マンダム、第3回IPCE ConferenceでBest Presentation of IPCE賞を受賞

株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延 以下マンダム)は、近年、女性化粧品事業への取り組みを強化しており、女性の肌研究も積極的に行っています。
そのような中、2019年6月3〜5日に香港サイエンスパークにて開催された3rd IPCE Conference(※1)にて、Best Presentation of IPCE賞を受賞しました。

 


※1 IPCE Conference(Intercontinental Personal Care Excellence Conference)
IFSCC(国際化粧品技術者会連盟)の学術大会で発表されたポスター発表の研究から、特に興味深いものが選ばれて、口頭発表の機会が与えられる。これまでイタリアで開催されてきたが、昨秋中国本土が新しくIFSCCの加盟国になったことを記念して、今年は香港にて、第14回ASCS(アジア地区化粧品技術者会) Conferenceと共催された。

【受賞の概要】
(1)受賞研究タイトル
A New Approach Using Cultured Cells to Understand How Female Sex Hormones Affect Skin Barrier Function ~Revisiting the Role of Progesterone(Hero or Villain ?)~
(日本語訳:培養細胞を用いた新しいアプローチによる女性ホルモンが肌のバリア機能に与える影響について)
(2)受賞者
株式会社マンダム 技術開発センター 澤田 彰子
(3)研究内容
生理周期をコントロールする2つの女性ホルモン、エストロゲン(E2)とプロゲステロン(PROG)は、生殖活動だけでなく肌状態にも影響することが知られています。過去にマンダムが行った研究では、25~35歳の健常な日本人女性22名を対象に評価した結果、生理から排卵までの基礎体温が低くなる卵胞期(低温期)と比較し、排卵から生理までの基礎体温が高くなる黄体期(高温期)は、肌のくすみや毛穴の目立ちが強くなり、バリア機能が低下し肌状態が悪化することを報告しました(※2)
そこで、本研究では、女性ホルモンによる表皮バリア機能への影響をより詳細に調べるために、培養細胞を用いて細胞レベルの検証を行いました。その結果、三次元培養表皮モデルにおいて、高温期後半から低温期前半の女性ホルモンバランスと比較し、低温期後半から高温期前半の条件下では、バリア機能の指標となるセラミドNSの産生が減少し、TEWL値(水分蒸散量)が上昇する(=バリア機能が低下する)ことを見出しました。また、同時期の正常ヒト表皮角化細胞において、表皮形成にかかわる5つの遺伝子の発現率が低下することを見出し、これらの現象が高温期の実際の肌状態におけるバリア機能の低下につながっていることが示唆されました。
以上より、生理周期における女性の肌状態の変化は、女性ホルモンのバランスが表皮角化細胞の形成やセラミド産生に影響することで生じていると考えられます。

※2 2016年11月21日ニュースリリース
「マンダム、30歳代前後の女性の肌は性周期により変化し、高温期には一時的に劣化した状態に陥ることを発見」
https://www.mandom.co.jp/release/pdf/2016112101.pdf
以上
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