ミセス向けブランド「コルディア」デビュー50周年 神戸開港150年記念「ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」で展示
~過去のカタログやCMのアーカイブも~
株式会社ワールドのミセス向けブランド「CORDIER(コルディア)」は、今年、神戸開港から150年を迎えるにあたり、1月19日(木)から3月26日(日)まで神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)で開催される神戸開港150年記念「ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」 に協力し、ニット商品の展示と過去のカタログやCMのアーカイブを紹介いたします。
神戸開港150年記念 「ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」
<展示スタイリング> ※2016年秋冬シーズンの商品のため、店頭販売は終了しています。
上品で洗練された素材「スーパーマイフィル」のニットアンサンブルにフリンジ使いのツィードスカートを合わせて70年代テイストに。
大人の女性の体のラインを美しく見せるロング丈カーディガンをガウチョパンツに合わせて。
柔らかなキャメル系のカラーで揃えたプルオーバーとロング丈のコーディガンで大人エレガントな雰囲気に。
ニットのセットアップはロング丈アウター×ロングスカートで旬の縦長シルエットに。
■神戸開港150年記念 「ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special/fashioncitykobe
明治の開港を契機に外国人居留地に移り住んだ人々との交流によって生まれ、巨大貿易港として発展する過程で根付いた産業と文化、中でも伝統も革新性もある地場産業と150年間にわたりさまざまなスタイルを発信し続けている神戸生まれのファッションに光を当てています。1973年のファッション都市宣言でも言及された「神戸洋服」「アパレル」「神戸靴」「ケミカルシューズ」「真珠加工」「清酒」「コーヒー」「洋菓子」「神戸洋家具」という9つの地場産業の成り立ちと現状を紹介し、ファッション都市神戸の魅力を再発見する記念展となっています。
■日本初のトータルコーディネートブランド「コルディア」
1967年(昭和42年)、ワールド創業者の一人である畑崎 廣敏が、業界紙主催のヨーロッパのニット視察ツアーに参加しました。ヨーロッパファッションにビジネスのヒントを得ようと、期待に胸を膨らませていましたたが、初めて見たパリの店頭に並ぶ商品はどれも日本のものとなんら変わりませんでした。しかし、街を歩く女性はおしゃれでどことなく垢抜けています。その姿を目の当たりにして、「ファッションで大事なのはバランスだ!」とひらめき、帰国後、日本ではセーター、ブラウス、スカートなどを単品で別々に販売されていたものを、素材やカラーをトータルで揃えた日本初のトータルコーディネートブランドとして「ワールドコーディネート」をスタートしました。「一輪の花から花園の美しさへ」を合言葉に、ニットのパンタロンスーツ、マキシドレス、マキシコート、ミラノリブのジャケットなどのヒット商品を次々と生み出し、“ニットのワールド”の代名詞として急成長を支えるブランドとなりました。その後、1980年(昭和55年)、「コルディア」とブランド名を変更、今年、ブランドデビュー50周年を迎え、大人のエレガンスを提案し続けています。
デビュー当時の「ワールドコーディネート」の商品下げ札
60年代後半のカタログ
70年代の株式会社ワールド企業CM
パリやミラノ、チュニジア、バリ、シシリアなどを舞台にCMを製作
■「スーパーマイフィル」とは
■「スーパーマイフィル」の下げ札150年もの歴史を誇るイタリアの名門紡績メーカー ゼニアバルッファ社と共同で開発。何度も改良を重ね、一般的なウール糸に比べ、撚り回数を増やした糸を使用して出来上がった製品は仕上がりがすっきり見え、国内での染色工程にも手間と時間をかけ、より風合いと発色の良さを引き出すことに成功。その後も独自の改良により、「コルディア」の30年以上ににわたる定番素材となり、“身体のラインが美しく見える” “カラーがきれい”なニットとしてお客様から長く支持され続けている。
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