その理由は、物理的な環境改善だけでは対処できない、別の問題が存在するからです。実は、職場のパフォーマンスを落としているのは、「決まらない会議」「膨れ上がったルールや手続き」「なんとなく引きずっている人間関係」「増え続ける業務と情報」といった“見えない散らかり”です。
『職場の断捨離』では、こうした「心理的・構造的な散らかり」に目を向け、空間を整えることで、思考や関係性まで整理していく新しい視点を提供しています。
■断捨離とは
「断」--入ってくる不要なモノを断つ
「捨」--今ある不要なモノを捨てる
「離」--モノへの執着から離れる
日々の中で繰り返される小さな判断であり、意思決定の訓練です。
職場で起こりがちな「判断の保留」に変化を起こすためのきっかけは、実はとてもシンプルで「まず、自分から始める」こと。
一人が動き出すことで、職場全体の風通しがゆっくりと変わっていきます。
■本書の特徴
本書では、「基本の断捨離リテラシー」を伝えつつ、「経営」や「リーダーシップ」における断捨離の考え方も解説。
その中では、年間売上7,000万円アップ、経費1,000万円削減を成功させた事例も含めた、実際の企業のケースを紹介し、いかに「職場の断捨離」が行われていったかを丁寧に紐解きます。
職場において、チームの「行動を変えるきっかけ」が詰まっています。
年末年始は、“過去を手放し、未来を選び直す”働く人の心も職場の空間もリフレッシュする絶好のタイミングです。
「この業務、本当に必要?」
「このやり方、今も有効?」
「この空間に、どんな“意志”が通っている?」
こうした問いに向き合うことで、新年の働き方に変化をもたらすヒントを得ることができます。
■こんな方におすすめ
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来年こそ、自分や組織の“働き方”を変えたいと感じているマネジャー・経営者
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大掃除のタイミングで「何を捨てて、何を残すか」考えたい全ビジネスパーソン
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慣習や惰性から脱却し、柔軟なチームをつくりたい人事・経営企画担当者
■書籍概要
タイトル:『職場の断捨離 空間から始める、意思決定の整流術』
著 者:やました ひでこ
発売日:2025年11月4日(火)
価 格:1,760円(税込)
出版社:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
頁 数:264ページ
判 型:四六
I S B N:9784800593498
■目次
はじめに―だからこそ、職場の断捨離
第1章 職場に断捨離が必要な理由
1 空間が詰まると、思考が詰まる
2 職場の淀みは、判断の保留
3 空間が変われば、人が変わる
4 断捨離は自然に広がる
5 モノは思考の証
6 空間が変われば、関係性も変わる
第2章 断捨離経営とリーダーシップ
1 経営も足し算から引き算へ
2 書類の山は、過去への執着
3 5Sでは整わない
4 断捨離型リーダーシップとは
第3章 基本の断捨離リテラシー
1 俯瞰の構え
2 判断軸は「今」と「自分」
3 「不要・不適・不快」の視点
4 総量規制「7・5・1の法則」
5 3分類トレーニング
6 個人の断捨離と職場の断捨離の違い
第4章 ある自治体の実践:管理職発のチームの断捨離
1 過酷な職場の、残念なありさま
2 とにかく経験してもらい、徐々に広める
3 モノができたら、コトへと広げる
第5章 三森製作所の実践:トップダウンによる会社丸ごと断捨離
1 町工場が断捨離したかった理由
2 断捨離プロジェクト始動
3 捨てた先に見えたもの
第6章 断捨離リーダーが手放すべきもの
1 足し算思考の断捨離
2 モノができたら、ルールの断捨離
3 「枠」を緩めると、人が動き出す
4 引き算で、ごきげんな居場所づくり
5 職場の断捨離を持続させる3本柱
6 断捨離を「自然化」するには
7 リーダーこそ、最も多くを手放すおわりに
■著者プロフィール
やましたひでこ

「断捨離」提唱者。一般財団法人断捨離®代表
早稲田大学文学部卒。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常生活の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。断捨離は、人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、日本のみならず海外でも、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。
初著作『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計700万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において15言語以上に翻訳されている。近著に『引き出し1つから始める1日1か所 断捨離』(大和書房)、『オタクの断捨離 捨てられないオタクを救済!』(KADOKAWA)などがある。
■ご購入はこちらから
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4800593492
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18400445/
■日本能率協会マネジメントセンター<JMAM>
一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、設立。
学びのデザイン事業(人材育成支援・出版)、時間<とき>デザイン事業(NOLTY等の手帳)を柱としています。JMAMは「成長に、寄り添う。」をパーパスとして掲げ、一人ひとりの成長に寄り添い、ありたい姿へと導くパートナーとして伴走します。

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