【相模原市】地域課題をビジネスで解決!相模原市発「地域プロデューサー」を育成
地域課題を解決するノウハウを学ぶ「さがみはら地域プロデューサー入門・養成講座」参加者を募集中です

人口減少や少子高齢化に伴う地域経済の縮小は、日本全国の自治体が直面する課題となっています。神奈川県相模原市では、このような課題に対して、「ビジネスの力」で解決する取組を行っています。
人口約72万人を擁する神奈川県第3の都市である相模原市では、地域経済やコミュニティの持続可能性を見据え、地域の課題解決と経済活性化を両立する「コミュニティビジネス」に注目。その担い手となる「さがみはら地域プロデューサー」の育成講座を今年も開催します。
初めての方でも気軽に学べる「入門講座」と、実際の地域課題を事例として扱う「養成講座」の2つの講座を用意しました。すでに活動を始めている方のブラッシュアップにも最適な内容となっています。
毎年好評をいただいている講座です。ビジネスの手法を活用して地域課題解決に取り組むことに興味がある人も、すでに実践していて更に成長させていきたい人も大歓迎です!ぜひご参加ください。
・コミュニティビジネスとは
神奈川県の北部に位置し、人口72万人の政令指定都市として、都市と自然がベストミックスしたまちを目指している相模原市。実はその市域の3分の2は自然豊かな中山間地域(津久井・相模湖・ 藤野地区)にあり、豊富な水源が神奈川県の水がめとしての役割を果たしている一方、少子・高齢化や地域コミュニティの衰退などの様々な課題があります。
「コニュニティビジネス」とは、地域の人たちや地域にある資源を活かして、地域で起きている高齢者支援、子育て、環境保全などの課題に対し、市民や地域団体が主体となって、ビジネスで解決を目指す活動です。
地域の困りごとや「あったらいいなぁ~」をビジネスの手法を取り入れて解決し、持続可能なまちづくりに取り組みます。
詳細はこちら:https://sagamihara-cb.ssz.or.jp/what-community-business2021

・地域プロデューサーとは
地域プロデューサーとは、地域資源を活用し、地域のため・地域の人々のためにビジネスの手法を取り入れて地域を活性化するために活動する人のことです。
コミュニティビジネスの事業の立上げや、持続的な事業の仕組みづくりに取り組みます。特別な資格は不要で、誰もが地域の担い手として関わることができます。
※詳細はこちら:https://sagamihara-cb.ssz.or.jp/what-community-business2021
【地域プロデューサーの事例】
合同会社Heritage Keeper https://heritagekeeper.co.jp/
豊かな自然に恵まれた相模原には、暮らす人々の生活に欠かせない里山がありました。しかし生活スタイルが変わり、人が森から離れていくと美しかった森は瞬く間に荒れてしまいました。
そこで、その森に関わる人や地域の人々が、森の保全活動のために地域プロデューサーとして立ち上がりました。その結果「つちざわの森」には陽の光が入り、風が吹き抜け、木々はしっかりと根を張り、水を蓄えた森には多様な植物が育ち、生き物たちが戻ってきました。そんな豊かな森を未来の子供たちにつなげる取組が「つちざわの森」で今も進行しています。
相武台団地 ひばりカフェ https://hibaricafe.jimdoweb.com/
高齢化が進んだ団地の商店街の店は、ほとんどシャッターが閉まっていました。主婦の経験を活かし、商店街の中に人々が気軽に立ち寄れて、おしゃべりをしたり、お茶を飲んだりできるコミュニティカフェを作りたい。そんな地域プロデューサーの想いが商店街に活気をもたらした事例です。
Megu Gelato https://shop.megugelato.com/
相模原市には、豊かな自然の美しさや季節の移ろい、みんなで遊べる大きな公園などがあります。家族や友だちと過ごすひと時をジェラートともに楽しい思い出にして欲しいと、相模原産の新鮮な食材を中心に、大人からお子様まで安心して食べられるジェラートを手作りしています。これも相模原ならではの地域プロデューサーの取組のカタチです。
・受講をおすすめしたいのはこのような方です
〇さがみはら地域プロデューサー入門講座
・地域のために何かしたいけど、何から始めればいいか分からない。
・ビジネスの手法を活用して地域課題解決に取り組むことに興味がある。 等
〇さがみはら地域プロデューサー養成講座
・地域の人たちが気軽に集えるコミュニティスペースやカフェを作りたい。
・子どもたちの成長を地域の人たちで見守り、支えていきたい。
・高齢者の介護予防や健康づくりに役立つことがしたい。
・相模原の豊かな自然環境を活かして、相模原の魅力を発信していきたい。 等
・講座概要

〇さがみはら地域プロデューサー入門講座
コミュニティビジネスの基本的な考え方と地域プロデューサーの役割を事例と共に、分かりやすくご紹介します。
〔日時〕2025年9月6日(土)13:30~15:30 (受付 13:15~)
〔会場〕相模原市立産業会館 4階 特別会議室(相模原市中央区中央3-12-1)
https://hall.ssz.or.jp/#access
〔参加費〕無料
〔定員〕30名
〔申込〕ホームページの申込フォームから
※ホームページは、下記アドレス、または「さがみはらCB」 で検索してください。
https://sagamihara-cb.ssz.or.jp/archives/cpt_forum/producer_n_2025
〔講座〕コミュニティビジネスの基礎知識
講師 : さがみはらコミュニティビジネスアドバイザー 久保 均 氏
〔講演〕 若者を起点に、世代を超えてまちを“共に創る”
講師 : 株式会社 サルティスタ橋本(兼ヒヤクキチ*代表) 有山 蒔恩 氏
〔対談〕 若者の視点でまちづくりを考える


*ヒヤクキチ (HP:https://hiyakukichi.saltista.com/)
“飛躍”を合言葉に「0から学生の手で作り上げた」秘密基地。学生の実践環境 × 地域課題の解決を軸に熱意のある学生が
主体的に考え活動する場
<活動内容>
・宿題塾の開催…小中学生に対して、地域の大学生が宿題を教えるなど、一緒に進めてくれる学習塾。
・”地域活性化”を軸としたイベントの開催…地域と街を繋ぐ若者の実践の場。
・誰でも利用可能なレンタルスペースの提供

〇さがみはら地域プロデューサー養成講座
地域で実現したいアイデアを地域にある資源や地域の人たちの知識や経験、スキルを活かして実現する「コミュニティビジネス」の立上げを学ぶ全6回の講座です。
本講座は、修了者の活動紹介や実際に活動しているコミュニティカフェの見学など、より具体的にイメージして学べる講座です。
〔コーディネーター/講師〕さがみはらコミュニティビジネスアドバイザー 久保 均 氏
〔日時と内容〕
① コミュニティビジネスを学ぶ〔基礎〕
日 時:令和7年10月4日(土) 9:30~12:00
内 容:コミュニティビジネスと地域プロデューサーの役割を学ぶ
会 場:相模原市立産業会館 4階 中研修室
② 地域資源と課題を学ぶ〔市場〕
日 時:令和7年10月18日(土) 9:30~12:00
講 座:相模原にある地域資源とその活用方法を学ぶ
グループワーク:地域の資源や課題、相模原市の魅力等を共有する
会 場:相模原市立産業会館 4階 中研修室
③ コミュニティカフェから学ぶ〔見学〕
日 時:令和7年11月1日(土) 10:00~11:30
内 容:相武台団地ひばりカフェに訪問し、地域への思いと地域とのつながりを学ぶ
見学場所:相武台団地ひばりカフェ(相模原市南区相武台団地2-3-5)
④ 事業の立上げと運営を学ぶ〔仕組〕
日 時:令和7年11月8日(土) 9:30~12:00
事業紹介:STAR KITCHEN(シェアキッチン)から学ぶ
講 座:資源とアイデアを組み合わせた、仕組みづくりを学ぶ
グループワーク:地域資源とメンバーのアイデアを組み合わせた事業プランを作成する
会 場:相模原市立産業会館 4階 特別会議室
⑤アイデアの具体化を学ぶ〔事業計画〕
日 時:令和7年11月22日(土) 9:30~12:00
講 座:アイデアの整理と事業の組立て、事業の立ち上げやPRを学ぶ
会 場:相模原市立産業会館 4階 特別会議室
⑥ プレゼンテーションを学ぶ〔発表〕
日 時:令和7年12月6日(土) 9:30~12:00
発 表:事業への思いを伝えるミニプレゼンテーション (5分×20人 = 100分)
総 評:講師からの総評とオブザーバーからの応援メッセージ
会 場:相模原市立産業会館 4階 中研修室
〔参加費〕無料(ただし、見学会場までの交通費と飲食代は各自ご負担ください)
〔定員〕30名
〔申込〕ホームページの申込フォームから
※ホームページは、下記アドレス、または「さがみはらCB」で検索してください。
https://sagamihara-cb.ssz.or.jp/archives/cpt_forum/producer_y_2025
・過去の参加者の声と事例
【参加者の感想の一例】
・地域プロデューサーって何だろう程度の興味本位で参加したが、講師の話は大変刺激になり、事業を
持続的に続けていく大変さを知る事が出来た。
・回を重ねるごとにビジョンが広がっていくのを感じられた。
・ぼんやりと思い描いていたことをより具体化でき、方法や人脈等の道筋を得ることができた。
・第一歩を踏み出すきっかけになった。
【参加者による実際の活動事例】
NPO法人 ぴあっと https://npo-piatto.jp/
凸凹があるお子さんと、その周りにいる家族や支援者、専門家などの立場や所属の垣根を超え、障がいがあってもなくても、地域の中で自分たちらしく暮らしていける安心安全な社会を目指して活動しています。
NPO法人フードコミュニティ https://foodcommunity-sagamihara.com/
フードバンクや企業から提供される食材を子ども食堂やひとり親世帯、生活困窮世帯へ食材配布を行なっています。
Funny’s kitchen https://www.instagram.com/_funnys.kitchen/
高齢化が進む団地や地域で、地域の安全・安心を見守りながら、地域コミュニティの活性化に取り組むキッチンカー。
STAR KITCHEN https://www.instagram.com/star_kitchen_official/
得意なお菓子づくりを活かしてマルシェなどで販売してみたい、いつかはお店をもってみたいと言う人たちのチャレンジを応援するシェアキッチンです。


【講座についてのお問合せ】
(公財)相模原市産業振興財団
電話:042-759-5600
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