ジール、ニコンのデータ/AI活用において、コンサルティングからAIサービス導入、内製化を見据えた技術支援に至るまで幅広いサポートを提供
~Azure DatabricksとAzure OpenAIによるAI活用で、事業部門の79%が業務改善を実感~
アバントグループで、デジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)推進事業を展開する株式会社ジール(本社:東京都品川区、代表取締役社長:沼田 善之、以下「ジール」)は、株式会社ニコン(本社:東京都品川区、代表取締役 兼 会長執行役員:馬立 稔和、以下「ニコン」)のデータ/AI活用において、コンサルティングから機械学習を含めたAI導入、内製化を見据えた技術支援やスキルトランスファーに至るまで幅広いサポートを提供し、本事例を公開したことをお知らせします。

ニコン導入事例詳細:https://www.zdh.co.jp/customer/nikon/
【背景と課題】
技術開発や製品の進化のためにデータやAIの活用に注力
「信頼と創造」という企業理念を掲げ、1917年の創立以来、コア技術である光利用技術と精密技術をベースにした製品やソリューションを提供し続けるニコン。現在では、映像事業をはじめ、精機事業、顕微鏡技術や最先端機器の提供、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、デジタルマニュファクチャリング事業と幅広い事業を展開しています。
そうしたニコンにおいて、基礎技術の開発からビジネスに寄与する応用研究まで、デジタルやデータの力で複数の事業部門を横断的に支援するという使命を担っているのが数理技術研究所(以下、数理研)です。近年、全社を挙げたデータ活用を推進させるために、AIを業務やビジネスに取り入れていくことは不可欠となっています。数理研では、製品に搭載する機能だけでなく、製品開発や生産プロセスの効率化にも積極的にデータやAIを活用しており、また社内においては、データ・AI活用のCoE(Center of Excellence)や事業部門とベンダーの「橋渡し役」としての役割も担っています。そうした数理研には、事業部門からデータやAI活用に関する相談が多々、寄せられるようになっていました。
【採用のポイント】
データ/AIの活用を推進するためAzure DatabricksやAI/MLなどに幅広い製品知識や知見を持つジールを伴走パートナーとして選択
そうした数理研におけるデータおよびAI活用を促進させるためのインフラとして利用されているのが、ジールの提案により2018年に導入された統合データ分析基盤「Azure Databricks」、および「Azure OpenAI Service」です。そして、数理研がAzure DatabricksとAzure OpenAI Serviceを組み合わせ、事業部門のAIを用いたデータ活用をさらに進化させるためのパートナーとして選んだのがジールでした。
ジールはこれまでもニコンのデータ活用プロジェクトを多方面にわたってサポートしており、今回の数理研の重要ミッションであるデータ/AI活用についても、コンサルティングをはじめ、機械学習を含めたAIの導入、そして内製化を見据えた技術支援やスキルトランスファーに至るまで、幅広いサポートを提供しました。
SIerとして、単に一過性のソリューションを提供するに留まらず、ニコンがデータやAIを利用した課題解決を内製化できるよう、技術支援やリファレンスモデルの開発などを通じたスキルトランスファーなど様々なサポートを行っている点、常に数歩先を見据えたスキルやノウハウを提供している点などをご評価いただきました。
【導入効果と今後の展望】
事業部門の社員の79%が「AI活用による効果」を実感
今後は製造開発のDevOps推進を追求
ジールの伴走支援によって実現されたAzure DatabricksとAzure OpenAIを活用した事業部門における業務効率化の一例が、チェックリストの高度化です。これは、事業部門が業務で利用するExcelを用いて作成されたチェックリストに対して、AIによる情報追加を行うことによりチェック業務を大幅に効率化するというもので、アンケート調査では、事業部門の社員の79%が「AI活用による効果」を実感したとの回答が寄せられました。
数理研は今後、他事業部門へもデータとAI活用を横展開していく考えで、今回のケースを成功モデルとして、他事業部から寄せられる新たな課題に対処してく考えです。
また、今後の重要テーマとしてデータを活用した製品開発サイクルのDevOpsの推進があり、この具現化に向けたサポートについてもジールへ期待を寄せていただいています。
ニコンの導入事例詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.zdh.co.jp/customer/nikon/
今後もジールは、データ活用領域における30年以上の実績と知見を生かし、企業のDX実現を伴走するパートナーとしてお客様の企業価値向上に貢献するとともに、すべての人々がデータを活用でき、そのデータから恩恵を受けられる社会の実現を目指してまいります。
【株式会社ジールについて】
株式会社ジールは、DX構想策定のコンサルティングやデータ基盤構築、AIを主軸としたデータ高度利用支援や内製化の伴走型支援など、プロジェクトの全工程にわたって、最先端のテクノロジーと専門性による一気通貫のサービスを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションやデータドリブン経営の推進を支援しています。自社製品として、クラウド型データ分析基盤「ZEUSCloud」、DX人材育成を支援する「ZEAL DX-Learning Room」、オープンデータ活用サービス「CO-ODE」、AI系SaaS「STORYAI」なども展開しています。東証プライム市場上場の株式会社アバントグループの 100%子会社です。
社 名:株式会社ジール
設 立:2012 年 7 月
代表者:代表取締役社長 沼田 善之
主要業務:ビジネスソリューションパッケージの開発・ライセンス販売・コンサルティングサービス・サポートサービス など
本社所在地:東京都品川区上大崎 2 丁目 13 番 17 号 目黒東急ビル 6 階
大阪支社:大阪府大阪市中央区伏見町二丁目 1 番 1 号 三井住友銀行高麗橋ビル 7F
札幌オフィス:札幌市中央区北5条西11丁目15-4
【アバントグループについて】
株式会社アバントグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、東証プライム市場上場、証券コード:3836)を持株会社として展開するアバントグループは、財務情報・非財務情報を問わず様々な情報に基づき、お客様が適時・適切な経営判断を行い、経営改革を推進するためのソフトウエア開発・販売・保守や、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービスをご提供し、「経営のDX」に貢献しています。
コーポレートサイト:https://www.avantgroup.com/
主要なグループ事業子会社(いずれも100%所有)は以下の通りです。
<アバントグループ>
○株式会社アバント:https://www.avantcorp.com/
○株式会社インターネットディスクロージャー :https://internet-disclosure.com/
○株式会社ジール:https://www.zdh.co.jp/
○株式会社ディーバ:https://www.diva.co.jp/
〇株式会社VISTA:https://vista.avantgroup.com/
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
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