ヘラルボニー、12月5日・6日に下北沢・BONUS TRACKにてFUNからはじまる体験型イベント「FUNclusion Week 2025」を開催
障害者週間に、FUNclusion映画祭や画家・小池アミイゴ氏とのワークショップなど楽しくまざり合う体験を

株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市、代表取締役 Co-CEO:松田 崇弥、松田 文登、以下「ヘラルボニー」)は、株式会社大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉 恭雄、以下 「大広」)と共同で、12月の障害者週間にあわせ12月5日(金)と6日(土)、体験型イベント「FUNclusion Week 2025」をBONUS TRACKを中心とした下北線路街にて開催します。
・「FUNclusion Week 2025」公式サイト
※「障害者週間」とは
障害者基本法に基づき毎年12月3日から9日までの期間が障害者週間と定められています。
https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/r06shukan/main.html
■「FUNclusion Week」とは
「FUNclusion(ファンクルージョン)」は、「FUN(楽しさ)」と「Inclusion(包摂・インクルージョン)」が融合し、「心がまざる」新しいインクルージョンのカタチです 。
多様な価値観が広がる社会において、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の実践が重要度を増していますが、まずは何をしたら良いかわからないという声が多いのが現状です。そこで、「楽しい」や「好き」をきっかけにFUNからはじめる新しいインクルージョンの形として提唱しています。2024年12月、株式会社SIGNING・株式会社大広と、HERALBONY ACADEMY(株式会社ヘラルボニー)が共同研究パートナーとして『FUNclusion Report』を発行しました。
今回開催するイベントは、多様な文化が軽やかに混ざり合う街・下北沢を舞台に 、「FUNclusion 」を体験いただける数々のコンテンツを用意。どなたでも自由に参加することができ、アート展示、映画祭、トークイベント、ワークショップなどを通じて、多様な人々が互いの違いを尊重し、自然と混ざり合う場をつくります。そして、「FUNclusion」な体験をきっかけに、一人ひとりの中にある“あたりまえ”が少し揺さぶられ、世界の見え方が広がっていく——。そんな瞬間が生まれることを願っています。
【イベント概要】
■イベントタイトル:「FUNclusion Week 2025」(ファンクルージョンウィーク)
■日程:2025年12月5日(金)、6日(土)
※コンテンツにより開催期間が異なります。詳細は公式サイトをご覧ください
■会場:BONUS TRACK、本屋B&B、シモキタエキマエシネマK2ほか
■主催:株式会社 ヘラルボニー、株式会社 大広
■内容:アート展示、トークイベント、ワークショップ、映画祭ほか
■公式サイト:https://funclusion.jp/

【コンテンツ詳細】
●FUNclusion Week トークイベント「楽しいの先に見えてくる新しい世界」
日時:12月4日(木)19:00~20:30
場所:本屋B&B
出演: 川内有緒(ノンフィクション作家) × 石井健介(ヘラルボニー/ブラインド・コミュニケーター)
ベストセラー書籍「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」の著者である川内有緒さんとブラインド・コミュニケーター石井健介さんが出演するトークイベント。FUNclusionWeekの見どころはもちろん、会場内で雑談型アート鑑賞も行いながら、楽しいから見えてくる新しい世界について語ります。
※このイベントは事前申し込み制となっております。チケット情報は追ってご案内いたします。
●「FUNclusion映画祭」
日時:12月5日(金)〜12月12日(金)
場所:シモキタエキマエシネマK2
音で観る、文字で聴く。いつもとちょっとちがう映画体験を下北沢で。「誰でも映画を鑑賞できるユニバーサルシアター」シネマ・チュプキ・タバタとシモキタ-エキマエ-シネマK2が初コラボ。12/5から1週間、毎日1作品ずつの計7作品をこれまでシネマ・チュプキ・タバタでしか見られなかったバリアフリー字幕&オリジナル音声ガイド付きで上映!
※放映作品は後日公開致します。
●ヘラルボニー「FUNclusionアート展」
日時:12月4日(木)〜12月7日(日)
場所:BONUS TRACK内
ヘラルボニーがキュレーションしたFUNclusionな作家の展示やフォトスポットが登場!
●「五感」で遊ぼう!FUNclusion Park(12/5〜12/6)
日時:12月5日(金)〜12月6日(土)
場所:BONUS TRACK内
指先の感覚を頼りに遊ぶ不思議なゲームや、手探りで欲しいお菓子を当てる駄菓子屋さんなど、「五感」で楽しむみんなの広場!
●「FUNclusion」をテーマにしたブックフェア
日時:12月3日(水)〜
場所:本屋B&B
多様性について、楽しく読めて、理解も深まる一冊を、FUNclusionを実践するクリエイターたちが厳選。ほっこりエピソードから、衝撃の出会いまで、DE&Iの奥深い世界が広がります。
●Eテレ「The Wakey Show」のラジオカーがやってくる!
日時:12月5日(金)〜12月6日(土)
場所:BONUS TRACK内
毎朝、子どもたちの心と身体をWake UpさせるEテレ「The Wakey Show」のミニイベントが開催。FUNclusionなクリスマスカードづくりのほか、DJウェイキーのラジオカー「Wakey号」に乗って記念写真も撮れます!ぜひ参加しよう!
●「小池アミイゴの誰でも絵が描けるワークショップ」世田谷サーキット2DAYS
日時:12月5日(金)〜12月6日(土)
場所:BONUS TRACK内
表現の最初の一歩が幸せなものであることを願い、小池アミイゴが日本の各地で続けている絵遊びの時間。心も体も振り切って「きもちいい」絵を描きましょう!汚れてもだいじょうぶなオシャレでご参加ください!
●しずかでうるさい洋食屋さん
日時:12月5日(金)〜12月6日(土)
場所:BONUS TRACK内
無料でミニフードを注文できる洋食屋さん。ただし注文では声を使わずジェスチャーで!が、このお店のルール。いつもと違うコミュニケーションの世界を体験し、おいしいフードをゲットしませんか?さらにお店の中では、ろう文化に触れられる様々なワークショップの開催も予定しています。
その他、アートやお花、ハーブティーのワークショップの開催を予定しています。 詳細やタイムテーブルは11月上旬に公式サイトにて公開予定です。
【会場】

下北沢・BONUS TRACKは、2020年4月に誕生した、 みんなで使い、みんなで育てていく新しいスペース、新しい “商店街” です。 小田急線の線路跡地である、「下北線路街」のエリアのひとつとして 下北沢駅と世田谷代田駅の間、ちょうど中ほどに生まれました。 個性豊かな飲食店や物販店に加え、 コワーキングスペースやシェアキッチン、広場といった、 訪れる人自身も、新たな文化をつくる仲間になれるような、参加の余白もたくさん用意しています。



【クリエイター/協力】
本イベントは、各コンテンツの企画から実行までのプロセス自体も「FUNclusion」に、多彩なクリエイターと共に創り上げています。

菊永ふみ
ろう者。コンテンツクリエイター|東京学芸大学特別支援教育専攻科を修了後、児童指導員として10年間勤務の傍ら、一般社団法人異言語Lab.を立ち上げ、代表理事を務める。これまでの異言語Lab.での経験を踏まえ、さらに障害のイメージを変えたいという想いを胸にヘラルボニーへ入社。DE&I研修のコンテンツ開発を担当。

石井健介
ブラインド・コミュニケーター|1979年生まれ。2016年の4月、一夜にしてほぼ全ての視力を失うも、軽やかにしなやかに社会復帰。2021年からブラインド・コミュニケーターとしての活動をスタート。見える世界と見えない世界をポップに繋ぐためのワークショップ/講演活動をしている。TBS Podcast『見えないわたしの、聞けば見えてくるラジオ』パーソナリティ。著書『見えない世界で見えてきたこと』(光文社)

MAGNET
発明家・高橋鴻介とリサーチャー・和田夏実を中心とした、新しい「あそび」をつくるデザインコレクティブ。様々な人とコラボレーションしながら、年齢や国籍、障がいの有無といったちがいを超えて、人と人がついくっついてしまうようなインクルーシブな遊びを生み出すことを得意としています。今回は、コラボレータに盲ろう者の触覚デザイナー・Skyさくらを迎え、触覚を使って遊ぶゲーム&ワークショップを展示します。

ろうちょ~会
2018年に設立された「ろうちょ〜会」は、ろう者5人と手話ができる聴者2人で活動している団体です。新卒で社会に出た当時、聴者の上司とのやり取りの中で感じた“伝わりにくさ”への戸惑いをきっかけに、「声に頼らないコミュニケーションを知ってもらいたい」という思いから生まれました。
「声に頼らない」会話をしてみよう——。筆談、身振り手振り、手話など、さまざまな方法で伝え合うことで、目を合わせて分かり合うことの大切さに気づいてほしい。そんな願いを込めて、イベント企画や企業向けワークショップなど、幅広く活動しています。

CINEMA Chupki TABATA
見えない人も、聴こえない人も、車椅子の人も、小さな子どもを連れた人もどんな人も一緒に映画を楽しめる 座席20席の小さな映画館。全ての映画に日本語字幕とイヤホン音声ガイドをつけて、新旧問わず選りすぐりの映画を、ユニバーサル上映している、日本唯一のユニバーサルシアターです。

小池アミイゴ
イラストレーター ・ 画家|1962年群馬県生まれ。東京イラストレーターズソサエティ(TIS)前理事長、渋谷区青少年委員、渋谷区立富谷小学校学校運営協議会会長長沢節主催のセツモード セミナーで絵と生き方を学ぶ。1988年よりフリーのイラストレーターとして活動をスタート。絵本『ぺんくんのダンスすいぞくかん』(福音館書店)『ポストがぽつん』(アリス館)など数々の作品の作画を手掛けるほか、絵本作家としても活躍。
【株式会社大広会社概要】
大広は、「顧客と社会に愛され続けるブランドを 企業の志と共につくる」をミッションとし、「顧客基盤の持続性」と「社会の持続性」をともに見据えたブランディングを支援します。
大広が大切にしているのは、企業と、顧客と、社会をつなぐ真ん中にある価値、「顧客価値」です。この「顧客価値」を導き出すのが「Deep Dialogue デザイン(深層対話に基づく、マーケティング&顧客体験の設計思想)」です。
顧客や社会との深い対話を通じて顧客価値を発見し、そこを起点にフルファネル統合支援を通じて新規顧客の獲得から長期的な顧客基盤の構築までをサポートします。
顧客、企業、社会をつなぐコミュニケーションをデザインすることで、持続的なブランディングのパートナーとしてクライアント企業に伴走します。
・株式会社大広 公式サイト https://www.daiko.co.jp
【「HERALBONY ACADEMY」とは】
HERALBONY ACADEMYは、「80億人がちがいを面白がれるほうの世界へ。」というビジョンのもと創設された知の拠点です。約40団体・2,000名以上に提供してきた企業向けの体験型DE&Iプログラムをベースに、企業・自治体向けプログラムの提供、大学との共同研究、教育事業などを展開しています。
一人ひとりの“ちがい”に気づき面白がることで、組織と社会の新たな可能性を探求していきます。
・「HERALBONY ACADEMY」サービスサイト
【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、体験型のDE&I研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
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