ブリ漁獲量全国3位の函館で、地ブリを味わう。1ヶ月間に渡るブリ食の祭典「函館ブリフェス」を開催しました!
10月1日(金)〜 10月31日(日)
はこだて海の教室実行委員会は、函館でのブリの漁獲量が最盛期を迎える10月に函館を中心とした道南エリアにおいて、地元で獲れるブリ=地ブリを味わう食文化を作るべく、ブリの消費拡大の強化月間として様々な企画を実施する「函館ブリフェス」を開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 概要
・日程:2021年10月1日(金)〜31日(日)
・開催場所:函館市内、函館近郊エリア(北斗市、木古内町、知内町、七飯町、福島町)
・協力団体:はこだて・ブリ消費拡大推進協議会(渡島総合振興局)
- 道南エリア60店舗以上の飲食店とスーパーで函館ブリたれカツを販売
その背景として地元で食べる習慣がないことに加えて、ブリに対して生臭いなどといったイメージを持っている人が多いという原因もあります。そこで、下処理でブリを牛乳に漬けこみ、昆布エキスを塗り込むなど「5つのルール」を厳守することで、臭みのない状態で美味しくブリを味わうことのできる新ご当地グルメ「函館ブリたれカツ」を2020年に開発しました。
今年は函館ブリフェス期間の1ヶ月間、函館市内・近郊エリアの飲食店38店舗、スーパー22店舗と連携し函館ブリたれカツを販売。今年初参加のスーパーでは函館ブリたれカツを惣菜として販売し、一部店舗でご購入いただいた方に先着で、ブリをコンフィにした缶詰をプレゼントするなど、地元で馴染みの薄かったブリが食卓に並ぶ機会を創出しました。飲食店では各店が工夫を凝らしながら函館ブリたれカツに合うオリジナルのたれを開発・メニュー化。甘だれ、カレー、黒酢などたれのジャンルは多岐に渡り、中にはスープカレーやラーメンの具材として活用した飲食店も。若年層から高齢者までの様々な世代にも大好評で、全飲食店での1ヶ月間の総提供数は2324食、スーパーでの惣菜販売総数は10226パックで、多くの方々に地ブリをお楽しみいただきました。美味しく食べることを入り口にイカの街として知られていた函館で、今なぜブリなのかという部分に興味を抱いてもらい、函館市民にブリ漁獲量急増の背景にある海洋環境の変化を知っていただく1ヶ月となりました。
- Twitter投稿キャンペーン「地ブリを食べてブリリアントな景品を当てよう」を実施
- 美味しく・楽しくブリを味わう1dayイベント「函館地ブリパーク」を開催
食や仕事といった様々な観点からブリに触れる機会を作り、函館で暮らす方々に美味しく・楽しく海の変化についてメッセージを発信しました。
函館地ブリパークに関する記事はこちら
→ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000077920.html
- コメントや感想
・函館ブリたれカツを目当てにご来店いただくお客様がいたり、テイクアウトでお持ち帰りいただく方がいたりと、私たちでさえ馴染みの薄いブリが地元に少しずつ受け入れられていく様子を感じました。
・一度食べてみると、臭みがないことに驚き「美味しい」と言ってくださる場合がほとんどでした。中にはリピートして食べに来てくださる方もいらっしゃいました。
【函館ブリたれカツを注文したお客様の声】
・40代男性
なぜ函館でブリ?と疑問を抱いていましたが、期間中にテレビや新聞などでも函館でのブリの漁獲量が増加しているニュースを見て、地元で獲れている魚を食べてみたいと思い、注文しました。
・20代女性
本当にブリなのかと疑ってしまうほど、臭みがなく身がふっくらとしていてとても美味しかったです。函館ブリフェスが終わってもまた食べたいと思う味でした。
【期間中にSNSで投稿されたコメントから】
・函館地ブリパークに参加し、海でブリが獲れてから自分たちの口に入るまでの流れを勉強した息子が、お家でもブリたれカツを作りたいと言うので、初めてブリを購入し息子と一緒に家庭で調理してみました!
団体概要
団体名称 :はこだて海の教室実行委員会
本社所在地 :北海道函館市旭町6-14
代表理事 :菅原雅仁
設立 :2018年12月1日
URL :https://www.hakodate-umi.com/
活動内容:豊かな海を未来に残すため、次世代を担う子どもたちや市民を対象に、海に親しむ事業を実施する市民有志の任意団体です。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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