ゼロワンブースターがスタートアップスタジオ 「01Booster Studio」 を新設
スタートアップ創出および新規事業創出を目的とする、ゼロイチフェーズにフォーカスしたスタートアップスタジオ
設立背景
01Boosterでは、「日本を事業創造できる国にして、世界を変える。」をミッションに、これまで複数の「ベンチャー共創プログラム」や「社内起業プログラム」を実施してきました。しかしながら、国内の事業創造エコシステムは、未だ課題が山積しており、他の先進国や新興国に遅れをとっている状況にあります。その中で、事業創造エコシステムのさらなる活性化に挑戦するため、ゼロイチフェーズの事業創造支援を強力に推進するスタートアップスタジオ「01Booster Studio」を新設することとしました。「01Booster Studio」は、事業創造のプラットフォームとなることを目指し、ビジネスアイデア創出支援、ビジネスモデル検証支援、MVP(*2)開発・検証支援に積極的に関与し、共同創業者のように寄り添います。
参考:
ベンチャー共創プログラムについて https://01booster.co.jp/program/openinnovation
社内起業プログラムについて https://01booster.co.jp/program/intrapreneur
事業内容
「01Booster Studio」は、革新的な2種類の事業創造プログラムを提供します。
ビルダープログラム – 事業会社向け新規事業創出支援プログラム
1. ビルダープログラムとは
ビルダープログラムは、社内公募により選抜された社内起業家が、01Boosterが運営するコミュニティスペース「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」(以下「SAAI」)にて新規事業活動を行い、1年以内に新規事業案作成を目指すプログラムです。新規事業開発専門家、フルスタックエンジニア、UI/UXデザイナー、プロダクトマネージャーなどの多様なメンバーで構成する「Founder Zero」(*3)(以下「支援チーム」)が、ビジネスアイデア創出支援、ビジネスモデル検証支援、MVP開発・検証支援を提供します。
2. なぜ今ビルダープログラムなのか
従来の「社内起業プログラム」は、新規事業開発環境が十分に整備された場合においても、社内起業家のスキルセットや実行力が不足し、事業の実現性が低いと判断され、新規事業創出に至らないケースが存在します。そこで支援チームが、社内起業家の事業開発能力、プロダクト開発能力、プロダクトマネジメント能力を補完し、定量・定性的マイルストーンを設定し実行力を喚起することで、事業の実現性を高めます。これにより、事業会社の新規事業創出に大きく貢献できると考えております。
イノベーションスタジオプログラム – 一般起業家および社内企業家合同参加型事業創造支援プログラム
1. イノベーションスタジオプログラムとは
イノベーションスタジオプログラムは、一般公募により選抜された一般起業家は「スタートアップ創出」を目標に、社内公募により選抜された社内起業家は「新規事業案作成」を目標に、双方連携しながら目指すプログラムです。各起業家は、「01Booster Studio」の支援チームによるビジネスアイデア創出、ビジネスモデル検証支援、MVP開発・検証支援を受けながら、共通のイシューを持つ1つのコホートとして「SAAI」にて活動を行います。また、一般起業家は、任意で支援チームに対してMVP開発の委託が可能(*4)で、プロダクト開発スキルを持たない方でも挑戦できます。
2.一般起業家および社内起業家との連携が生み出す新しい価値
イノベーションスタジオプログラムの特徴は、意図的に異種のコラボレーション「一般起業家と社内起業家が入り混じるコホート」を実現し、偶発的なイノベーションの創出を誘発することです。また、各コホートに共通のイシューを掲げることで、各起業家の連携を促します。その結果、各起業家は、「SAAI」で同じ時を過ごして親睦を深めるだけでなく、以下のようなメリットを受ける可能性があります。(*5)
【一般起業家が得るメリット】
一般起業家は、社内起業家が所属する事業会社より、専門的なアドバイスを受けられる可能性があるほか、顧客インタビューやMVP検証機会の提供、出資を受けられる可能性があります。
【社内起業家および所属する事業会社が得るメリット】
社内起業家および所属する事業会社は、スタートアップエコシステムとの繋がりを作ることができます。また、自身の事業領域に近いイシューを持つコホートに参加することで、スタートアップとの連携を深める可能性があり、将来の出資やパートナーシップに繋がる可能性があります。
3.なぜ今イノベーションスタジオプログラムなのか
日本経済団体連合会の2022年3月15日付記事「スタートアップ躍進ビジョン」(*6)において、5年後の目標の1つに「スタートアップの数を10倍=約10万社」が掲げられており、スタートアップの数を増やすことは、日本の経済課題の1つであると考えています。イノベーションスタジオプログラムでは、「複数のスタートアップ創出」を達成目標の1つとし、国内事業創造エコシステムへの貢献を行います。
*1ここでは、アイデア創出からProduct-Market-Fitまでの期間を指します
*2 Minimum-Viable-Productの略
*3 01Booster Studio内のコアチーム(支援チーム)を指します
*4 詳細については別途ご相談
*5 プログラムにより異なることが予想されるためあくまでも例です
*6 https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/024_honbun.html
採用募集について(2022年4月11日時点)
01Booster Studioでは、「スタートアップスタジオ/ベンチャービルダーの業務経験を積みたい!」と熱望される優秀な「UI/UXデザイナー」と「フルスタックエンジニア」の方を1名ずつ募集しております。国内でも希少な業務ポジションです。ぜひ皆さまのご応募をお待ちしております。応募については、以下のWantedlyのリンクをご参照ください。
UI/UXデザイナー(1名)
https://www.wantedly.com/projects/895144
フルスタックエンジニア(1名)
https://www.wantedly.com/projects/895162
株式会社ゼロワンブースターについて
「日本を事業創造できる国にして世界を変える」という企業理念のもと、大手企業とベンチャー企業が足りない部分を相互に補完し合い、イノベーションを共創し、事業の成長を加速するオープンイノベーションプログラム「コーポレートアクセラレーター」や、社内起業家を発見・育成するプログラム「イントラプレナーアクセラレーター」を展開しています。また、起業家や社内の事業開発担当者を育成するアクティブラーニングプログラム「01Dojo」の運営や、ベンチャー投資、大手企業の人材のベンチャー留学など、事業領域を拡大中。また、2020年2月から、個人のアイデアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」と、2021年4月から、研究開発型ベンチャーの支援施設「Kawasaki-NEDO Innovation Center」の運営を行っています。
所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル10階
設立:2012年3月
代表者:代表取締役 会長 鈴木 規文 / 代表取締役 CEO 合田 ジョージ
事業内容:起業家向けシェアオフィス、コーポレートアクセラレーター・イントラプレナーアクセラレータープログラム企画運営、企業内起業人材研修、投資および資金調達支援、事業創造コンサルティング、M&A仲介サポート等
01Booster ホームページ:https://01booster.co.jp/
Founder Zero 専用ページ:https://founderzero.studio/
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