トライアンフがTF 250-Eで初のエンデューロシーズンを華々しく祝う

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、新たに発表されたTF 250-Eが、競技初年度において注目すべきデビューを果たしたことをお伝えいたします。

  • 競技初年度におけるTF 250-Eの注目すべきデビュー

  • FIMエンデューロGP世界選手権、インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ(ISDE)、および国内3つの選手権での勝利

新たに発表されたTF 250-Eは、競技初年度において注目すべきデビューを果たし、トライアンフ モーターサイクルズをFIMエンデューロGP世界選手権での複数の成果へと導きました。エンデューロ1カテゴリーでは3位、4位、5位を獲得し、エンデューロGP総合でも2度のトップ10入りを果たしています。また、インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ(ISDE)、国内3つの選手権での勝利に加え、インドアやハードエンデューロイベントでも際立った成績を残し、TF 250-Eはオフロードレーシングの世界における強力な存在としての地位を確立しました。

トライアンフは、まったく新しいカテゴリーに参入し、エンデューロ最高峰でのキャンペーンを力強くスタートさせました。開幕戦ポルトガルでは、TF 250-Eは即座に競争力を発揮し、2日間のエンデューロGPで4回のトップ10入りを果たすとともに、ミカエル・ペルソン、ジェイミー・マッカニー、モーガン・レシアルドのライダーがエンデューロ1クラスで2度の表彰台を獲得しました。

非常に評価の高いデビューシーズンとなったTF 250-Eは、全7ラウンドでエンデューロ1クラスにおいてトライアンフに乗ったライダーが15回の表彰台を獲得しました。トライアンフ・レーシング・イタリアのモーガン・レシアルドはシーズンを3位で終え、トライアンフ・ファクトリー・レーシングのジェイミー・マッカニーが4位、ミカエル・ペルソンは最終ラウンドを怪我で欠場したにもかかわらず5位に入りました。また、ペルソンはエンデューロGP総合で7位、レシアルドは8位でシーズンを締めくくっています。シーズンのハイライトは、イタリアで開催されたチャンピオンシップの最終前ラウンドで、レシアルドがエンデューロ1クラスで2位・1位のフィニッシュを果たし、トライアンフにとってエンデューロGP世界選手権でのクラス初優勝と総合表彰台2位をもたらしたことです。

さらに、ペルソンとレシアルドは権威あるインターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ(ISDE)でも活躍しました。ペルソンはチーム・スウェーデンを17年ぶりの表彰台となる2位に導き、チーム・イタリアはベルガモで開催されたホーム戦で歓喜の勝利を収め、TF 250-Eの栄誉のリストにさらなる輝きを加えました。

国内選手権では、マッカニーがACUブリティッシュ・エンデューロ選手権のタイトルを獲得し、ペルソンが僅差の2位に入り、TF 250-Eがシーズン全体を通じて圧倒的な存在感を示しました。さらに、マッカニーはブリティッシュ・スプリント・エンデューロのタイトルも獲得し、レシアルドはシーズン前半にイタリア国内エンデューロシリーズでエンデューロ1クラスの優勝を飾りました。

TF 250-Eの実力をさらに裏付けたのがジョニー・ウォーカーで、2025年FIMスーパ―エンデューロ世界選手権の全ラウンドで表彰台に立ち、シリーズ総合2位を獲得しました。英国の人気スターであるジョニー・ウォーカーは、伝統的な2ストローク勢がひしめく難関レッドブル・エルツベルグロデオで見事6位に入り、さらにレッドブル・タインライドでは2位に輝きました。ジョニーは最近、AMAエンデューロクロスでTF 450-Eのデビュー戦を飾り、3レース合計で3位・1位・1位の成績で開幕ラウンドを制しました。

▼イアン・キンバー:トライアンフ グローバルレースプログラム責任者

「今年のエンデューロで達成したすべての成果を非常に誇りに思います。昨年、初のオフロードバイクを発売し、広範な国際レーシングプログラムを立ち上げることは大きな挑戦でしたが、2025年にはさまざまなタイプのエンデューロ競技に挑戦できることに胸を躍らせました。非常に実力のあるチームやライダーと競い合う中で、ファアクトリーチーム(ポール率いるチーム)とイタリアチームの両方がエンデューロGPで多くの成果を挙げることができました。市販車に近いバイクで、特定のレースパーツを除けばほぼ標準仕様のままシーズンを終えられたことは、開発段階での取り組みとチームによるプレシーズン準備の成果の証です。ミキ(ミカエル・ペルソン)は非常に安定したシーズンを過ごしたにもかかわらず、最終戦に出場できなかったのは不運でしたが、彼の成し遂げたすべてのことに感謝したいと思います。」

「ジェイミーはブリティッシュ選手権で優勝し、モーガンはエンデューロ1クラスでトライアンフ初の勝利とエンデューロGP表彰台を獲得、さらにイタリア国内エンデューロ1タイトルも手にしました。それだけでなく、トライアンフのマシンはISDE男子ワールドトロフィーでの勝利や、チーム・スウェーデンの2位入賞にも貢献しました。新たにこのカテゴリーに参入したメーカーとして、非常に素晴らしい成果だと考えています。」

「さらに、エルツベルグやインドアイベントでの結果は、我々のプラットフォームの強さを改めて証明するものであり、これまでの経験を基に今後さらに進化させていくことを楽しみにしています。今シーズン全力を尽くしてくれたチームとライダー全員に心から感謝するとともに、エンデューロ参戦初年度として非常に満足のいく結果を収めることができました。」

▼ジェイミー・マッカニ:トライアンフ・ファクトリー・レーシング ライダー

「世界エンデューロ参戦初年度にトライアンフのライダーとして走ることができ、本当に光栄でした。これまで数年間、耐久性の面でチームと取り組んできたので、1年を通して私がレースで駆ったマシンとしてバイクが進化していくのを見られたことは特別な体験です。毎週末、象徴的なブランドの工場ライダーとしてスタートラインに立つことは素晴らしい経験であり、この機会を与えてくれたトライアンフの皆さんに感謝したいです。」

「今年の結果はそれ自体が物語っています。2つのブリティッシュタイトルを獲得し、ミカエルは怪我をするまでエンデューロ1総合2位を争いました。バイクを発売して初年度からこれほど競争力を発揮できるブランドは多くなく、TF 250-Eの優れた性能が初期状態から証明されたと言えます。残念ながら、私自身は怪我によりシーズンを完全には計画通り進められませんでした。しかし、それでも10年以上ぶりに2つのブリティッシュ選手権を制したことは素晴らしく、本当に嬉しく思います。」

▼ミカエル・ペルソン:トライアンフ・ファクトリー・レーシング ライダー

「トライアンフのエンデューロGP初年度チームでライダーを務めることは大きな挑戦でしたが、強化された冬季トレーニングのおかげで非常に良い基盤があると感じました。可能な限りレースに参加するだけでなく、TF 250-Eの性能を最大限に引き出すため、1年を通して開発も行ってきました。9月に膝を負傷するまで、私のシーズンは順調でしたが、それまでに成し遂げた成果を非常に誇りに思います。初年度の新しいブランドでライダーとして信頼を受けることができたのは光栄で、本当に楽しむことができました。」

「エンデューロ1で複数回の2位入賞を果たし、ISDE総合では自身が4位に入るなど、非常に良い結果を残すことができました。6日間のレースをまったく問題なく完走できたことは、バイクの信頼性の高さを示しています。また、スウェーデンに17年ぶりとなる表彰台をもたらせたことは、私にとって今年のハイライトの一つです。全体として、素晴らしいシーズンとなり、達成した成果には満足しています。」

▼モーガン・レシアルド:トライアンフ・レーシング・イタリア ライダー

「トライアンフ・イタリアとJETチームによる新プロジェクトに選ばれたことは、本当にワクワクし誇りに思いました。オフシーズンの短期間で最高のバイクを作るために懸命に取り組み、素晴らしい成果を上げられたと思います。初めから、軽量で方向転換が容易なハンドリングが気に入り、エンジンの力強さにも魅了されました。シーズンを通じて、あらゆる地形・天候で非常に高い競争力を発揮できました。今年は自身にとって最高のシーズンであり、イタリア選手権優勝、チーム・イタリアと共にシックスデイズ制覇、そして母国イタリアでのGP初勝利を含む世界選手権3位という成果を達成しました。」

「2025年のISDEは、決して忘れられない体験でした。ファンや家族の前で勝利を収めた瞬間は、純粋な感動に包まれました。雨や日差し、砂埃の中でも6日間バイクは完璧に機能しました。母国イタリアでトライアンフ初のGP勝利を飾ることができたのは、まさに夢の実現です。達成した成果を誇りに思うとともに、トライアンフ モーターサイクルズ イタリアとジョリー・エンデューロ・チームの尽力に感謝しています。2026年も楽しみにしています。」

▼ポール・エドモンドソン:トライアンフ ファクトリー・レーシング エンデューロチームマネージャー

「全体として、素晴らしいシーズンだったと思います。大局的に見れば、我々は以前から市販車を通じて関係を築いてきましたが、今年新型エンデューロバイクでのレースまで辿り着けたことは本当に感動的です。TF 250-Eで達成した成果は信じられないほどです。すべてのバイクが世界選手権・国内選手権を通じて毎日完走しており、信頼性の面でこれ以上の例はありません。国内タイトルもいくつか獲得できました。」

「私にとってのハイライトは、2025年のインターナショナル・シックスデイズ・エンデューロです。6日間にわたる過酷なレースの末、ミカエル・ペルソンとモーガン・レシアルドは、それぞれTF 250-Eで総合4位と5位を獲得しました。2026年に向けては、すでに非常に万全の準備が整っていると感じています。今年、バイクについて多くのことを学びましたので、その知識を冬季の期間を通じて最大限に活かし、2026年シーズンに臨むのが待ちきれません。」

ディーラーで即納可能

TF 250-Eは、トライアンフのモトクロスおよびエンデューロディーラーで現在在庫あり(日本国内は以下4店舗)。  

日本国内での取り扱いトライアンフ正規販売店

トライアンフ 東京ベイ

トライアンフ 浜松

トライアンフ 福岡

トライアンフ 鹿児島

価格は¥1,156,000からとなっています。

イバン・セルバンテスやポール・エドモンドソンらオフロードレーシングのレジェンドと共同で開発されたTF 250-Eは、独自設計の軽量アルミニウムフレームを採用し、機敏さと剛性を両立させることで卓越したハンドリングと安定性を実現しています。プレミアムブランドのコンポーネントを装備し、最新のオフロード技術に加えて、ライダーを中心に考えたエルゴノミクスとレース由来のスタイリングを備えています。スリムなボディワークとトライアンフ・パフォーマンスイエローのグラフィックが、スタートラインでも際立つ力強くアグレッシブな印象を演出します。

トライアンフの高い品質と信頼性に裏打ちされ、すべてのオフロードモデルには世界水準のサポートが提供されます。専門ディーラーのグローバルネットワークと、24時間365日対応の部品注文・供給システムにより、安心してオフロードライディングを楽しむことができます。

お客様お問合せ先

トライアンフコール:TEL 03-6809-5233

トライアンフ WEBSITEhttp://www.triumphmotorcycles.jp/

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会社概要

URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区海岸3-18-1 ピアシティ芝浦ビル3階
電話番号
03-6453-9810
代表者名
大貫陽介
上場
未上場
資本金
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設立
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