集英社の公式WEBマガジン「MORE WEB」が、6つの大学とコラボして「やさしい日本語」の記事を作成。20代女性に人気の“おでかけ・こでかけ”情報を、外国人らに向けて配信。

株式会社集英社

株式会社集英社が刊行するファッション雑誌「MORE(モア)」編集部が運営する、公式WEBマガジン「MORE WEB(モア ウェブ)」(https://more.hpplus.jp/ ) は、日本全国の20代女性とともに日本各地を応援する「MORE JAPAN(モア ジャパン)」スペシャルコンテンツを配信中。2023年6月1日(木)より、一部の記事を「やさしい日本語」に書き換えて配信します。

「MORE JAPAN」とは、全国の読者とともに日本を盛り上げていこうという理念のもと、日本各地にまつわる情報を、20代女性(MORE主読者)のニーズに即してお届けする本誌・WEB連動型コンテンツです。編集部と読者ブロガーが発信した「おでかけ・こでかけ」情報をきっかけに、ユーザーが各地域の魅力に出会ったり、また、その記事を互いにシェアしたりすることが、日本全国活性化の一助となればと考えています。


この「MORE JAPAN」でお届けしているおでかけ情報の一部を、より多くの方に読んでいただくために、新たに6つの大学の協力のもと「やさしい日本語」で作成し、配信いたします。

元の記事イメージ(C)MORE WEB/集英社元の記事イメージ(C)MORE WEB/集英社


やさしい日本語バージョンの記事イメージ(C)MORE WEB/集英社やさしい日本語バージョンの記事イメージ(C)MORE WEB/集英社

  • 「MORE JAPAN」における「やさしい日本語」の取り組み

「やさしい日本語」とは、日本語が母語ではない外国人や、高齢者・障がいのある方などにも伝わりやすいよう、一文を短くする・文末を省略しない・やさしい文法や語彙に言い換えるなど、配慮された日本語です。「やさしい日本語」での情報は、NHKや一部の新聞メディア、自治体、訪日旅行者向けWEBメディアなどではすでに取り入れられていますが、若い女性向けのトレンド情報を扱う雑誌メディアでは、取り組みが進んでいないのが現状です。

そこで「MORE」は、「MORE JAPAN」で配信している中で特に人気のある記事を、記事の構成は崩さないまま「やさしい日本語」で再記事化する取り組みを進めました。新しいスポットや美味しいカフェ・レストランなど、「日々の生活を楽しむための情報」を、まずは東京都(およびその近郊)にエリアを限定して20本配信します。
それぞれの記事は、漢字の【ふりがななし】【ふりがなあり】の2バージョンを用意し、より読みやすい方を選んでいただくことができるようになっています。


「やさしい日本語」化にあたっては、下記の6つの大学の先生とメディア・日本語学・日本語教育学・国際交流・多文化共生などを専攻する学生の方々にご協力いただきました。

 

・甲南女子大学 文学部日本語日本文化学科 和田綾子 准教授

・実践女子大学短期大学部 日本語コミュニケーション学科 大塚みさ 教授

・白百合女子大学 文学部国語国文学科 武田加奈子 准教授

・聖心女子大学 現代教養学部日本語日本文学科 岩田一成 教授 

・明治大学 国際日本学部 山脇啓造 教授

・麗澤大学 国際学部 金孝卿 教授

                                  (大学名50音順)

 

また、九段日本文化研究所日本語学院の留学生の意見も反映し、読みやすさに注力しました。


  • 「MORE JAPAN」記事の「やさしい日本語」化の例

●元原稿のタイトル

東京で話題のドーナツ店5選! 神楽坂『ドーナツもり』や韓国式に注目


●「やさしい日本語」【ふりがななし】に変換したタイトル

ドーナツのお店を5つ紹介します!これらは東京で話題になっています。神楽坂の『ドーナツもり』や、韓国のドーナツにも注目します


  • 「MORE JAPAN]の「やさしい日本語」シリーズに関する編集部のコメント

■「MORE WEB」編集長 中田貴子(なかだたかこ)のコメント

<MOREの読者層にあたる20代女性たちは、社会貢献に関心を持っている人も多く、実際に行動に移している人も少なくありません。彼女たちは職場や地域で日本語を母語としない外国人らと接する機会もあるため、コミュニケーションツールとしても、すでに「やさしい日本語」のような言葉の必要性を感じていると思います。MORE読者には「自らの生き方を自分で選びたい」と考える人が多いため、多様な背景を持つ人たちとともに生きることつながる今回の取り組みは、多くの共感を得られるものと確信しております。>


■集英社 第9編集部 部長・「やさしい日本語」施策担当者 佐藤真穂(さとうまほ)のコメント

<自治体のWEBサイトや文書、病院での対応など、「やさしい日本語」の取り組みは様々なメディア、インフラで進んでいます。ですが、MORE世代(主読者層の20代女性)が日頃大量に触れている「楽しむための情報」は「やさしい日本語」ではほとんど発信されていません。今回の取り組みは、女性ファッション誌では初となります。今後もユーザーの反応をみながら全国の情報に広げていく予定です。今まで言葉が壁となって情報が届いていなかった方々にも、「MORE」が発信する情報をお楽しみいただけることを願っています。どうぞご注目ください。>


  •  URL

「やさしい日本語」シリーズURL:https://more.hpplus.jp/morejapan/series/nihongo/

「MORE JAPAN」URLhttps://more.hpplus.jp/morejapan/ 


  • ・媒体基本情報

■「MORE WEB」

「MORE」編集部が運営する、公式WEBマガジン。 20代の若い世代に向けたファッション・ビューティ・ライフスタイル・エンタメの情報を発信。「自分で選んで満足できる=幸せに生きる」ために役立つ記事づくりを行う。迷ったときに自分で上手に選ぶコツを、ファッションのアイテム選びや着こなし術や、美容の商品情報やヘアメイクのテクニック、旅に役立つ全国の注目スポットやグルメ情報、知って得する教養や小ネタ知識など、様々なジャンルで発信。:https://more.hpplus.jp/


■ 雑誌「MORE」
1977年に創刊した、働く20代女性を主読者層とするファッション誌。自分らしい選択肢を究めたい世代の読者に対し、「20代で出会えば⼀⽣役⽴つ」という視点で、ファッションや美容、ライフスタイル、推し活、SDGsなどの社会貢献など多ジャンルの情報を発信する。毎月28日発売・月刊・A4変型判。

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会社概要

株式会社集英社

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URL
http://www.shueisha.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
電話番号
-
代表者名
廣野眞一
上場
未上場
資本金
1億80万円
設立
1926年08月