Kaspersky、サイバー脅威インテリジェンスを対象とした2024年版レポート「Frost Radar(TM)」でリーダーに認定
[本リリースは、2025年5月14日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
--【概要】---
Kasperskyはこのたび、サイバー脅威インテリジェンス(CTI)市場におけるイノベーションが評価され、市場調査およびコンサルティング企業であるFrost & Sullivan(米)のレポート「Frost Radar(TM) Cyber Threat Intelligence 2024」において、CTI市場のリーダーの一社として認定されました。戦略的な拠点で展開する脅威リサーチ部門の専門知識、グローバルな顧客サポート、多大な研究開発への投資により、当社は進化するサイバー脅威に対して一歩先を行く防御を提供する体制が整っています。
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Frost & SullivanのFrost Radarレポートは、リーダーシップと市場での優位性という観点から数多くの企業を比較しています。対象として選定したベンダーを、「成長」と「イノベーション」という二つの主軸で10の評価基準に基づいてレーダー状のグラフFrost Radarにプロットし、読者に評価を提供します。
「成長指数」は、企業の成長軌道に加え、強力なイノベーションパイプライン、市場の動向に応じた実行能力、長期的なビジョンに裏打ちされた明確で堅固な戦略を実行する能力を評価します。「イノベーション指数」は、将来のメガトレンド、変化する市場の需要、顧客のニーズに合わせて、将来を見据えたソリューションをどの程度効果的に企業が提供できているかを評価します。
当社は、包括的なCTI機能、拡張性の高いイノベーション、研究開発への多大な投資、CTI分野におけるソートリーダーシップ、そして法人向け脅威モニタリングサービス「Digital Footprint Intelligence」に特化した堅固なイノベーションロードマップが評価され、Frost Radarのイノベーション指数において高いパフォーマンスを示しています。Frost & Sullivanの専門家はレポートの中で、特に弊社製品のIoC(侵害の痕跡)のタイムライン分析や悪意のあるファイルの類似性検索といった、脅威検索機能の強化について触れており、これらは弊社が保有する25年分以上の脅威の履歴データのリポジトリによって支えられています。
Frost & Sullivanはまた、当社がCTIと脅威インテリジェンスプラットフォーム(TIP)の両方を提供する数少ないベンダーの一社であり、サードパーティベンダーの商用データを取り込むことができることも強調しています。当社は、グローバルでカスタマーサポートを提供し、戦略的な拠点に脅威リサーチ部門を配置することで、さまざまなセグメントにソリューションを展開し、高度に文脈化された脅威インテリジェンスサービスを提供しています。Frost Radarレポートでは、当社のCTI分野における高いシェア、そして過去3年にわたって2桁成長を継続していることも評価しています。

同レポートでは、当社の包括的なサイバーセキュリティ・ポートフォリオにも焦点が当てられています。これらのポートフォリオは、SIEM(Security Information and Event Management)、XDR(Extended Detection and Response)、MDR(Managed Detection and Response)、NDR(Network Detection and Response)を含む幅広いソリューションで構成され、その全てが脅威インテリジェンスに支えられています。さらに、Frost & Sullivanは、当社のカスタマイズ可能なCTI製品の提供範囲と影響を拡大する上で、当社のパートナーエコシステムと営業チームの重要な役割についても強調しています。
Frost & Sullivanのサイバーセキュリティ担当インダストリープリンシパルであるマーティン・ナイデノフ(Martin Naydenov)氏は、次のようにコメントしています。「世界の脅威インテリジェンス市場におけるKasperskyのリーダーシップを後押ししているのは、CTI、TIP、XDR、DRP(Digital Risk Protection)という広範で革新的なポートフォリオです。同社のDigital Footprint Intelligenceモジュールでは、ブランド保護から資産管理まで、25年以上の脅威に関するデータに裏打ちされた重要な機能が提供されています。タイムライン分析や類似性検索といった機能強化も行われており、高コンテキストで実用的なインテリジェンスを提供するという強い意志が示されています。多様なセキュリティ成熟度に合わせたスケーラブルなソリューションおよび、生成AIを特徴とする2024年の強力なロードマップにより、同社は脅威の可視性と対応を向上させ続けています。地政学的な逆風にもかかわらず、分散型の調査ネットワーク、グローバルな顧客基盤、カスタマイズ可能な価格戦略により、Kasperskyは複雑なサイバー脅威の状況を乗り切ろうとする企業にとって強靭(きょうじん)で、将来を見据えたパートナーとして位置付けられています」
Kasperskyのコーポレートプロダクト部門でバイスプレジデントを務めるグレブ・グリツァイ(Gleb Gritsai)は、次のようにコメントしています。「当社の脅威インテリジェンスはあらゆる活動の基盤となっています。比類のないテレメトリ、独自のソース、世界トップクラスの人材とAIの専門知識を有するグローバル企業として、お客様が進化し続けるサイバー脅威の先手を打てるよう支援しています。今日のリスクに対しては、ただ防御するだけでは足りません。真のサイバーセキュリティとは、次に来るものを予測することです。だからこそ、私たちはサイバー脅威インテリジェンスと研究開発に投資し、当社のソリューションを新たな脅威に適応させ続けています。このアプローチがFrost & Sullivanに評価され、世界中の企業が当社のリーダーシップ、イノベーション、そして卓越性へのコミットメントを評価し、選択してくださっていることを改めて誇りに思います」
・ Frost & Sullivanが当社を評価した詳細については、こちらよりご覧いただけます。
※ Frost RadarはFrost & Sullivan社の商標です。
■ Kaspersky について
Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は20万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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