ボーダレス・ジャパン、社会課題解決の加速に向け新たなパーパスを発表
ーより多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組み「ボーダレス・カンパニオ」「ボーダレス・アライ」を制定 ー
また、より良い社会づくりを加速するために、志をともにする人々との新たな関わり方「ボーダレス・アライ」を開始し、ブランディングディレクターの工藤拓真氏とコピーライターの中村直史氏が参画いたしました。ボーダレスは、新パーパス制定を機に、コーポレートロゴおよびコーポレートサイトも全面リニューアルしております。
ブランドリニューアルの背景
ボーダレスは、「ソーシャルビジネスで世界を変える」ことを目指し、社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月に設立して以来、日本だけでなく世界13カ国で48の事業を展開しています。2022年度の売上高は75億円に及び、その全てが、さまざまな国で手付かずでいた社会的な問題を、ビジネスの力を使って解決する「ソーシャルビジネス」です。
同時に、環境、貧困、動物福祉、ジェンダーなど私たちが直面するさまざまな社会課題は絶えず浮き彫りとなっており、その解決のためには、より多くの人が関心を寄せ、実際に関わり、行動を起こすことが必要です。
今回のブランドリニューアルは、そのための第一歩でもあります。また、ボーダレスの全事業の指標が「社会課題が実際にどれだけ解決されたか(=ソーシャルインパクト)」であることを踏まえ、早期にソーシャルビジネスだけで売上100億を達成することも目指します。
新しいボーダレスのパーパス
SWITCH to HOPE
社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。
社会課題の解決を加速させていくためには、そこに参加したいと思う人を増やすことが重要です。
しかし、社会課題のネガティブな側面ばかりが注目され心理的距離を感じている人も少なくありません。
そこでボーダレスは、ソーシャルビジネスを「社会の課題を希望に変える転換装置」と再定義しました。「問題解決を超えて希望をつくる仕事」「難しそうな課題にも解決の糸口がある」「自分たちにもできる」「そのための実践方法があり、仲間がいる」そんな気づきが、社会をつくる一人ひとりに勇気やきっかけを与え「希望」の連鎖を生み出していくと信じて、新パーパスを策定しました。
新パーパスについて
https://www.borderless-japan.com/purpose/
ボーダレスがつくりたいのは、
たとえ困難が社会課題があったとしても、見過ごさず、より多くの人が「次々と」その解決に向かって行動を起こす、そんな社会(世界)です。詳細が綴られたnoteをぜひご覧ください。
「SWITCH to HOPE」ボーダレスの新パーパスが生まれるまで(前編)
https://note.com/borderless_japan/n/n52c3687a6d7d
「SWITCH to HOPE」ボーダレスの新パーパスが生まれるまで(後編)
https://note.com/borderless_japan/n/n5d6fce31d7bf
新コーポレートロゴ(シンボルマーク)
CIRCLE of HOPE
「夜明けの光」
一人ひとりの個性が輝き、繋がりあって、希望の光へとスイッチしていくことを夜明けの色で表現しています。夜が明ける前には、空にいろいろな色が広がります。
いろいろな色が、それぞれの個性を放ちながらも繋がりあって、みんなで、明るく強い朝の光(希望の光)を連れていきます。その光が地球を照らす姿を象徴するシンボルマークが生まれました。
社会に希望をつくるソーシャルベンチャーが集うエコシステム「ボーダレス・カンパニオ」
ボーダレスは、これまで世界13か国48のソーシャルベンチャーを「ボーダレス・グループ」と仮称しておりましたが、新パーパスの制定に伴い「ボーダレス・カンパニオ」と定義することにいたします。
ボーダレス・カンパニオについて
https://www.borderless-japan.com/companio/
「ボーダレス・カンパニオ」:共に良い社会をつくる仲間
これは、COMPANY(会社)の語源であり、COMPANIO(カンパニオ):共にパンを分かち合う仲間に由来しています。カンパニオには、会社を、単なる利益追求のみの組織ではなく
「ともによりよい社会をつくる仲間」という本義へと取り戻しながら、同時に、社会課題解決を最大化していく(=ソーシャルインパクトを最大化する)という意志が込められています。
ボーダレス・カンパニオは、起業家同士が学び合い、高め合い、支え合うさまざまな機能があり、
新たな起業家を生み出していく重要なエコシステムです。社会に取り残されてきた課題を希望へとビジネスの力で転換していく私たちだからこそ、共通目標である「SWITCH to HOPE」に向かう仲間を増やしていくことを目指します。
またボーダレスの一員ではなくとも、志を共有し、ともに社会を良くしていくために、さまざまな力の参画を図っていきます。この仕組みを「ボーダレス・アライ」と呼び、社会課題解決のためのパートナーシップを次々と生み出してまいります。
今回のブランドリニューアルには、「ボーダレス・アライ」の取り組みとしてブランディングディレクターの工藤拓真氏とコピーライターの中村直史氏が参画しました。新パーパス誕生の裏側、カンパニオに込めた思いなど代表の田口を交え3名で鼎談した様子を動画とnoteにまとめています。ぜひご覧ください。
【SWITCH to HOPE】CROSS TALK|パーパスが生まれるまで。田口一成 ×工藤拓真 × 中村直史 〜社会の課題を希望に変えるソーシャルビジネス〜
<コメント>
ブランディングディレクター 工藤 拓真氏
社会起業家という言葉には、「フツウのビジネスとは違うアプローチ」というニュアンスが入り込んでしまっているように感じます。でも、ボーダレスが挑むべきは、そういうことじゃない。そもそも、「会社とは何か?」もっといえば、「商売とは何か?」そんなことを考え続ける中で、ボーダレスのあるべき姿が見えてくるんだと思って、今回のようなパーパスや取組みが生まれました。とはいえ、今回の発表はスタートの第一歩。これから、ボーダレス・アライの一員として、次々に希望を生み出す取組に関われること、楽しみにしております。
コピーライター 中村 直史氏
ボーダレス代表田口さんが言う「大物より本物」という言葉が好きです。たとえ社会的に有名なすごい人じゃなくとも、人知れず目の前の問題に向かい合って「一遍を照らす」人たちがいる。ボーダレスの人たちも同様に、世界中で一遍を照らしてきたはずです。この資本主義の世界で、ビジネスというものの本義を見つめながら。その力を信じながら。そうして、課題を希望に変えてきた事実は、小さな希望となって、世界のどこかでもがきながら挑戦する人の気持ちを後押しするはずです。SWITCH to HOPEが世界中の名もなき「本物(たろうと願う人)」たちの背中を押し続ける言葉となり、実践でありつづけますように。
より良い社会を一緒につくる新たな関わり方「ボーダレス・アライ」
アライ(ally)とは「考えに賛同し、支援する人」のことで「ボーダレスの考えに賛同・支援してくださる人」をボーダレス・アライと呼びます。より良い社会をつくるためには、ボーダレスだけでも、社会起業家だけでもなく、所属や立場・さまざまな垣根を超えて多くの人が活動に参加できる仕組みが必要です。
新たな関わり方「ボーダレス・アライ」を通して、社会起業家をみんなで応援したり、いい社会づくりを共に学ぶ機会をつくったり、新たな交わりが生まれていくことを期待しています。
詳細は、以下のURLをご覧ください。
https://www.borderless-japan.com/ally/
コーポレートサイトの全面リニューアル
ボーダレスは、ブランドリニューアルと合わせてコーポレートサイトの刷新を行いました。パーパスや世界中でソーシャルビジネスに挑むフェロー(起業家)の紹介、良い社会づくりに一緒に参画していただける選択肢もご用意しています。起業を検討している方向けの情報や採用情報も随時アップデートしてお届けしていきます。
新コーポレートサイト https://www.borderless-japan.com/
採用ページ https://www.borderless-japan.com/recruit/
イベント開催のお知らせ
2019年から開催している『JAPAN ソーシャルビジネスサミット』を発展させ、『ソーシャルビジネスフェス HOPE 2023』を2023年10月14日に神戸にて開催いたします。
「社会に希望をつくる100のアイデアに出会おう。」をコンセプトに、社会起業家のセッションやソーシャルビジネスピッチ、様々なソーシャルプロダクト等に触れられるブース出店等を予定しています。一般の方も無料で来場いただけるオープン会場もご用意しております。ぜひご来場ください。
開催概要
『ソーシャルビジネスフェス HOPE 2023』
主催:株式会社ボーダレス・ジャパン
共催:甲南大学
後援:神戸市
■日時 2023年10月14日(土)10:00~18:30(受付開始:9:30から)
■場所 甲南大学 岡本キャンパス, 甲友会館&iCommons
(〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8丁目9−1)
■定員 500人 ※満席になり次第、販売終了 ※アーカイブ動画販売あり
▼イベント詳細はこちら
https://www.borderless-japan.com/sbf-hope2023/
▼チケットはこちら
株式会社ボーダレス・ジャパンについて https://www.borderless-japan.com/
「ソーシャルビジネスで世界を変える」ことを目指し、社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する48の事業を世界13ヵ国で展開・2022年度の売上は75億円を超える。社会起業家を次々と生み出すビジネスモデルを評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業〜」を受賞。
<会社概要>
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル10F
設 立:2007年3月
代 表:代表取締役社長 田口 一成
事 業:社会問題の解決を目的とした事業展開(ハーブティ事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)
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