フューチャーの抗体誘導ペプチドを効率的に開発するAIについての研究が 第3回 日本メディカルAI学会学術集会にて「優秀一般演題賞」を受賞
フューチャー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸恭文、以下フューチャー)は、抗体誘導ペプチドを効率的に開発するAIに関する研究『大規模タンパク質データベースに基づくBERTを用いたペプチド結合予測と予測残基対の可視化』について、2021年6月に開催された一般社団法人メディカルAI学会主催 第3回 日本メディカルAI学会学術集会にて発表し、この度、「優秀一般演題賞」を受賞しました。
フューチャーの最先端AI技術に特化した専門組織「Strategic AI Group」では、生活習慣病や癌、難治性疾患などの治療をはじめワクチンや創薬の早期開発に貢献すべく、2018年8月より抗体誘導ペプチドを効率的に開発するAIについて研究を進めています。研究では、機械学習や深層学習の技術を活用した抗原探索システムの開発に取り組んでおり、今回はその研究成果の一部を発表しました。「優秀一般演題賞」は、日本メディカルAI学会学術集会の参加者による投票にて選定されるもので、2021年7月に受賞が決定しました。
*1フューチャー、大阪大学、ファンペップの共著論文が第64回バイオ情報学研究会にて「SIGBIO優秀プレゼンテーション賞」を受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000437.000004374.html
*2 系列データにおいて異なる位置にあるデータを関連付けることにより、データの特徴を捉える機構
■本件に関するお客様からのお問合せ先
フューチャー株式会社 Strategic AI Group 担当:玉木 TEL:03-5740-5721
研究発表では、深層学習の一種であるBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)を、ワクチン開発に重要なB細胞エピトープ予測およびMHCⅡ(主要組織適合抗原クラスⅡ)に結合するペプチド予測の2つのタスクに適用したこれまでの研究成果(*1)に加え、BERTの特徴である注意機構(*2)における入力間の関係性を数値化した重みを可視化することで、構造生物学的視点と一致する特徴を捉える可能性を示しました。
フューチャーは、AIによって日本の社会課題でもある医療費の軽減、そしてSDGsで定めた目標の1つである 「すべての人に健康と福祉を」 の実現に貢献します。
*1フューチャー、大阪大学、ファンペップの共著論文が第64回バイオ情報学研究会にて「SIGBIO優秀プレゼンテーション賞」を受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000437.000004374.html
*2 系列データにおいて異なる位置にあるデータを関連付けることにより、データの特徴を捉える機構
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