ふるさと納税forGood!を活用し、社会起業家支援に向けた連携を始動<島根県雲南市>
ー 雲南市の地域課題を解決に挑む6事業者の資金調達を伴走支援 ー
連携の背景:補助金に頼らない資金調達が1つの課題
雲南市では、コミュニティ財団を中心に、地域課題を共有する勉強会の開催や、課題を発見するための調査事業等を実施してきました。
一方で、地域課題解決に取り組む社会起業家(NPO法人等)がより活動を推進していくための課題の一つに資金調達があります。
従来、資金調達の手段として、補助金や通常のクラウドファンディングが挙げられますが、補助金に依存した事業計画になってしまったり、資金調達の継続性に欠けたりする問題がありました。
そこで、これまでの資金調達手段の課題を克服し、新たな手段としてクラウドファンディング型ふるさと納税を活用するに至りました。
◎クラウドファンディング型ふるさと納税のメリット
(1)従来の補助金とは違い、起業家自身が応援者を募り資金調達に動ける
(2)返済義務がないため、非営利活動にも活用できる
(3)税控控除が受けられるため、寄付者の負担感が少なく、継続的な支援が期待できる
連携の概要:クラウドファンディング型ふるさと納税「ふるさと納税 for Good!」で資金調達を支援
ボーダレスが運営するクラウドファンディング型ふるさと納税に特化したポータルサイト「ふるさと納税 for Good!」を活用し、資金調達を伴走します。ボーダレスが持つクラウドファンディングノウハウを起業家へ提供・実行までサポートします。
一方で、寄付募集ページ作成にあたっての細やかな疑問解消や、募集期間中走り続けるためのメンタル面でのサポートなど、地域に根差しているからこそできる伴走支援をコミュニティ財団が担います。
事業者一覧 https://furusato-forgood.jp/specials/b4fb1f49-eb03-4968-a7ef-4b96eb410963
・じねんにみそ(雲南市市民活動団体)
小学校での味噌作りを通して食育に取り組む
・mama’s smile はぐ(雲南市市民活動団体)
地域全体の子育て環境づくりを通して孤独な子育てをなくす
・一般社団法人みかた麹杜(きっと)
発達症がある子どものサポートとその体制づくりを通じて子どもの可能性を高める
・一般社団法人エンター(近日公開予定)
デジタルを活用した高校生の学びの場づくりを通して地域課題の解決に取り組む
・一般社団法人umi(近日公開予定)
学生と社会の接点創出を通していきいきと未来を切り拓く人材の育成に取り組む
●うんなんコミュニティ財団 担当者からのコメント
石原 尚実さん
法人設立準備段階から、生きにくさを感じている子どもや若者への支援がどうにかできないか、というお声をいただいていました。ひとことで支援と言っても、当事者の背景は多様なため、支援内容や関わる人も多様である必要があります。
雲南市内には上記の事業・団体以外にも、多くの組織や団体で様々な取り組みがされています。多様な団体と連携し、地域全体で取り組むことで子どもや若者が自分らしく生きることができる地域づくりに寄与することを目指します。
「ふるさと納税forGood!」について https://furusato-forgood.jp/
ふるさと納税forGood!は、従来の返礼品重視のふるさと納税とは違い、使途を明確に打ち出し、その取り組みへの共感で寄付を集めるクラウドファンディング型ふるさと納税のプラットフォームです。地域の素敵な取り組みを広く発信することで良質な認知獲得に繋がり、関係人口創出へ寄与します。今後は、機能ならびにプロジェクトも順次拡大していく予定です。さまざまな取り組みを通じて地域の生産者や自治体に寄り添いながら、プロジェクトの認知を拡大し、より多くの人に共感してもらえる地域づくりを目指します。
株式会社ボーダレス・ジャパンについて https://www.borderless-japan.com/
社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する49の事業を世界13ヵ国で展開・2022年度の売上は75億円を超える。社会起業家を次々と生み出すビジネスモデルを評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業〜」を受賞。2023年10月、社会課題解決を次のステージに進めるべく新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表。より多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組みづくりを目指す。
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル10F
設 立:2007年3月
代 表:代表取締役社長 田口 一成
事 業:社会問題の解決を目的とした事業展開(ハーブティ事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)
《本リリースに関するお問合せ》
ふるさと納税for Good!事業部
担当:竹下友里絵
電話:092-292-5791(会社宛)
メール:takeshita(@をいれてください)borderless-japan.com(担当宛)
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