【調査レポート】仮想通貨の普及促進のためには何をしていく必要があると思う?「法的な枠組みの整備」が1位でした。
その結果を公表します。
調査概要
調査対象:20代以降の男女
調査日:2023年5月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:100人(男性71人女性29人)
調査レポート:https://jafmate.co.jp/crypto/report-18/
*本アンケート結果を引用する場合は「仮想通貨マガジン」のURL( https://jafmate.co.jp/crypto/ )を使用してください。
調査結果サマリー
仮想通貨の普及促進のためには何をしていく必要があると思うかをアンケートにて調査したところ、1位は「法的な枠組みの整備」でした。
その他についても、ランキング形式でご紹介していきます。
1位になったのは「法的な枠組みの整備」です。
2位以降は、「仮想通貨の正しい理解を広める学校教育」、「仮想通貨を使った実用的なサービスの開発」と続き、「仮想通貨を普及させるための広告宣伝」「仮想通貨に関する情報発信の充実」「仮想通貨取引所の安全性の向上」「仮想通貨を受け入れる企業の増加」は5位という結果になりました。
1位:法的な枠組みの整備
・仮想通貨については、漠然としか理解していないし、仮想通貨がいきなり下落して無価値になったというニュースを耳にする。取引が安全に行われるために、知識の普及もそうだが、まず、安全に取引が行えるよう法的な整備が必要だと思う。わかっていないから、法整備をどうすればいいのかわからないけれど、株のように思えばいいのか、もしくは預貯金のように銀行が破綻したら最低の金額が保証されるような仕組みが欲しい。(女性50代〜)
・やはり一番は、「なにか怪しい」とか「お金の話」というところがネックだと思うので、正式に法整備され、国に認められれば変わると思います。(男性40代)
・まだまだ仮想通貨は法的な整備があまく、抜け穴が多い。仮想通貨取引の運営会社の不正よって通貨を抜き取られたりするリスクがあり、仮想通貨に対して抵抗感を持つ人が多いから。(男性30代)
1位は「法的な枠組みの整備」でした。
仮想通貨はまだ抵抗感がある人も多く、法整備がなされて安全な取引ができるようになれば利用者も増えるのではないでしょうか。
2位:仮想通貨の正しい理解を広める学校教育
・仮想通貨で大きく失敗して借金地獄になったお話をよく聞き悪いイメージがつきやすいので、正しい理解をするためにも学校で教育が必要だと思います。(女性30代)
・やはり、株やFXと比べて仮想通貨は「あやふや」で「怪しい」ものというイメージがあるので、なぜ価値を持つのか、なぜ相場が動くのかを根拠を含めて学習する機会があるといいと思います(男性30代)
・仮想通貨に関するネガティブなイメージを一新する必要がある。特に過去に起こった問題に関してどうなったか周知する。(男性30代)
2位は「仮想通貨の正しい理解を広める学校教育」です。
仮想通貨についてよく知らない人も多く、どこかあやふやで怪しいイメージも強い為学校教育の中に取り入れて周知することで印象を変えるべきという意見がありました。
3位:仮想通貨を使った実用的なサービスの開発
・仮想通貨のコンセプトや将来性などをアピールして人を集めて、実際には詐欺だったという例も少なくないので、社会に役に立つサービス化が必要だと思います。言葉でどれだけ説明するよりも、実用的なサービスという結果が仮想通貨の普及には不可欠な要素だと感じます。(男性40代)
・仮想通貨でのお店などの決済方法が増えることと仮想通貨の価格が安定すればより普及促進に繋がると思います。(男性20代)
・電子マネーのように気軽に使用できるようになると便利だと思うからです。仮想通貨という名前もよくないので変えるのもありかと思います。家賃など仮想通貨で支払えたらいいのにとか思ったりします。(男性30代)
4位:仮想通貨を使うメリットや利便性を訴求するキャンペーン
・仮想通貨という名前はCM等で幅広く知られ始めてはいると感じるが、どのようなメリットがあったりするのかだったり、利便性・必要性を理解できていないように感じるから。(男性30代)
・実際に仮想通貨を利用するメリットや使い方を理解しやすく伝えることが必要だと思います。キャンペーンを通じて、仮想通貨が持つ利便性や特長を具体的な事例や実用的なサービスを通じて紹介し、一般人の興味や関心を引きつけることが大切です。これにより、仮想通貨の普及が促進され、一般の人々が積極的に仮想通貨を活用する可能性が高まります。(女性20代)
・「仮想通貨がどういうものかわからない」という認識の人はまだかなり多いと思いますので、メリットや利便性の訴求キャンペーンをきっかけにして仮想通貨について知ってもらうと普及につながると思います。(男性30代)
5位:仮想通貨を普及させるための広告宣伝
・他の資産に比べて内容がIT方向に専門的で分かりづらいのがネックかと思うので、そういうところをフォローした広告があるといいと思ったため。(男性40代)
・一時期仮想通貨取引所のテレビCMもよく見かけていて、知っている人も多かったのですが、最近では見なくなり、仮想通貨取引への関心が薄れつつあると思います。危ないものではない、簡単に取引ができる、という点を浸透させていくべきだと思います。(男性30代)
・仮想通貨を使ってない人はたくさんいるので、仮想通貨をやる事でどのくらい良いのか広告などを増やせると利用者も増えると思います。(男性30代)
5位:仮想通貨に関する情報発信の充実
・仮想通過に対して正しい知識が一般あまり認知されておらずなんとなく危ないもの、やるとお金がすぐに無くなるものとマイナスなイメージ先行している現状を変える必要があると思うから。(男性30代)
・以前、ビットコインの問題があってから、仮想通貨自体を敬遠していたり、お年寄りなんかは抵抗のある人も多いと思うので、仮想通貨とはそもそも何か情報発信することが大切だと思う。(女性30代)
・仮想通貨のせいで大損をしたお笑い芸人、著名人のスキャンダルが前面に出てしまい、同通貨の危険かつネガティブなイメージが拭えていないため。(男性30代)
5位:仮想通貨取引所の安全性の向上
・ネットの中にあるため目に見えず、外国からのサイバー攻撃で資産を盗られてしまう恐れが高いから。基本的に世界中で使うことが出来る通貨になるため日本は標的にされる可能性が高いと思う。(男性20代)
・暗号通貨に関しましては、法定通貨と比較した際、普及率が高くありませんが、その要因として、安全性の問題が挙げられます。そのため多くの人々に対して、仮想通貨への参加を促すためには、何よりも先ず市場の安全性を示す必要があります。理由としては、法定通貨と近似した安全性を明確にすることによって、多くの新規参入が見込まれるからです。(男性30代)
・仮想通貨のマーケット自体が発展途上であり、値動きが乱高下するイメージがあるため、普及促進の第一歩としてマーケット自体の安全性・健全性が担保されることが必要不可欠だと考えます。(女性50代〜)
5位:仮想通貨を受け入れる企業の増加
・私も含めて現在仮想通貨は投機目的でのみ保有している人がほとんどだと思います。その理由は生活の中で使うタイミングが中々ないからです。保有してる仮想通貨を使用してスーパーや公共交通機関、ネット通販の支払いに使用するためには、多くの企業が仮想通貨の本質を理解し受け入れていかないと、仮想通貨のキャッシュレス決済を確立していくのは難しいと思います。(女性20代)
・以前ネット記事で見た気がしますが、仮想通貨は使える店舗数がとても少ないことと、使った分が一定額を超えると税金がかかるという面倒な点が多いです。自動で税金が引かれるとか新しいシステムが欲しいです。(男性40代)
・現状あくまでも投資対象としか見られていないので、まずは送金や決済・購入手段として、使える通貨が増えることが重要と思います。(男性40代)
「仮想通貨を普及させるための広告宣伝」「仮想通貨に関する情報発信の充実」「仮想通貨取引所の安全性の向上」「仮想通貨を受け入れる企業の増加」が5位です。
仮想通貨は認知度が低いため、広告宣伝をしたり利用できるところを増やしたりすることでどんなものを知ってもらうことが普及促進に繋がるでしょう。
まとめ
100人にアンケートを行ったところ、「法的な枠組みの整備」と回答したのは全体の23.0%でした。
また回答した理由として、法的に整備してくれれば安心して利用できる人も増える、法的な保証があれば始める人も増えるといった意見が数多く見受けられました。
仮想通貨はまだまだ認知度も低く、始めるのが怖いと思っている人も多いですね。
仮想通貨の認知を拡大し、理解を深めることが普及促進に繋がるのではないでしょうか。
■株式会社レビューについて
当社は、暮らしに役立つ情報サイト「さぶろぐ( https://sublogg.com/ )」を運営しています。
また、YouTubeチャンネルの運用やオウンドメディアの運営代行、パーソナルジムの運営なども行っております。
■会社概要
社名 : 株式会社レビュー
所在地 : 愛知県名古屋市中区栄5丁目26番地39号GS栄ビル3F
代表者 : 代表取締役 戸田悟
設立 : 2022年1月5日
資本金 : 100万円
事業内容 : WEBメディアの運営
URL : https://jafmate.co.jp/
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