アストラゼネカの前立腺がん情報サイト「What's? 前立腺がん」リニューアルのお知らせ
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井 貴史、以下、アストラゼネカ)はこの度、前立腺がん治療に役立つ情報を提供するウェブサイト「What’s? 前立腺がん」(http://www.zenritsusen.jp)について、対象者ごとに知りたい情報をより見やすく、検索しやすいよう、リニューアルしました。
前立腺がんは日本人の男性において罹患率がもっとも高いがんで、近年では年間約10万人が診断を受けていると推定されます(1)。そして、前立腺がんの治療は個別化が進んでおり、患者さんがご自身の病状や治療を正しく理解し、主治医との話し合いの上で納得できる治療を選ぶことの重要性が高まっています。また、治療期間が長くなる中で、がんと向き合いながら自分らしい生活を送るための情報も必要とされています。
「What’s? 前立腺がん」では、早期発見のためのPSA検査、前立腺がんの疾患情報・治療についての分かりやすい説明に加え、患者さんの体験談といった、患者さんに寄り添った情報を提供しています。
本サイトは2005年に開設され、月間訪問者数は13万人以上になります。さらに今回のリニューアルでは、前立腺がんを疑う一般の方、前立腺がん治療中の患者さん、前立腺がんが進行して去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)と診断された患者さん、ご家族の方の4つの対象から該当するものを選択いただくことで、特定の情報を調べたい方だけでなく、何から調べて良いか分からない方でも、必要な情報にたどり着きやすくなりました。
アストラゼネカは、「患者さんを第一に考える」を企業バリューの一つとして、患者さんを中心とした治療支援等の推進に取り組んでいます。患者さんの納得した治療選択とその方らしい生活をサポートすべく、これからも情報サイト「What’s? 前立腺がん」の運営を通じて、分かりやすく確かな情報提供に努めてまいります。
以上
リニューアルされた「What’s? 前立腺がん」使いやすさのポイント
■ 自分の欲しい情報がどこにあるのか一目で分かる、簡単操作で検索できるレイアウト
■ ご自身の状況を選ぶことで、それぞれに応じたおすすめのコンテンツが表示される
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前立腺がんについて
前立腺がんは、男性では世界で2番目に多く診断されるがんであり、男性のがんによる死亡原因として5番目に多いがんです。2020年には、約140万人が新たに診断され、約37万5000人が死亡したと推定されます(2)(3)。また、日本においても、2022年に新たに9万6400人が診断され、1万3300人が死亡したと推計されています(1)(4)。
前立腺がんの多くは男性ホルモンの刺激を受けて増殖することが知られています(5)。男性ホルモンの産生や働きを抑えることで前立腺がんを治療していくホルモン療法は、転移のある前立腺がんにおける第一選択の治療法として確立しています(6)。しかし、前立腺がんにおけるホルモン療法は有効性が高い反面、ほとんどの場合、効果が永久的に継続するわけではありません。治療によって男性ホルモンが低く抑えられているにも関わらず、再び病状が悪化する場合があります。そのような前立腺がんを「去勢抵抗性前立腺がん」と呼びます(7)。
アストラゼネカにおけるオンコロジー領域について
アストラゼネカは、あらゆる種類のがんに対して治療法を提供するという高い目標を掲げ、がんとその発見にいたるまでの複雑さを科学に基づいて理解し、患者さんの人生を変革する医薬品の開発および提供を通じて、オンコロジー領域の変革をけん引していきます。
アストラゼネカは治療困難ながん種に注力しています。当社は持続的なイノベーションにより、医療活動および患者さんの医療経験を一変させる可能性のある、製薬業界でもっとも多様なポートフォリオと開発パイプラインを構築しています。
アストラゼネカはがん治療のパラダイムを再定義し、将来的にはがんによる死亡をなくすことをビジョンに掲げています。
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.comまたは、ソーシャルメディア@AstraZeneca(https://www.linkedin.com/company/astrazeneca/)をフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/をご覧ください。フェイスブックAstraZeneca.Japan(https://www.facebook.com/AstraZeneca.Japan/)とインスタグラムAstraZeneca / アストラゼネカ(https://www.instagram.com/astrazenecajapan/)もフォローしてご覧ください。
Reference
1. 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計予測」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html. (2023年9月アクセス時)
2. Rawla P. Epidemiology of Prostate Cancer. World J Oncol. 2019;10(2):63-89.
3. Cancer.Net. Prostate Cancer: Statistics. Available at https://www.cancer.net/cancer-types/prostate-cancer/statistics. Accessed September 2023.
4. Yasuoka S, et al. Risk Factors for Poor Survival in Metastatic Castration-resistant Prostate Cancer Treated With Cabazitaxel in Japan. Anticancer Research. 2019;39:(10) 5803-5809.
5. Dai, C., et al.: Cold Spring Harb Perspect Med. 2017 Sep; 7(9): a030452.
6. 日本泌尿器学会 前立腺がん 診療ガイドライン2016年版
7. Kirby, M., et al.,: Int J Clin Pract, November 2011, 65, 11, 1180–1192
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