【エステー】(株)森ビルホスピタリティコーポレーションと「かおりによる健康経営推進協働実験」を実施　リラックスなどをコンセプトにしたかおりで働きやすさを検証

エステー株式会社は、株式会社森ビルホスピタリティコーポレーション（代表取締役社長：森 浩生）と協働で、同社グループのバックオフィスにおいて、“かおり”による従業員の働きやすさに関する実証実験「かおりによる健康経営推進協働実験」を実施しました。

実証実験は、2024年4月から9月までの期間、株式会社森ビルホスピタリティコーポレーションの間接部門で働く従業員を対象に、グランド ハイアット 東京をはじめとした執務室や共用部(廊下・エレベーターホール)の計12カ所に設置した業務用アロマディフューザーから、ストレス軽減やリラックスをコンセプトに創香したかおりを噴霧し、働きやすさに関する検証を行うものです。

検証結果を踏まえてかおりの評価を行い、オフィス空間を改善するかおりやソリューションの提供につなげていく考えです。

エステーは、今後かおりによる健康経営支援ビジネスを推進し、ウェルネス事業に本格的に参入します。

参加した従業員によるコメント（※アンケートより一部抜粋）

　実証実験後のアンケートの結果、半数以上の従業員が、今回導入したかおりによって「リラックス又はリフレッシュできた」、「空間の快適度が向上した」と回答しました。また、かおりの取り組みを継続したいと回答した人は6割を超えました。

参加した従業員からは、次のような感想が寄せられました。香りの導入に対する前向きなコメントや香りの好みに関する意見など様々なコメントがありました。

○出勤した時の気持ちが、香りがあったときの方がよいような気がしたので実証実験に効果があったと感じました。

〇人それぞれ香りの好き好きに差はあるものの、香りによる精神的な安らぎは非常に効果があると認識している。

〇今後も継続して香りがある環境で働きたいです。

〇実験前は、香りがあるのと無いのにそのような差が生まれるのかと疑問でしたが、非常に効果があることに気づきました。

〇これまであまり香りについてあまり意識することはなかったが、今回の実験で香りを身近に感じることができました。

ストレス軽減・リラックスをコンセプトに調香したかおり

今回の実証実験では、ストレス軽減やリラックスをコンセプトに調香した〈Green-Herb(グリーンハーブ)〉を採用しています。

この〈Green-Herb〉は、清々しい森林調の香りをベースに、健康的なハーブの印象でアレンジし、エステー独自のトドマツの抽出成分であるクリアフォレストオイルを融合させた天然香料100％のかおりとなっています。

クリアフォレストとは

「クリアフォレスト」は、エステーグループの日本かおり研究所が国立研究開発法人森林研究・整備機構と開発した北海道産トドマツから抽出した成分です。

これまで自然廃棄されていた未使用枝葉を有効利用し、樹木の香りで空気の質を改善するサステナブルな成分となっています。

北海道トドマツ

かおり×ウェルネス×グローバル

　エステーでは、中長期の成長テーマとして策定した中期経営計画「SMILE 2027」において、“かおり×ウェルネス×グローバル”を掲げています。

今後はウェルネス領域で社会課題を解決するための新たな事業の創出を進め、日用品の領域を超えるこころの安らぐ健やかな生活を実現する製品・サービスを提供し、笑顔のある豊かな人生を過ごすことに貢献できることを目指しています。

今回の株式会社森ビルホスピタリティコーポレーションとの取り組みをはじめ、今後かおりによる健康経営支援を推進していくことで、当社のビジョンを実現していきたいと考えています。

なお、自治体においては、この8月に福井県と地域の活性化や魅力の発信、県民の健康増進などの推進を目的とした「包括連携協定」を締結しています。