SNS利用状況に関する調査データを活用し、企業のマーケティングを支援
約16.5万人の「SNSパネル」、PR投稿の許諾を得た約1.5万人の「インフルエンサーパネル」の活用サービスを提供開始
近年、消費者の生活においてSNSは身近な存在となっています。総務省「令和元年通信利用動向調査(※1)」によると、SNSを利用している個人の割合について2019年は前年と比べて増加し、約7割となっています。利用目的では、1位の「従来からの知人とのコミュニケーションのため」に次いで、「知りたいことについて情報を探すため」が挙げられ、その割合は1年で6.2ポイント増加して約6割となっています。消費者がSNSを情報の検索目的で利用するようになり、企業のマーケティングにおいて、SNS活用の重要度が高まっています。このような背景から、LMはこのたびSNSに特化した「SNSパネル」「インフルエンサーパネル」の2つを構築しました。
1つ目の「SNSパネル」は、Pontaリサーチ会員を対象に聴取したSNSアカウントの保有や情報の発信・閲覧の状況、検索・投稿のジャンルなどに関する調査データです。パネル数は約16.5万人です。SNSを基軸にしたターゲティングやSNSの利用状況を加味したネットリサーチなどにご利用いただけます。
2つ目の「インフルエンサーパネル」は、SNSパネルと同様のSNS利用状況の調査に加え、定期的に情報発信し、一定数のフォロワーを抱えている方にPR投稿の許諾を得たパネルデータです。パネル数は約1.5万人です。商品・サービスのPR依頼や情報の拡散元となる可能性がある方に絞ったプロモーション、購買特性の傾向分析などにご利用いただけます。
「SNSパネル」「インフルエンサーパネル」の両パネルを組み合わせることで、インフルエンサーとフォロワー層を比較したリサーチや施策の結果分析も可能となります。
LMは、SNSパネル・インフルエンサーパネルをはじめ、企業のマーケティングにおける調査ニーズを捉えたサービスの提供を通じ、マーケティング支援の強化を図ってまいります。
※本サービスは、Ponta会員規約および個人情報保護法、その他の法令・ガイドラインに則り、データ分析・利活用を行っています
※1出典:総務省「令和元年通信利用動向調査」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf
- SNSパネル・インフルエンサーパネルの特長
・パネル数のデータ規模:SNSパネル約16.5万人、インフルエンサーパネル約1.5万人
・パネルデータを活用して絞り込んだ会員に向け、多角的なアプローチが可能
アプローチには、LMが提供するメール、郵送DM、アプリ、SNSなど、デジタル・リアル問わず、最適な手段を利用できます。
※各種通知手段によって情報提供を行うことに同意いただいたPonta会員に向けて、アプローチします
・サステナブルパネル、自動車パネル、住宅パネル、金融パネルなどの各種専用パネルと掛け合わせた分析も可能
・インフルエンサーパネルについては、事前にPR投稿の依頼に許諾を得ているため、スピーディーに施策を実行が可能
- 企業におけるSNSパネル・インフルエンサーパネルの活用イメージ
➀商品・サービスのPRをインフルエンサーに依頼
例)特定のSNSでフォロワー数が500人以上の方に、商品・サービスのPR投稿を依頼
※LMからインフルエンサーへの依頼時に、投稿にPR案件であることの明示を促します
➁SNSを基軸にしたプロモーション展開
例)SNSでファッションの情報収集をしている方や、特定のSNSでフォロワー数100人以上の情報拡散を見込める方に向けたプロモーションを展開
③SNS利用状況を加味したネットリサーチ
例)美容グッズに関する投稿を積極的に行っている方に、新商品の受容性に関するアンケートやインタビュー調査を実施
④インフルエンサーの購買特性の傾向分析
例)実利用データとSNSの利用状況を掛け合わせ、食品に関する情報を検索している方の購買傾向を分析
- <参考>
本パネルの構築にあたり、Pontaリサーチ会員に対して実施した「SNSの利用状況に関する意識調査」および「インフルエンサーに関する調査」の結果は以下の通りです(一部抜粋)。
【調査概要】
・SNSの利用状況に関する調査
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2021年2月26日~3月14日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 「Pontaリサーチ」会員 10代以上の男女
有効回答数 : 165,732サンプル
・インフルエンサーに関する調査
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2021年3月3日~3月16日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 「Pontaリサーチ」会員のうち、以下インフルエンサー定義の該当者
インフルエンサー定義:
①インフルエンサーマーケティング許諾あり
②SNSで定期的に情報発信あり
③SNSのいずれかでフォロワー数が10人以上
有効回答数 : 15,384サンプル
- 調査トピックス
<SNS別の利用状況:SNSパネルより>
定期的に閲覧しているSNSは「Twitter」「Facebook」「Instagram」「YouTube」がそれぞれ20%以上。定期的に情報発信している方が多いSNSは「Twitter」「Facebook」「Instagram」となりました。
また、利用SNS別のフォロワー数はどのSNSにおいても、フォロワー数100人未満が50%以上となり、フォロワー数5,000人以上が1%程度となりました。
<SNS利用者の情報検索・投稿ジャンル:SNSパネルより>
SNSで検索するジャンルは「食品」「飲食店」「映画・エンターテインメント」が15%以上と高くなりました。投稿ジャンルも検索と同様の傾向がみられました。これらのジャンルは検索や投稿ともに高いことから、SNSを活用して商品やサービスの購買を検討している可能性が高いとうかがえます。
<インフルエンサーの属性:インフルエンサーパネルより>
定期的に情報発信しており、SNSでのPR投稿の許諾が取れた方は15,384人。
男性は54%となり40~50代が多く、女性は46%となり20~50代が多くなりました。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
マーケティング施策立案にお役立ていただける、より詳細なSNSの利用状況およびインフルエンサーに関する調査データや、性年代別・価値観別の追加分析レポートをご希望の方は、株式会社ロイヤリティ マーケティング ビジネスデザイン部リサーチ担当部局までお問い合わせください。 lm-sales-research@loyalty.co.jp
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