『電子コミックサービス』利用実態┃「無料利用」が61.5% 半数以上は課金せず利用/「有料利用」は10代が6.2%の一方、50代は50.5%と最多~実際のサービス利用者1万人以上が回答~
課金きっかけ 1位は「試し読みで続きが気になったとき(74.8%)」/”好みの読み方”では、横読み派48.9%、WEBTOON派11.3%、こだわりなし31.3%
-TOPICS-
課金有無:「無料利用」が61.5% 半数以上は課金せず利用
「有料利用」は10代が6.2%の一方、50代は50.5%と最多
課金きっかけ:1位は「試し読みで続きが気になったとき(74.8%)」
利用頻度:「ほぼ毎日」が44.9%と最多
50代以上の半数が「ほぼ毎日」利用 年代があがるにつれて頻度高い傾向に
閲覧方法:「アプリ」でマンガを読む人が71.6%と最多
好みの読み方:横読み派48.9%、WEBTOON(縦読み)派11.3%、こだわりなし31.3%
\電子コミックサービスユーザー 1万人以上が回答~利用実態データ~/
実際に『電子コミックサービス』を利用した10,438人を対象に実施したアンケート調査の結果から、利用実態としてデータを公開いたします。
課金有無:「無料利用」が61.5% 半数以上は課金せず利用
「有料利用」は10代が6.2%の一方、50代は50.5%と最多
「電子コミックサービスの課金有無(単一回答)」について聴取したところ、無料で読んでいると回答したユーザーは61.5%と、半数以上が課金せずに無料で電子コミックサービスを利用していることがわかりました。一方で、有料で読んでいるユーザーは38.5%と、約4割近くが有料でマンガを読んでいました。
年代別でみたところ、10代・20代は無料でマンガを読む割合が高く、とくに「10代」は93.8%のユーザーが課金せずに電子コミックサービスを利用していました。
一方、30代以降では有料でマンガを読むユーザーが半数近くに達しています。なかでも「50代」の50.5%が有料でマンガを読んでおり、年代別の中で最も高い割合となりました。
以上から、10・20代は無料コンテンツを特に利用する傾向が高い一方、年代が上がるにつれて課金することに積極的であることが特徴として表れていました。
課金きっかけ:1位は「試し読みで続きが気になったとき(74.8%)」
「電子コミックサービスでマンガを読む際の課金するきっかけ(複数回答)」について聴取したところ、「試し読みで続きが気になったとき」が74.8%と最多でした。次に、「目当ての作品があったとき(52.1%)」、「キャンペーンやセールなどでお得に購入できたとき(26.8%)」とつづいています。
また、「紙だと置き場所に困るため、電子コミックサービスで保管したいとき」「作品を電子コミックサービスで何度も読みたいと思ったとき」といった、デジタルならではの利便性も上位に入りました。
続きが気になったマンガを購入しているユーザーが際立って多いことから、❝無料で試し読みができる❞といった電子コミックサービスの利点が、課金に特に繋がっていそうです。
利用頻度:「ほぼ毎日」が44.9%と最多
「電子コミックサービスでマンガを読んでいる頻度(単一回答)」について聴取したところ、「ほぼ毎日」が44.9%と最多でした。次に「週に2~3日」(23.2%)、「週に4~6日」(16.3%)、「週に1日」(15.6%)がつづいています。
50代以上の半数が「ほぼ毎日」利用 年代があがるにつれて頻度高い傾向に
年代別でみてみると、50代が51.0%、60代以上は50.6%と、50代以上の半数が「ほぼ毎日」電子コミックサービスを利用してマンガを読んでいることがわかりました。
一方、10代は39.6%、20代は41.6%と「ほぼ毎日」と回答した割合は比較的低く、年代があがるにつれて電子コミックサービスの利用頻度が高い傾向にあることがうかがえます。
「アプリ」でマンガを読む人が71.6%と最多
「電子コミックサービスの閲覧方法(単一回答)」について聴取したところ、「アプリ」が71.6%と最多でした。
対して、「Webブラウザ」は27.2%といった結果でした。
以上から、電子コミックサービスでマンガを読む際は「アプリ」が主流であることがうかがえます。
横読み派48.9%、WEBTOON(縦読み)派11.3%、こだわりなし31.3%
「電子コミックサービスを利用する際に、自分に合う読み方はどのような形式か(単一回答)」について聴取したところ、横読み派が48.9%と最多でした。
一方で、縦スクロールで読む形式のフルカラーデジタルコミックであるWEBTOON派は11.3%と、縦読みを好むユーザーも一定数いるようです。そのほか、読む形式に「こだわりはない」は31.3%、などとつづきました。
これらの結果から、「横読み派」は従来の紙コミックに近い読書体験を好む傾向である一方、「WEBTOON」を好むユーザーや、読み方にとくにこだわりはないユーザーもおり、横読み派が多数でありながらも、WEBTOONという新たな形式も少しずつ浸透していることがうかがえます。
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《調査概要》2023年 オリコン顧客満足度®調査 電子コミックサービス 利用実態データ
■ランキング発表日:2023/10/02 ■調査主体:株式会社oricon ME ■調査方法:インターネット調査
■サンプル数:〈総合型〉7,430人 〈オリジナル作品限定型〉3,008人
■調査企業数:〈総合型〉36社 〈オリジナル作品限定型〉17社
■定義:〈総合型〉
複数の出版社・レーベルのマンガをWEB上で配信しているサービス
〈オリジナル作品限定型〉
以下いずれかの条件に当てはまるサービス
1)出版社が自社の発行するマンガのみをWEB上で配信しているサービス
2)オリジナルのマンガのみをWEB上で配信しているサービス
■調査期間:2023/05/17~2023/06/07
■調査対象者 性別:指定なし 年齢:15~79歳 地域:全国
条件:電子コミックを週に1回以上閲覧している人
ただし、試し読みは対象外とする
■URL: https://life.oricon.co.jp/rank-manga-apps/
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▶「調査・ランキング方法について」:https://cs.oricon.co.jp/method/
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