秋葉原が“パラリアル”に染まった2日間──VketReal 2025 Summerに過去最多の5万人来場
最新XR技術とアバター文化が街に溶け込み、通行人も巻き込む都市型イベントへ進化──全国展開の動きも
株式会社HIKKYは、世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット(Vket)」を主催し、2025年夏には過去最高となる全世界135万人が来場しました。一般には一時的なブームの終焉を指摘されることもあるメタバースですが、実際には世界中の人々が熱狂し続けており、その盛り上がりは衰えることを知りません。
【Vket2025 Summerの開催レポートはこちらをご覧ください】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000461.000034617.html
https://magazine.vket.com/n/n0848ad7c29fd
その勢いはリアルの街へも波及し、今回で5回目となる体験型XRイベント「VketReal 2025 Summer」を2025年7月26日(土)~27日(日)の2日間、ベルサール秋葉原で開催。単一会場では過去最多となる5万人が来場しました。
本イベントは、アバター文化や最新XR技術に触れながら交流・体験が楽しめる“パラリアル(※バーチャルとリアルが同時に存在し融合する)”空間をリアルの町に生み出すものです。
IP・著名人・広告を軸としない集客構造をしており、個人クリエイター、コミュニティ、企業、そして来場者までもが“コンテンツ化”することで、仮想と現実の空間が遊びの場として構築されるようなイベントとなっています。
一部のコアユーザーが基点となり始まったVketRealは、家族連れや旅行者、カップルなど一般の通行人にまで大好評となり、都市の中でバーチャル文化が自然に溶け込む新しい現象へと成長しています。
さらに、北は北海道から南は福岡まで全国7都市で英国風パブ「HUB」とのコラボカフェをオープンしました。
そして、7月21日(月・祝)には、有志のユーザーによって「VketReal in 札幌」が開催されました。本会場に加え、トークイベントやライブ、DJイベントなど多彩な企画が展開され、延べ1,000人以上が参加する盛況となりました。この成功をきっかけに、有志によるVketRealの全国展開の動きがさらに加速しています。

【トピック】
・過去最多5万人来場 — ベルサール秋葉原で開催された体験型XRイベントが記録更新
・“パラリアル”空間の創出 — バーチャルとリアルが融合し、来場者自身もコンテンツ化
・バーチャル文化の一般化 — 家族連れや旅行者にも支持され、都市に自然に溶け込む現象に
・全国への広がり — HUBコラボや有志イベントなどで全国展開が加速

個人とコミュニティが共に創るVketRealで全員が主役に!
■バーチャルとリアルの垣根を超えてボクシング!夏にぴったりスイカ割りで対決


バーチャルとリアルで対戦する次世代体感型ゲームの「V決闘」では、VRCボクシングとコラボ。リアルではボクシンググローブ型のコントローラーでパンチしてスイカを割り、バーチャル側の参加者と競い合いました。「爽快すぎてクセになる」「友達と盛り上がった」と人気を博し、秋葉原の町を散策する観光客の目にも留まり、会場を大いに盛り上げました。
■バーチャルとリアルの新しい出会い、モクリとの触れ合いに「かわいい!」の声


キャラクター原案:つくしあきひと先生 × HIKKYによる「MOKURI project」の大型ブース「MOKURIの恥ずかしがり屋」。モクリがもふもふの手で来場者にサイダーやおせんべい、オリジナルステッカーを手渡す演出が話題になりました。「もふもふ過ぎて胸キュンした」「直接手渡しされるのが嬉しい体験だった」などの声が続出し、SNSでも好意的な反応が多く投稿されました。さらに、プロダクション体育館メンバーの登場も、一層場を盛り上げました。
■秋葉原に巨大ロボットが出現!操縦体験に子どもも大喜び


勇者技術研究所制作による巨大ロボット「ファイバリオン」を、バーチャルでの遠隔操作とリアルの両方で楽しめる体験型展示も展開しました。来場者は自分の動きでロボットの腕を操作し、その手応えと演出に圧倒されました。「自分がパイロットになれた気分」「技術のデザイン性が未来的」といった体験型テック体験として来場者から高い評価を受けました。
■全国から107のクリエイター・団体が出展!バーチャルの姿のままリアルに飛び出すアイデアたちに熱視線

地下1Fの「パラリアルクリエイターズエリア」では、全国から集まった107団体によるブースが日替わりで登場しました。出展者の中には、自作の3Dアバターグッズの販売や企画展示に加え、AI技術や最新ハードウェアを駆使する気鋭のクリエイターも数多く参加し、エンジニア出身のクリエイターたちも目立ちました。
彼らは「バーチャルからリアルに飛び出す」交流を生み出し、「推しにリアルで会えて感動した」「知らないけど刺さる作品に出会えた」といった声も多く寄せられ、来場者と出展者との距離が縮まる場となりました。
107団体それぞれが、多彩なテクノロジーなども活かし、独自のアイデアと先進性を兼ね備えた展示を実現したことで、一般的な即売会イベントにはない特徴的な体験価値を提供することに成功しました。
企業と地域が“共に創る”都市型XR体験の最前線
VketReal 2025 Summerでは、企業や自治体も単なる広告主ではなく、「共に町での新しい体験を作る一員」として参加。3DCG・AI・最新ハードウェアなどの技術を活用し、来場者が直接手を動かし、五感で楽しめるような、町そのものを新しい体験の舞台に変えるアトラクション型アプローチを展開しました。
来場者からは「企業ブースなのに体験の中に自然に溶け込んでいて、まるで一緒に遊んでいるみたい」「広告っぽさが全くなく、純粋に楽しめた」という声も寄せられ、“広告ではなく町での新しい体験”というコンセプトが成功しました。
HIKKYも全体のUX設計やテック演出面でリードし、各ブースと連動しながら都市型XRイベントとしての完成度を企業と共に高めました。
■飛び出すアバター接客とゲームで盛り上がるインテルブース

インテル株式会社のブースでは、裸眼で立体映像を楽しめる空間再現ディスプレイを活用し、「インテル® Core Ultra」コーナーではVR開発チーム『チームインテル』のメンバーと対話できる臨場感あふれる体験を提供。PCマイスターが3Dアバターで接客する相談所や、全20か所の間違い探しゲームも人気を集めました。インテル製CPUがVketユーザーやクリエイター活動をいかに支えるかを訴求し、VR会場では人気クリエイターとのコラボや制作過程のSNS発信、リアル会場では制作クリエイターやマイスターに直接会える施策を展開。「本当に目の前にいるみたい」「PCの相談が直接できてうれしい」との声が寄せられ、技術と交流が融合した場となりました。
■MRによる迫力演出で魅了!「アレックス ブライト」特別展示

株式会社ユニバーサルエンターテインメントでは、7月7日導入の新機種「アレックス ブライト」をMRゴーグル「Apple Vision Pro」で試遊できる特別展示を実施。プレイ中に遊び方の説明や特別演出が重ねて表示される仕掛けで、最大70分待ちの盛況となりました。体験後にはルーレットでオリジナルグッズが当たる企画もあり、「家の近くのパチンコ屋さんにあったら絶対やりたい!」といった声が聞かれるなど、XRで進化したパチスロ体験が来場者の記憶に残りました。
■海のまち焼津市がVketRealに!VR漁港体験&ツナ缶完売の熱気

漁港や観光地を撮影した360度動画をVRで体験できるブースを展開し、「本当に海の匂いがしそう」と驚く来場者も。物販では23年夏と同じ数量のツナ缶などを持参し、前回はタレント起用で2日間かけて売り切った量を、今回は初日午前中に完売。予備も即完し、二日目も持ち込める限りを追加で用意したがすぐに売り切れる盛況ぶりでした。さらに、Instagramストーリーズ出演&フォローで先着100名に「節のたね」をプレゼントする企画や食品サンプル展示も好評で、地方発の食文化と魅力が秋葉原の街でも強く支持されました。
■全世界にいる公式スタッフと直接話せる!「VRChatブース」

バーチャルマーケットの会場であり世界最大のVRSNSプラットフォームの「VRChat」も5回連続の出展。今回も大画面にVRChatを映し出し、海外にいるVRChat公式スタッフと来場者が直接話すことができました。ブースではステッカー配布に加え、VRChatの最新機能である「Avatar Marketplace」を紹介。難解な外部ツールを一切使わずにVRChatの中でアバターを買うことができる新たな市場の誕生に、「これは革命だ」との声も上がりました。
■遊び感覚で“安全”を学ぶ!VR建設現場アトラクション

東洋建設株式会社は、ニューヨークの超高層ビル工事現場を再現したVRアトラクションを出展。高所に架かる一本橋を強風の中で渡る作業を安全に疑似体験でき、「思った以上に緊張した」「安全対策の大切さを実感した」との声が聞かれました。普段は立ち入れない現場を通じて、安全意識向上を促す展示となりました。
■遊びながら環境を学ぶ!マイクラで体験するカーボンニュートラル

大日本印刷株式会社が初出展。AKIBA観光協議会の協力のもと有名IPと浮世絵を融合させたオリジナルグッズの即売や、マインクラフトを活用したカーボンニュートラル教育教材の体験を実施しました。和とポップカルチャー、遊びと学びを掛け合わせた展示に「暮らしに近くて分かりやすい」「子どもにも体験させたい」との声が多く、教育や文化分野でのメタバース活用を身近に感じられる場となりました。
■Vketちゃんパッケージの「V茶」が大好評!約3,000杯試飲でファン続出

仲村製茶株式会社は、Vketちゃん1号の茶摘み衣装イラストをパッケージに採用したコラボ商品「V茶(ぶいちゃ)」(全5フレーバー)を販売し、約3,000杯の試飲を実施。香り高くすっきりとした味わいに「事前情報で気になっていたけど、リアルで飲んだらファンになった!」との声も多数。「パッケージの可愛さや遊び心が良い」と味と世界観の両面で高評価を集めました。
このように出展各社は製品やサービスを宣伝するのではなく、来場者とともに体験を形づくる「共創者」として参加。HIKKYの伴走により、最新技術は驚きや楽しさへと翻訳され、都市型イベントとしてのVketRealの魅力を一層引き上げました。
現実の街に溶け込む仮想の息吹──秋葉原発の熱狂が全国へ

秋葉原の街が、アバター姿の来場者と現実世界の人々で入り混じる──。
VketRealは、単なる会場内イベントにとどまらず、街全体を巻き込みながら都市の景色そのものを変えていきました。
周辺では、来場者の姿に引き寄せられた一般客が「あれは何のイベント?」と興味を示し、そのまま会場を訪れる光景も多く見られました。特に今回は、秋葉原周辺の店舗と連動したコラボ企画を展開。毎回好評のHUB秋葉原店とのコラボカフェが2日間限定でオープンし、バーチャルとリアルをつなぐ“もうひとつのVketスポット”として来場者で賑わいました。
この盛り上がりは会場外にも広がり、北は北海道から南は福岡まで、全国7都市のHUB店舗で「コミュコラボカフェ」も展開。VRChatで人気のコミュニティやワールドとコラボした限定ドリンクやコースターを提供し、来店者同士がリアルの場で乾杯し合う光景が全国各地で広がりました。来場者アンケートでも「会場外でも楽しめるのが新しい」「遠方でもイベントの一体感を感じられた」といった声が寄せられています。

さらに、これまでVketRealを楽しんでくれていたユーザーが「私たちの町でもVketRealを開催したい!」と立ち上がり、有志として7月21日(月)にさっぽろテレビ塔で「VketReal in 札幌」を開催したところ、700人以上が来場するなど大盛況となりました。26~27日のVketReal 2025 Summerでは、札幌会場を3D化し、VRゴーグルを覗き込むことでイベントの熱量を感じられるイマーシブ体験も好評となりました。
こうした成功も後押しし、「次は自分の地元で開催したい」「旅行を兼ねて全国のVketRealを巡りたい」という声が多くあがり、VketRealは東京を超えて全国各地で新たな文化圏の創出へと歩みを進めています。

【概要】

イベント名 |
VketReal 2025 Summer |
開催日 |
2025年7月26日(土)~27日(日)、10時~19時 |
テーマ |
バーチャル⇆リアル 世界を開く“鍵”になれ! |
会場 |
ベルサール秋葉原 東京都千代田区外神田3丁目12−8 住友不動産秋葉原ビル1F・B1 |
WEB |
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Vket2025 Summer開催レポート |
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Vketnote |
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VketRealnote |
【VketRealとは】
『VketReal』は、XR関連のクリエイティブ活動およびコミュニティ活性化を主目的としたリアルイベントです。
一般的な展示即売会の形式に、来場者を驚かせるバーチャル×リアルの作品が集い、交流会などを合わせた独自プランニングを開発。最新技術を駆使した『Vketアトラクション』によって、VRユーザーは家にいながら会場や街へ出かけられる「バーチャルな姿のままリアルに飛び出す」体験を得られます。
また、現地の来場者は専門知識や難しい操作は不要で、アバター姿のVR住民との対話やミニゲームをプレイしたり、実際の商品をその場で購入できるアバター接客が体験できます。
さらに、プラットフォーマーや企業・団体、開催する街のお店などに参加を促すことにより、メタバースの未開市場を一丸となって開拓していくことを目標にしています。
【株式会社HIKKY概要】
代表取締役CEO: 舟越靖
本社:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目20番22号 三富ビル4F
設立:2018年5月1日
コーポレートサイト:https://hikky.co.jp/
法人様向けページ:https://hikky.co.jp/biz
お問合せはこちら:https://hikky.co.jp/contact

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