リアルに5万人、バーチャルに135万人が来場!“体験型メタバースイベント”へと進化した『バーチャルマーケット2025 Summer』開催レポート
女性・新規ユーザーが大幅増加、企業とユーザーが共創した過去最高の熱狂を記録!

株式会社HIKKY(本社:東京都渋谷区、代表取締役:舟越 靖)は、2025年7月12日(土)〜27日(日)の16日間にわたって開催した世界最大級のメタバースイベント『バーチャルマーケット2025 Summer(通称:Vket)』の開催レポートを発表いたします。
通算14回目の開催となる今回は、来場者数135万人を突破し過去最高を記録。また、7月26日(土)、27日(日)に秋葉原で開催されたリアルイベント「VketReal 2025Summer」には、5万人が来場し、バーチャル・リアル両面で大きな盛り上がりを見せました。
VketReal 2025Summerの開催レポートはこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000034617.html
今回のVketでは、新規ユーザーや女性ユーザーの参加も増加し、来場者属性にも多様な変化が見られました。SNSのトレンド入りや、ユーザーによるイベント主催・配信も過去最多となり、企業とユーザー、クリエイターによる共創の取り組みが加速。ブース出展にとどまらない、多様なメタバース体験が創出されました。
来場者135万人超、新規参加・女性比率が拡大

『バーチャルマーケット2025 Summer』では、VR会場の企業出展会場を『パラリアル東京』、『パラリアルハワイ』の2会場、一般出展会場を『PCワールド』6コンセプト12ワールド、『クロスプラットフォームワールド』1コンセプト2ワールドの全14会場を展開し、開催期間中の来場者は135万人以上を記録しました。これは2018年の開催以来、過去最高の来場者数です。
今回のVketでは、特に以下のような変化が見られました。
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来場者数:135万人(過去最高)
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初参加者:25%
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女性比率:20%(昨年夏比+9pt)
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VRChatを始めて1年以内のユーザー:36.8%(昨年夏比+10pt)
これにより、Vketは従来のVRユーザー層だけでなく、VR初心者や女性ユーザーなど幅広い層に認知されていることが明らかになりました。
売り上げ数千万円以上を達成した企業や、アンケート回答数は最大3万件も
企業出展ブースでは、メタバースならではの没入体験やギミックを活用したコンテンツが展開されました。その結果、リアル商品の売上につながる成功事例が数多く報告され、数千万円を超える売上を達成した企業や、ブース内アンケートで1社あたり1万件以上の回答を得る企業が続出し、最大で3万件を超える回答数を得た事例もありました。
一般的なリアル展示会ブースでのアンケート回答数は数百~数千件程度とされ、Vketの成果はその約10~100倍規模。背景には、メタバース空間ならではの没入感や、体験直後に自然な流れで回答を促す仕組みがあります。こうして寄せられた多くのユーザーの声は、各企業の商品・サービスの改善や新しい施策づくりに活かされています。
また、SNS連動施策や配信コラボによる話題化が増え、“楽しむ・広がる・届く”といったユーザーの声から自然に広がる、新しいマーケティング成功例が数多く生まれました。

企業出展ブースで遊ぶユーザーの様子

インテル株式会社の体験型ゲームブースで遊ぶユーザーたち。遊びながらインテルのプロセッサの進化を知ることができます。

株式会社ユニバーサルエンターテインメントの「メタスロット」。スロット初心者でも楽しむことができ、順番を待つ人で行列ができました。

サントリー株式会社のブースでは、Vketユーザーと共に作り上げたオリジナル楽曲による盆踊りや、ゲームクリアで打ちあがる櫓など、メタバースならではの演出でバーチャル夏祭りを楽しむ人で賑わいました。

VRお化け屋敷『花王やしき』で遊ぶユーザーたち。迫り来る“日焼け鬼”から身を隠しつつ脱出を目指す、夏にぴったりなバーチャルホラー体験を仲間と楽しんでいました。

巨大な急須から流れるお茶の滝を浴びるユーザーたち。仲村製茶株式会社では出展に合わせて『V茶(ぶいちゃ)』を開発。「VketReal 2025Summer」の会場では試飲と販売を行い、5フレーバーからなる緑茶のセット(1,650円)は用意した1000セットが完売に迫る売れ行きとなりました。

消火器の使い方を遊びながら学べる体験型ゲームを展開したヤマトプロテック株式会社。タイムアタックの結果を前に仲間と一緒に記念写真を撮るユーザーたち。

人気キャラクターのグッズ販売を展開する株式会社diVRseのブースでは、3Dモデルだけでなく、「VketReal 2025 Summer」でのリアル販売との連動も実施。メタバースでグッズを見て、リアルのイベント会場で購入する人が続出しました。
企業とコミュニティによる共創イベントが活発化
今回は、出展企業とクリエイターやユーザーが連携するイベントが数多く実施され、従来のブース展示にとどまらない「体験・交流型コンテンツ」が展開されました。これらはHIKKYがVket創設当初から理想としてきた「企業とコミュニティをつなぐ場づくり」を具体化した取り組みであり、クリエイターやコミュニティに声をかけ、企画支援をし、両者を結びつけることで実現したものです。
その結果、企業や自治体と来場者との双方向コミュニケーションが深まり、メタバースならではの共創の可能性が広がりました。

キヤノン株式会社
人気クリエイターとコラボした実写3D VR映像を展示。また、コラボクリエイターと3D映像制作の魅力を語るトークショーを開催しました。

株式会社髙島屋
髙島屋社員がアバター姿でスペシャル接客イベントを開催。ユーザーは接客を受けてそのままオンラインストアで商品購入できました。

静岡県浜松市
市の職員がアバターとして参加し、来場者と共に今後の浜松市ブースをみんなで考えるアイデアブレスト会を実施しました。

ヤマハ発動機株式会社
バーチャル上でeBike(スポーツ電動アシスト自転車)でのレースイベントを開催。優勝者と上位入賞者に限定グッズをプレゼントしました。

キーン・ジャパン合同会社
VRキャンプコミュニティ「Virtual Campers」とコラボし、普段からキャンプを楽しむユーザーによる靴の試着会を開催しました。
ユーザー主体のイベント・配信も過去最大規模に

今回のVketでは、ユーザーやクリエイター発の活動が過去最大規模に広がり、かつてない盛り上がりを見せ、SNSでの言及数が前回比1.7倍に増加、公式Webサイトでの自主イベント告知も500件を超え、参加者自身によるイベント開催や感想投稿が相次ぎ、X(旧Twitter)では関連キーワードのトレンド入りも頻発しました。

さらに、クリエイター出展ブースの来場者数も増加。抽選を経て、入稿された作品が多くの来場者を惹きつけており、「誰かに見てほしい」というクリエイターの熱意が来場者を呼び込み、一般ワールドには企業ブース以上に人が集まる現象も生まれています。
また、全14会場に仕掛けられた課題をすべてクリアした「グランドマスター」の人数が、前回の908人から1,808人に倍増しました。「グランドマスター」とは、ゲームの「トロフィーコンプリート」のように、バーチャルマーケットを徹底的に遊び尽くした人に贈られる特別な称号です。この称号の獲得者が大幅に増えたことは、熱心なファン層が確実に広がっている証とも言えます。
こうして、ユーザーがワールドを楽しみながら巡り歩き、クリエイターや企業、来場者も一緒に“場をつくる”ことで、今回のバーチャルマーケットは、過去最高の盛り上がりを実現できました。
バーチャルマーケット一般会場での盛り上がりや具体的な体験内容はこちらの記事をご覧ください。

バーチャルマーケット2025 Winter開催!

次回は2025年12月6日(土)〜12月21日(日)に通算15回目となる『バーチャルマーケット2025 Winter』を開催いたします。
Vketは、企業・自治体・クリエイター・参加者がフラットにつながり、共に空間を創りあげるメタバースイベントとして、さらなる進化を続けています。本イベントへの出展やメタバースイベントの実施に興味のある企業様は下記よりお気軽にお問い合わせください。
バーチャルマーケット(通称Vket)とは
メタバース上にある会場でアバターなどの3Dアイテムや、洋服・飲食物などのリアル商品を売り買いできる世界最大級※のメタバースイベント。2018年より開催し、世界中から130万人以上の来場者を誇る、ギネス世界記録™を4つ取得したメタバースの先駆け的イベントです。商品売買の他にも遊園地のような会場内で乗り物に乗ったり、金融商品や車など高額商品の接客を受けたり、バーチャルならではの演出がある音楽ライブに参加するなど、メタバースならではの没入感のある“体験”も提供。会場内では来場者間で音声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめます。
※バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数としてギネス世界記録™に認定
バーチャルマーケットのこれまでの取り組みについてはこちらの記事もご覧ください。
なぜ今、企業はメタバースに参入するのか? バーチャルマーケットの裏側に迫る“共創マーケティング”最前線
【バーチャルマーケット2025 Winter開催概要】
名 称:バーチャルマーケット2025 Winter
主 催:VR法人HIKKY
会 期:2025年12月6日(土)~12月21日(日)(計16日間)
テーマ:鍵と扉
企業出展VR会場:パラリアル新宿/パラリアルシンガポール
公式SNS:
X→https://x.com/Virtual_Market_
YouTube→https://www.youtube.com/c/vketchannel
Instagram→https://www.instagram.com/vket_official/
来場方法:VR機器及びゲーミングPCから、VRChat内特設ワールドにご来場いただけます。
【株式会社HIKKY(通称:VR法人HIKKY)について】
株式会社HIKKYは、「Creative Revolution」をミッションに掲げ、クリエイティブの選択肢や評価を豊かにし、“やってみたい”のきっかけを創るVR法人です。
ギネス世界記録™を3つ取得した世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」の主催と、バーチャルマーケットを現実世界で体験できるリアルメタバースイベント「Vket Real」の主催、Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」の開発を主軸に、独自性の高いXRソリューションを提供しています。
代表取締役CEO: 舟越靖
本社:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿一丁目20番22号 三富ビル4F
設立:2018年5月1日

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