jinjer、「ジンジャー給与」で年末調整の再調整を効率化する「再年調」機能を提供開始
確定データを保持したまま再計算・差額精算。1月31日の交付・提出期限を前にした修正対応の負荷を軽減

統合型人事システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:冨永 健、以下、jinjer)は、給与計算システム「ジンジャー給与」において、2026年10月13日より「再年調」機能の提供を開始したことをお知らせします。本機能により、年末調整(以下、年調)の締め処理が完了した従業員について、締め処理の解除や源泉徴収票の初期化をおこなうことなく再計算を実行し、1回目の年調結果との差額のみを給与・賞与で精算できるようになります。源泉徴収票の交付と給与支払報告書の提出の期限である1月31日を前に発生しやすい年調のやり直しを、確定済みのデータを保持したまま完結できます。
■今回特にお伝えしたいこと
これまでの企業の課題
年調の締め処理後に、保険料控除証明書の提出遅れや扶養親族の異動の反映漏れなどが判明すると、修正のために源泉徴収票の初期化、年調の締め解除、給与の締め解除といった複数の工程を巻き戻す必要がありました。締め解除は確定済みのデータそのものに手を加える操作でもあるため、作業負荷に加え、影響範囲の大きさもリスクとなっていました。
解決できること
「再年調」機能では、対象の従業員を選ぶだけで、1回目の年調結果を保持したまま再計算し、差額分のみを次の給与・賞与で精算できます。対象者の選択から再計算、結果反映、締め処理までを1回目の年調と区別して進められるため、対応人数が1名でも複数名でも同じ手順で完結します。また、これまでシステム外で発生していた過不足税額の控え取り、差額の手計算、給与への差額の手入力といった手作業も不要となり、再年調にかかる作業時間を大幅に短縮できます。
■「再年調」機能の提供開始背景
年調では、締め処理を終えたあとも、次のようなケースで修正が必要になることが珍しくありません。
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出産などで家族構成の変更が締め処理後に判明し、扶養控除を再計算する必要が生じた
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保険料控除証明書や住宅ローン控除申告書の提出が、締め処理に間に合わなかった
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従業員本人の申告内容の誤りが、締め処理後に発覚した
年調の再調整ができるのは、源泉徴収票を交付する翌年1月31日までです。年明けは給与支払報告書の提出や法定調書の作成など、期限のある業務が重なる時期でもあり、修正対応にかかる工数が人事労務担当者の負担となっていました。そこでjinjerでは、利用企業の声を踏まえ、年末調整の再調整にかかる運用負荷の軽減を図り、確定済みのデータを保持したまま再計算と差額精算のみで修正を完結できる「再年調」機能を新設しました。
■本機能の詳細
①「再年調」専用フローの新設と対象者の選択
既存の年調メニュー内に「再年調」サブメニューを追加しました。
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締め処理が完了している従業員の中から、再年調の対象者を任意に選択できます
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再年調の開始時に、対象従業員の最新の従業員情報や給与・賞与データを自動で再抽出します
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1回目の年調と再年調の操作画面を分けているため、管理者はどちらを操作しているかを常に把握できます
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1回目の年調結果と再年調の編集値を、同一画面で比較・確認できます

②既存ロジックでの再計算と、差額のみの結果反映
再年調の対象者に対し、1回目の年調と同一の計算ロジックで再計算を実行します。結果反映時には、1回目の反映状況と反映先の給与・賞与の締め状態を従業員ごとに自動で判定し、全額反映と差額のみの反映を切り替えます。1回目の精算分との二重反映は画面上でブロックし、1回目の精算処理月・反映額・反映有無も同じ一覧で確認できます。
③再年調専用の締め処理と、源泉徴収票・給与支払報告書の参照先の自動切り替え
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再年調の計算結果を確定する締め処理を、1回目の年調とは別に管理できます
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再年調の締め処理が完了すると、源泉徴収票・給与支払報告書の参照先が自動的に再年調データへ切り替わります
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再年調の締め処理が完了するまでは、古いデータでの誤発行を防ぐため、対象従業員の源泉徴収票のPDF出力・Web公開をブロックします
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再年調は1回目の年調に対して1回実行できます。やり直す場合は、再年調データを削除したうえで再実行できます
■1つの人事データベースだからこそ実現できること
「ジンジャー」は、人事労務・勤怠・給与・人事評価・サーベイなど幅広い人事機能を1つのデータベースで管理する統合型人事システムです。「再年調」機能は、この構造を前提に設計しています。
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1回目の年調確定値、再年調の値、給与・賞与の締め状態を同一データベース上で参照できるため、反映額(全額/差額)の自動判定や二重反映の防止を一元的におこなえます
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年調データと源泉徴収票・給与支払報告書が同じデータベース上にあるため、再年調の締め処理完了と同時に参照先を切り替えられ、担当者がデータを突き合わせて発行し直す必要がありません
人事データが分断されていないことは、単なる利便性にとどまらず、確定済みのデータを守りながら例外対応を安全に進められることにつながる、「ジンジャー」ならではの強みです。
■3つの視点から見る提供価値
経営層:年明けに一定数発生する年調のやり直しは、担当者の残業や外部委託費用が増える要因になっていました。「再年調」機能で修正対応の工数を抑えることで、限られた人事リソースを採用や制度設計など、より付加価値の高い業務に振り向けられます。
人事労務担当者:これまでは1人分の年調をやり直すだけでも、確定済みのデータに手を加えるための作業を複数の画面をまたいでひとつずつ巻き戻す必要があり、精神的にも気を遣う作業でした。「再年調」機能では、対象の従業員を選ぶだけで最新の情報をもとに再計算でき、確定済みのデータを誤って崩してしまう心配もなく、差額の精算までを迷わず進められます。
従業員:保険料控除証明書の提出が遅れた場合などでも、会社側の修正対応がスムーズになることで、還付・追徴額が翌月以降の給与・賞与に速やかに反映されます。「いつ・いくら還付/追徴されるか」がわかりやすくなり、確定申告など個人での事後対応が必要になる場面を減らせます。
■今後の展望
jinjerでは、2026年9月29日に発表した、年調の「入力」「確認」の負担を軽減するアップデート(https://hcm-jinjer.com/news/166466/)に続き、今回は「締め処理後の修正」という、これまで対応が難しかった領域にも機能を拡充しました。今後も、年調業務にとどまらず、人事労務業務の効率化と価値向上につながる機能を順次提供してまいります。
■jinjer CPO(最高製品責任者)松山のコメント

これまで多くの企業の人事労務担当者にとって、年末調整は「一度締め処理をしたら後戻りしにくい業務」という認識が根強くありました。締め処理後に修正が必要になった際、源泉徴収票の初期化や年末調整・給与の締め解除 など複数の工程を巻き戻す必要があり、対象者が多い企業ほど年明けの運用負荷が重くのしかかっていると感じています。
私たちjinjerが提供する統合型人事データベースは、年末調整データと給与・賞与データを同一データベース上で管理しているからこそ、確定済みの実績値を保持したまま再計算し、差額だけを安全に精算するという構造を実現できます。正しい人事データが分断されず一元管理されているという強みは、こうした「後から起きる例外対応」の負荷を下げる場面でこそ真価を発揮すると確信しています。
今回実装した「再年調」機能は、年末調整における入力・確認の効率化に取り組んできた一連のアップデートの延長線上にあるものです。締め処理後のやり直しという、これまで手つかずだった領域にまで踏み込むことで、年末調整業務全体の運用負荷をさらに引き下げてまいります。今後も、年末調整に限らず人事労務のあらゆる場面で、確定データを守りながら柔軟な例外対応を可能にする機能を拡充していく所存です。
人事データが正しく1つに保たれているからこそできることがあります。私たちは、この強みを最大限に活かし、繁忙期においても人事労務担当者が安心して業務にあたれる環境づくりを、これからも推進してまいります。
■「ジンジャー給与」とは
「ジンジャー給与」は、ミスのないスムーズな給与計算を実現する給与計算システムです。給与の自動計算に加え、従業員の人事情報や勤怠情報と自動で連携できるため、給与に関わる情報の確認作業を大幅に削減します。
サービスサイト:https://hcm-jinjer.com/payroll/
■統合型人事システム「ジンジャー」について
ジンジャーは、人事労務・勤怠管理・給与計算・人事評価・サーベイ・データ分析・採用管理といった幅広い人事業務を、1つの人事データベースで管理できる統合型人事システムです。1つのデータベースだからこそ実現できる「正しい人事データ」は、AIによる定型業務の自動化だけでなく、人的資本経営を加速させる高度なデータ活用までを実現します。「正しい人事データ×AI」によって、組織の意思決定の質を高め、ひとの可能性を最大解放する未来を創出します。
統合型人事システム「ジンジャー」
https://hcm-jinjer.com/
人事の「これからの当たり前」をつくる、ジンジャーのAI。
■会社概要
会社名:jinjer株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿 6-11-3 WeWork Dタワー西新宿
代表者:代表取締役社長 CEO 冨永 健
コーポレートサイト:https://jinjer.co.jp/
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