【茨城高専】創立60周年記念事業の一環としてJX金属と初のネーミングライツ契約を締結
愛称「JX金属つながる〜む」誕生

茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市 校長:鈴木 秋弘 以下「茨城高専」)と、JX金属株式会社(以下「JX金属」)は、同校図書館棟1階に所在するセミナー交流ルーム(延べ面積218㎡)のネーミングライツ事業に係る契約を締結いたしました。2025年3月1日から2028年2月29日までの3年間、本施設は愛称「JX金属つながる〜む」として運用されます。今回の契約は、茨城高専における学校施設へのネーミングライツ適用が初めてであるのみならず、高等専門学校としても東日本では初となる先駆的な取り組みです。
■オープニングセレモニー開催
2025年3月5日(水)に実施されたオープニングセレモニーでは、まず茨城高専校長 鈴木 秋弘とJX金属 ひたちなか事務所長 久保木 陽央氏がそれぞれ挨拶を行い、茨城高専とJX金属が目指す未来のエンジニア育成や地域連携の強化について熱い思いを語りました。双方代表のメッセージを受けた後、テープカットと記念写真撮影を実施し、正式に「JX金属つながる〜む」のスタートを切りました。
■「JX金属つながる〜む」が誕生!
正門に近く、校内で最も目立つ図書館棟1階のセミナー交流ルームは、授業、各種イベント、自主学習など多岐にわたる用途で活用されています。今回の新名称「JX金属つながる〜む」には、茨城高専とJX金属、そして施設利用者同士の「つながり」を象徴する意味が込められています。また、JX金属が半導体材料をはじめとした、世界を「つなぐ」先端素材を開発・製造している企業であることにも由来します。契約に基づき、対象施設内の窓や柱には、JX金属PR大使の「カッパーくん」をあしらったオリジナルデザインのサインが掲示され、半導体回路などのモチーフを取り入れたグラフィックが未来志向の連携を視覚的に表現しています。
■ネーミングライツ締結に至った背景
茨城高専は、創立当初から企業との連携を重んじ、その伝統を着実に受け継いできました。創立60周年という歴史的な節目を迎え、これまでの歩みを振り返るとともに、今後は教育環境のさらなる充実と産学連携の深化が一層求められる時代となっています。
このような背景から、教育環境の充実に資する財政基盤の確保および地域連携の強化を目的に、ネーミングライツ事業に着手する運びとなりました。
本事業を通した企業からの支援により、最新設備の導入や実践的な学習機会の提供など、充実した教育環境の整備を進めることができます。さらには、学生と地域の企業との結びつきを深めるきっかけにもなり得ます。
JX金属は、日立鉱山を源流とし、半導体材料をはじめとする先端素材の製造・開発から、資源開発、製錬、金属リサイクルまでグローバルに展開している会社です。
現在も日立市・北茨城市に主要拠点を有し、さらに茨城高専キャンパスも所在するひたちなか市において県内3つ目となる大規模工場の新設を進めています。
茨城県は事業運営上の重要拠点であるとともに、その地域自体の発展や茨城県内で活躍する人材の育成を同じく大切に捉えています。ネーミングライツを通じて、茨城高専の学生および地域の皆様に当社を広く知っていただく機会を創出すると共に、未来のエンジニアの育成に貢献したいと考えています。
■「JX金属つながる~む」サイン紹介



■今後の展望
茨城高専とJX金属は、双方の強みを活かし、未来のエンジニア育成および地域社会への貢献に向けた取り組みを一層推進してまいります。
■茨城工業高等専門学校について
茨城工業高等専門学校は、国境を意識させない21世紀型グローバルスタンダードの教育内容と教育環境を内外の若者に提供します。また学生の知的好奇心の段階的成長を手助けし、科学技術や工学の社会との関わりを教授して、起業家精神を身につけることにより両者を結び付け、社会の成り立ちを理解できる基盤を育成します。職業選択だけでなく人生設計と自立する技術者としてたくましく生きるための準備はグローバルキャリア教育として実施します。これらを従来の専門技術教育に加味して、次世代を担うたくましい技術者人材を育成します。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構
茨城工業高等専門学校
所在地:茨城県ひたちなか市中根866
校長名:鈴木 秋弘
設立:1964年
URL:https://www.ibaraki-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

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