マネックス証券の株式取引に関する調査
~2023年6月の日本株売買代金が約10年ぶりの高水準に~
日経平均株価が33年ぶりの高値圏で推移する中、2023年6月の日本株売買代金は、「バーナンキ・ショック」があった2013年5月以来、約10年ぶりの高水準となったことを受け、マネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:清明祐子、以下「マネックス証券」)は、社内の取引データをもとに株式取引の分析を行いましたので、その結果を公表いたします。
【調査結果要旨】
・日本株、米国株共に残高は増加傾向。この2020年以降、米国株取引が大きく成長してきた。日本株の残高は3年
で1.6倍に、米国株は2.5倍に増えた。2022年は米国市場の低迷もあったが、2023年は株価が好調なこともあり
残高は増えている。(1-1)
・米国株取引が伸びてきたことにより、日本株と米国株の取引比率はバランスが取れてきた。2023年は日経平均
株価の上昇により日本株取引が増え、比率も高くなっているが、残高を見ると米国株の残高も増えており、取引
そのものが活況であることが伺える。(1-2)
・2023年を起点に、5年前、10年前の6月の新規口座開設者の年齢別割合を比較すると、30代以下の構成比が
2013年は26%、2018年は37%、2023年は51%と推移。特に20代は10年前の1%から18%まで増加。(1-3)
・2022年は優待、配当利回り、連続増配のある企業の株が多く取引。2023年のランクイン銘柄は、株式分割を発
表した日本電信電話(NTT)や、バークシャー・ハサウェイが買い増しを発表した商社銘柄に人気が集まったこ
とが分かる。(1-4,1-5)
・単元未満株取引(ワン株)の取引者数も大きく上昇を続けている。2023年6月の取引は過去最高を記録。2023
年6月の取引者数は2022年6月と比べ、1.5倍。また、1日当たり約定金額では、2023年の6月14日(水)に過
去最高を更新した。(1-6)
・6月のワン株取引では、株式分割を発表していた日本電信電話(NTT)の取引がトップ。その他は利回りが
よく、増配が期待できる株価が高い銘柄が上位に並んでいる。(1-7)
【調査結果】
1-1 残高推移
1-2 日本株売買代金(現物取引)の割合
この10年間、米国株市場の強さに比例して、米国株取引は顕著に伸びてまいりました。そして2020年7月には約定代金ベースで米国株取引が日本株取引と同水準になるまでに成長しました。日本株は1.6倍、米国株に至っては2.5倍に残高が増え、米国株が日本でも定着してきていることが伺い知れます。
2023年に入ってからの日経平均株価の上昇に伴い、日本株取引が増えてきたため、再び日本株の比率が70%を超える水準となりましたが、残高を見ると日本株、米国株共に大きく増加してきており、市場自体が盛り上がり、マネックス証券での取引そのものが活況であることが見て取れます。
1-3 年齢別口座開設割合
2023年を起点に、5年前、10年前の6月の新規口座開設者の年齢別割合を比較しました。30代以下の構成比が2013年は26%、2018年は37%、2023年は51%と推移し、口座開設者の半数が若年層となったことが分かります。特に20代は10年前の1%から18%まで増加し、若年層への投資の浸透は着実に進んでいることが伺えます。
1-4 2022年6月の日本株取引人気銘柄ベスト10(UU順)
1-5 2023年6月の日本株取引人気銘柄ベスト10(UU順)
2022年は優待、配当利回り、連続増配のある企業の株が多く取引されていました。2023年のランクイン銘柄は、2023年6月30日を基準日とした株式分割を行った日本電信電話(NTT)や、バークシャー。ハサウェイが買い増しを発表した商社銘柄に人気が集まったことが分かります。
1-6 ワン株取引UU推移
マネックス証券の単元未満株取引(ワン株)の取引者数も大きく上昇を続けており、2023年6月の取引は過去最高を記録しました。2023年6月の取引者数は2022年6月と比べ、1.5倍となっています。また、1日当たり約定金額では、2023年の6月14日(水)に過去最高を更新しました。
1-7 2023年6月のワン株取引人気銘柄ベスト10(UU順)
株式分割を発表していた日本電信電話(NTT)の取引が一番多くなりました。4株保有していれば7月以降単元株となること、分割による株価の上昇が見込まれることなどが売買が増えた要因だと考えられます。その他は株価の高い銘柄、利回りがよく、増配が継続的に期待できる銘柄の取引が多くなされていることが分かる結果となっています。
■マネックス証券のワン株(単元未満株取引)
ワン株は1株から株式を購入できるサービスです。通常の株式投資では、100株単位での取引ですが、ワン株では単元株数に限らず1株から購入できるので、少額投資が可能です。
ワン株にも対応しており、少額取引に向いている「ferci(フェルシー)」というアプリも提供しています。
ワン株ページ
ferci
■マネックス証券の株主優待ページ
マネックス証券のウェブサイトには、株主優待の紹介ページがあります。株主優待の説明、注意事項、つなぎ売りや貸株サービスについての紹介も掲載しており、株主優待の検索ができるページもご用意しています。
毎月、その月の注目すべき株主優待銘柄をピックアップして紹介、解説するページも公開しています。
詳しくはマネックス証券ウェブサイト(https://info.monex.co.jp/yutai/index.html)をご覧ください。
以上
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産取引業協会、
一般社団法人 日本投資顧問業協会
・日本株、米国株共に残高は増加傾向。この2020年以降、米国株取引が大きく成長してきた。日本株の残高は3年
で1.6倍に、米国株は2.5倍に増えた。2022年は米国市場の低迷もあったが、2023年は株価が好調なこともあり
残高は増えている。(1-1)
・米国株取引が伸びてきたことにより、日本株と米国株の取引比率はバランスが取れてきた。2023年は日経平均
株価の上昇により日本株取引が増え、比率も高くなっているが、残高を見ると米国株の残高も増えており、取引
そのものが活況であることが伺える。(1-2)
・2023年を起点に、5年前、10年前の6月の新規口座開設者の年齢別割合を比較すると、30代以下の構成比が
2013年は26%、2018年は37%、2023年は51%と推移。特に20代は10年前の1%から18%まで増加。(1-3)
・2022年は優待、配当利回り、連続増配のある企業の株が多く取引。2023年のランクイン銘柄は、株式分割を発
表した日本電信電話(NTT)や、バークシャー・ハサウェイが買い増しを発表した商社銘柄に人気が集まったこ
とが分かる。(1-4,1-5)
・単元未満株取引(ワン株)の取引者数も大きく上昇を続けている。2023年6月の取引は過去最高を記録。2023
年6月の取引者数は2022年6月と比べ、1.5倍。また、1日当たり約定金額では、2023年の6月14日(水)に過
去最高を更新した。(1-6)
・6月のワン株取引では、株式分割を発表していた日本電信電話(NTT)の取引がトップ。その他は利回りが
よく、増配が期待できる株価が高い銘柄が上位に並んでいる。(1-7)
【調査結果】
1-1 残高推移
1-2 日本株売買代金(現物取引)の割合
この10年間、米国株市場の強さに比例して、米国株取引は顕著に伸びてまいりました。そして2020年7月には約定代金ベースで米国株取引が日本株取引と同水準になるまでに成長しました。日本株は1.6倍、米国株に至っては2.5倍に残高が増え、米国株が日本でも定着してきていることが伺い知れます。
2023年に入ってからの日経平均株価の上昇に伴い、日本株取引が増えてきたため、再び日本株の比率が70%を超える水準となりましたが、残高を見ると日本株、米国株共に大きく増加してきており、市場自体が盛り上がり、マネックス証券での取引そのものが活況であることが見て取れます。
1-3 年齢別口座開設割合
2023年を起点に、5年前、10年前の6月の新規口座開設者の年齢別割合を比較しました。30代以下の構成比が2013年は26%、2018年は37%、2023年は51%と推移し、口座開設者の半数が若年層となったことが分かります。特に20代は10年前の1%から18%まで増加し、若年層への投資の浸透は着実に進んでいることが伺えます。
1-4 2022年6月の日本株取引人気銘柄ベスト10(UU順)
1-5 2023年6月の日本株取引人気銘柄ベスト10(UU順)
2022年は優待、配当利回り、連続増配のある企業の株が多く取引されていました。2023年のランクイン銘柄は、2023年6月30日を基準日とした株式分割を行った日本電信電話(NTT)や、バークシャー。ハサウェイが買い増しを発表した商社銘柄に人気が集まったことが分かります。
1-6 ワン株取引UU推移
マネックス証券の単元未満株取引(ワン株)の取引者数も大きく上昇を続けており、2023年6月の取引は過去最高を記録しました。2023年6月の取引者数は2022年6月と比べ、1.5倍となっています。また、1日当たり約定金額では、2023年の6月14日(水)に過去最高を更新しました。
1-7 2023年6月のワン株取引人気銘柄ベスト10(UU順)
株式分割を発表していた日本電信電話(NTT)の取引が一番多くなりました。4株保有していれば7月以降単元株となること、分割による株価の上昇が見込まれることなどが売買が増えた要因だと考えられます。その他は株価の高い銘柄、利回りがよく、増配が継続的に期待できる銘柄の取引が多くなされていることが分かる結果となっています。
■マネックス証券のワン株(単元未満株取引)
ワン株は1株から株式を購入できるサービスです。通常の株式投資では、100株単位での取引ですが、ワン株では単元株数に限らず1株から購入できるので、少額投資が可能です。
ワン株にも対応しており、少額取引に向いている「ferci(フェルシー)」というアプリも提供しています。
ワン株ページ
https://info.monex.co.jp/wankabu/index.html
ferci
https://info.monex.co.jp/tradetool/ferci/index.html
■マネックス証券の株主優待ページ
マネックス証券のウェブサイトには、株主優待の紹介ページがあります。株主優待の説明、注意事項、つなぎ売りや貸株サービスについての紹介も掲載しており、株主優待の検索ができるページもご用意しています。
毎月、その月の注目すべき株主優待銘柄をピックアップして紹介、解説するページも公開しています。
詳しくはマネックス証券ウェブサイト(https://info.monex.co.jp/yutai/index.html)をご覧ください。
以上
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産取引業協会、
一般社団法人 日本投資顧問業協会
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