暗号資産取引所を選ぶ際に重視していることは?3位「銘柄」2位「セキュリティ」1位は?

~性別・年代別・世帯年収別に見た調査結果~

株式会社フォーイット

株式会社フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、『国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)の利用実態に関するアンケート』を独自で行いましたので、その調査結果をお知らせいたします。

本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。

https://www.for-it.co.jp/mediverse/results/crypto-survey-250826/

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■調査概要

【対象者】暗号資産ウォレット(仮想通貨ウォレット)を保有している20歳以上の男女

【サンプル数】500人

【居住地】全国

【調査方法】ネットリサーチ

【調査実施日】2025年8月1日

【調査メディア】Mediverse

■背景

「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」や「イーサリアム(Ethereum/ETH)」などの暗号資産(仮想通貨)が投資対象として定着しつつある中、日本国内において、実際にどのような層が国内の暗号資産取引所(仮想通貨取引所)を利用し、どのような基準で選んでいるのでしょうか。

そこで今回は、「国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)の利用実態」をテーマに、全国20歳以上の男女500人を対象にアンケート調査を実施いたしました。

■調査結果

・国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)口座の保有有無

暗号資産取引所(仮想通貨取引所)口座保有者500名に対して、国内の取引所口座を保有しているか聞いたところ、8割以上が「持っている」と回答していた。

男女別に見ると、国内取引所口座の保有有無には、ジェンダー差が見られた。

口座保有率は、男性85.4%、女性74.1%となっており、男性が女性を上回る結果が出た。

男女年代別に見ると、国内取引所口座の保有有無には、異なる傾向が見られた。

女性は年代によって保有率に変動が見られる一方で、男性は60代を除き8割強の保有率となっており、中でも保有率がもっとも高かったのは、20代男性(89.0%)であった。

世帯年収別に見ると、国内取引所口座の保有有無には、世帯年収差が見られた。

口座保有率がもっとも低かったのは、世帯年収300万円以下の世帯年収層(74.3%)で、もっとも高かったのは、世帯年収1,000万円以上の世帯年収層(88.3%)となっており、15%近い差が出ていることがわかる。

・国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)の口座開設数

国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)口座保有者500名に対して、口座をいくつ開設しているかを聞いたところ、「1口座のみ」が最多で過半数を超えていたが、裏を返せば、約半数は複数口座を保有していることが見て取れる。

男女別に見ると、国内取引所口座開設数には、ジェンダー差はあまり見られなかった。

男女とも「1口座」が首位で、続く「2口座」もほとんど同率であったが、「4口座以上」の保有率には、男性7.2%に対して女性13.2%と約2倍の差が出ていた。

年代別に見ると、国内取引所口座開設数には、年代差が見られた。

すべての年代において、「1口座」が最多であることに変わりないが、「2口座」保有率を鑑みると、20代~40代は複数口座、50代以上は単数口座が主流傾向にあることが見受けられる。

世帯年収別に見ると、国内取引所口座開設数には、世帯年収差が見られた。

世帯年収300万円以下の世帯年収層は、「1口座」が約7割(69.1%)を占めており、複数口座を保有するかの分岐点となっていることが考えられる。

「2口座」保有の割合がもっとも高かったのは世帯年収300万円~500万円(45.8%)で、「3口座」は世帯年収700万円~1,000万円(11.5%)、「4口座以上」は世帯年収1,000万円以上(16.3%)となっており、世帯年収が上がるごとに、複数口座を保有する傾向にあることが推察される。

・国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)の選定基準

国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)口座保有者500名に対して、国内取引所を選ぶ際に重視していることを聞いたところ、ほぼ同率でトップ2だったのは「手数料の安さ(55.0%)」と「セキュリティや運営企業への信頼性(54.3%)」であった。

男女別に見ると、国内取引所を選ぶ際に重視していることには、ジェンダー差が見られた。

男性は、「セキュリティや運営企業への信頼性」より「手数料の安さ」が上回っているのに対し、女性は、「手数料の安さ」より「セキュリティや運営企業への信頼性」が上回っていた。

また、「アプリの使いやすさ」や「キャンペーンなどの特典」も、男性の方が女性より重視する傾向が見られていた。

年代別に見ると、国内取引所を選ぶ際に重視していることには、年代差が見られた。

すべての年代において、「手数料の安さ」と「セキュリティや運営企業への信頼性」が重要視されていることに変わりないものの、3位以降を見てみると、バラつきがあることがわかる。

「銘柄の豊富さ」の比率が高かったのは30代(35.5%)、「アプリの使いやすさ」の比率が高かったのは20代(24.3%)、「キャンペーンなどの特典」の比率が高かったのも20代(19.4%)、「日本円の入出金のしやすさ」の比率が高かったのは60代(33.3%)であった。

世帯年収別に見ると、国内取引所を選ぶ際に重視していることには、世帯年収差が見られた。

すべての世帯年収層において、「手数料の安さ」と「セキュリティや運営企業への信頼性」が最優先である一方で、世帯年収700万円以上になると、「銘柄の豊富さ」「アプリの使いやすさ」「キャンペーンなどの特典」「日本円の入出金のしやすさ」など、取引所に対して求めるものが増える傾向にあることが垣間見える。

・総論

今回のアンケート調査結果では、国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)の利用有無や取引所の選定理由には、性別・年代・世帯年収によって、明確な差異があることが判明いたしました。

国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)の口座保有率は8割を超えており、暗号資産取引(仮想通貨取引)において、国内取引所が主要な選択肢となっていることがうかがえます。加えて、男性は女性より保有率が高く、さらに年収が上がるにつれて、保有率も高くなっていることが見受けられました。

国内取引所口座の開設数においては、「1口座のみ」が最多であるものの、約半数は複数口座を保有していました。中でも、世帯年収が高いほど複数口座を持つ傾向があり、世帯年収1,000万円以上の世帯年収層における「4口座以上」の保有者は16.3%と突出していることがわかります。

国内取引所の選定基準は、「手数料の安さ」と「セキュリティや運営企業への信頼性」がほぼ同率で最重要視されていることが明らかとなりましたが、年代や世帯年収により「アプリの使いやすさ」「キャンペーンなどの特典」「日本円での入出金のしやすさ」など求める点に違いが見え、利用者属性ごとにニーズの多様性があることが浮き彫りとなりました。

国内暗号資産取引所(仮想通貨取引所)事業者側にとっては、このような利用傾向を踏まえ、幅広い層に答える柔軟なサービス設計が求められることが推察されます。

当社Web3メディア「Mediverse」は、今後も暗号資産(仮想通貨)に関する最新情報をより多くの人々にお届けしてまいります。

・過去のアンケート調査結果はこちら

https://www.for-it.co.jp/mediverse/results/

■『Mediverse(メディバース)』 とは

2022年4月より株式会社フォーイットが運営するWeb3メディアであり、国内外の暗号資産(仮想通貨)、NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)、NFTゲーム、DeFi(Decentralized Finance/分散型金融)などの最新情報を初心者にもわかりやすくお届けすることで、本市場の成長に貢献してまいります。

・Mediverse:https://www.for-it.co.jp/mediverse/

・メディア概要資料:https://www.for-it.co.jp/assets/documents/mediverse.pdf

・コンテンツポリシー:https://www.for-it.co.jp/mediverse/contents-policy/

会社概要

会社名 :株式会社フォーイット

所在地 :東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー9階

資本金 :10百万円 (2025年4月末) 

事業内容:アフィリエイトプラットフォーム事業、グローバルマーケティング事業、インフルエンサープラットフォーム事業、アプリプロモーション・開発事業、メディア事業、CRM事業

URL  :https://www.for-it.co.jp/

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー9F
電話番号
03-5728-5865
代表者名
吉澤竹晴
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2010年04月