【建設現場の業務実態調査】現場で扱う資料の管理・共有は個人のPCやUSBが4割、クラウド利用はわずか2割にとどまる。属人化した管理体制で、過去資料の検索性や外出先からの閲覧に課題。

LINE WORKS

ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」や各種AI製品を提供するLINE WORKS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:島岡 岳史)は、建設現場で働く施工管理、現場作業員、職人の方、計1,071名を対象に「建設現場の業務課題と実態に関する調査」を実施しました。

【調査背景・サマリー】

建設現場の実態調査から、企業としては、「人材不足」や「人材育成の遅れ」を優先的に対応すべき課題として捉えていることに加え、工程や作業のスケジュール調整、現場の立ち会い、協力会社との連絡、資料の管理・共有、議事録作成などの業務に時間を要している実態が明らかになりました。こうした業務負担の背景には、属人化された業務やアナログな手段による運用が残っていることが一因と考えられます。

資料・ファイルの管理・共有については、いまだ4割以上が個人のPCやUSBメモリで行っているという回答があり、「過去の資料が検索しづらい」「外出先から確認できない」といった運用に関する課題の声が上がっています。

人材不足が深刻化するなか、現場業務のアナログな業務負担を減らし、一人一人の生産性を高める取り組みが急務となっています。

【調査概要】

・調査時期  :2025年5月8日〜2025年5月12日

・調査方法  :インターネット調査

・サンプル数 :1,071人

・調査対象  :以下、①〜③の条件をすべて満たす方

1          18-69歳 男女

2          建設業または不動産の企業に勤めている方、もしくは該当業界で事業を行っている方

3          施工管理または現場作業員/職人の職種の方

※従業員人数が「1人」「わからない」を除く

1.建設業界において企業がかかえている課題

企業でかかえている課題は、「人材不足」が7割以上(72%)と最も多く、「人材育成の遅れ」44%と続いた。

2.現場業務における課題
現場で手間がかかっている・負担に感じている業務については、「工程や作業スケジュールの調整に時間がかかる」最多の42%、「現場立ち会いに時間をとられ、事務作業などが後回しになってしまっている」33%、「協力会社や外注業者との連絡調整や資料の共有に時間がかかる」32%がトップ3という結果となった。

3. 業務や現場で扱う資料やファイルの管理・共有方法の実態

 課題のトップ3にあがった資料の共有について着目してみると、業務や現場で扱う資料やファイルの管理・共有方法については、「自分のPCやUSBメモリで管理・共有している」が44%で最も高く、聴取した5項目の中では、「クラウドで管理・共有している」はわずか2割(22%)にとどまり、最も低かった。

ファイルや資料の取り扱いにおいて負担や課題に感じていることについては、「過去の資料を探しづらい」43%、「外出先から資料を確認・編集できないことがある」39%が上位にあがり、社内外の資料共有やファイルの確認・管理に1日あたり平均 60分の時間を使っている。

今回の調査について、吉成建設株式会社 大前 志鶴様よりコメントをいただいております。

吉成建設株式会社 総務部次長 大前 志鶴 様

これまで現場ごとに資料や書類の管理が属人化しており、資料の共有や確認に手間がかかっていました。現場からも改善要望があり、LINE WORKSのストレージ機能「Drive」を導入し、チーム全体での一元管理の実現に向けて着手しました。普段使っているLINE WORKSにオプションとして追加するだけで使い始められる点のほか、複数のツールと比較して容量やコストの面で導入しやすかったのが大きな決め手です。また、ローカルPCとの自動同期ができ、普段のエクスプローラーと同じような操作で使えるため、感覚的にも非常に分かりやすく、現場のメンバーも無理なく使える点も大きな魅力です。また、会議や打ち合わせの議事録作成にかかる負担を削減するために、LINE WORKSとも親和性の高いAI議事録作成ツール「LINE WORKS AiNote」の導入を決めました。資料管理や議事録作成にとどまらず、今後も現場のさまざまな業務の効率化を進めていきたいと考えています。

 

LINE WORKS株式会社 Industry Development Sales本部 建設業界担当 谷 ひかる

人手不足が深刻化する中、限られた人材でいかに効率的に現場を運営していくかが、今後の大きな課題です。その解決のカギとなるのが、DXツールやAIの活用です。当社では、コミュニケーションツール「LINE WORKS」をはじめ、AI議事録作成アプリやクラウドカメラなど、現場業務を効率化するさまざまなソリューションを通じて、建設現場の生産性向上を支援してまいります。

また、今回の調査では、資料やファイルの管理・共有に加え、本プレスリリースではご紹介しきれなかった、議事録の作成やトランシーバーを活用した情報伝達、監視カメラを活用した現場管理など、建設現場における業務の実態を幅広く明らかにしています。

(※本調査レポートはセミナーにお申込みいただいた方へ送付しております。詳細はこちらhttps://lp.line-works.com/kensetsu_seminar/

 

オンラインセミナー開催:AI時代の現場管理~“人手不足”に負けない現場のつくり方~

AIを活用した次世代の現場運営をテーマに、LINE WORKSファミリー製品を活用した“人手不足に負けない現場”のつくり方をご紹介するセミナーを開催します。お申込みいただいた方へは、申込特典として本調査内容をまとめた「建設現場における業務の実態調査レポート」をお送りいたします。

<詳細・申込はこちら>https://lp.line-works.com/kensetsu_seminar/

開催日時:7月24日(木) 13:00~13:45

開催形式:Zoom

申込特典:「建設現場における業務の実態調査レポート」

建設業界の方向けLINE WORKSファミリー製品のご紹介

建設現場の課題を解決できるLINE WORKSファミリー製品を紹介しております。また、コミュニケーションツールの「LINE WORKS」、トランシーバーアプリの「LINE WORKSラジャー」、AI議事録アプリの「LINE WORKS AiNote」をお得に使えるバリューセットをご提供しています(最大20%OFF)。

LINE WORKSファミリー製品紹介サイトの詳細はこちら

https://lp.line-works.com/usage-construction/

バリューセットの詳細はこちら

https://lp.line-works.com/value-set-construction/

 

 

LINE WORKS株式会社について
ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」、AI製品、LINE WORKSプラットフォームを管理基盤としたLINE WORKSファミリー製品を提供しています。

多種多様な業種やビジネスシーンを問わず現場の課題に寄り添えるサービス提供に取り組むと共に、最先端のAI技術研究を通じ、AI技術のさらなる社会実装を目指しています。

会社概要

社名:LINE WORKS株式会社

本社:東京都渋谷区桜丘町 1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー23階

設立:2015年6月

代表者:島岡 岳史

資本金:55億2,000万円

URL:https://line-works.com/

※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

※本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

LINE WORKS株式会社

45フォロワー

RSS
URL
https://line-works.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー23F
電話番号
-
代表者名
島岡 岳史
上場
未上場
資本金
55億2000万円
設立
2015年06月