京都芸術大学 マンガコースが日本サステナブルカカオ協会と絵本「ルカとかみさまのチョコレート」を制作しました！

京都芸術大学は、日本サステナブルカカオ協会との活動において株式会社 明治と共に絵本を制作。「チョコレートのないカカオのお店。」発表会で女優の大原櫻子さんが読み聞かせを披露しました。

写真左から イベントで朗読を披露した大原櫻子さん、絵本のストーリーを担当した矢野浩二教授（マンガ学科学科長）

瓜生山学園 京都芸術大学 マンガコースは昨年度から株式会社 明治を中心に活動する日本サスティナブルカカオ協会の活動に「チョコっとお茶会」を通じて協力しています。

今年はマンガ学科 学科長の矢野浩二教授が文、 同コース卒業生 はるさきなつねさんが絵で絵本「ルカとかみさまのチョコレート」を作成し、大原櫻子さんが「チョコレートのないカカオのお店。」イベントにおいて朗読を担当されました。絵本はオンラインでも購入可能です。

矢野浩二教授からのコメント

世界中で愛されているチョコレート。その原料であるカカオは、古代マヤ・アステカなどメソアメリカ文明においては、神さまからの贈り物として大変貴重な食べ物でした。カカオには、子どもから大人まで知っていただきたいフルーツとしての魅力や、労働や貿易問題など現代社会において取り組んでいくべき様々な課題が含まれています。

今回、株式会社 明治及び日本サステナブル協会の社会課題解決に向けた取り組みを学生たちに共有し、皆で考えながら制作いたしました。ぜひ絵本や読み聞かせ動画を通して、より良い社会づくりに向けて広く知って考えていただける機会となることを願っています。

【動画】ルカとかみさまのチョコレート｜第１章ルカとチョコレート工場のまち編

明治公式YouTubeならび「にひらけ、カカオ。」HPにて公開中

【絵本】ルカとかみさまのチョコレート

2024年7月14日　電子書籍版発行

Kindle版　https://amzn.asia/d/00fisHtr

絵・はるさきなつね／文・やのこうじ
エグゼクティブプロデューサー：木原 純
プロデューサー：服部 進
企画：日本サステナブルカカオ協会

ストーリー：チョコレート工場の街で、チョコレートづくりを勉強するルカはいつも失敗ばかり。ある日、美しい小鳥ケツァールに誘われて、神さまのカカオとパパを探して南の国を大冒険！そこで出会う南の国の神さまや、カカオ農園で働く人たち。ルカがつくったチョコレートで、無事にパパを見つけることができるでしょうか・・・？！

写真右：矢野浩二教授（マンガ学科学科長）

京都芸術大学

京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

住所：〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成：10学科24コース（美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科）
在籍者数：4,114名（芸術学部 正科生、2024年5月現在）

https://www.kyoto-art.ac.jp/