話題の新書『最期を選ぶ』の原作ドキュメンタリー2作品が「ニューヨーク・フェスティバル」金賞をW受賞
スイス行きを望む人々と、その家族、医師の葛藤――。フジテレビ・ディレクターが至近距離で見た1000日超の取材記
『最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録』好評発売中
株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、2024年9月にフジテレビのドキュメンタリー番組を原作とする新書『最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録』(山本将寛 著)を刊行いたしました。
本書の原点となったドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション 私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』『最期を選ぶということ~安楽死のないこの国で~』がこのたび、「NEW YORK FESTIVAL TV&FILM AWARDS 2025(ニューヨーク・フェスティバル 2025)」ドキュメンタリー部門にて金賞をダブル受賞。国内外で大きな反響を呼ぶ中、書籍版にも改めて注目が集まっています。
*本書の内容を元にした記事の掲載や著者インタビューなどを募集中です

著者よりメッセージ
「本書には、私がディレクターを務めた『最期を選ぶ~安楽死のない国で私たちは~』と『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』の映像に収めることのできなかった出来事や会話をはじめ、特に私自身の“あの時、この時”の思いを込めました。
本書もまた、多くの方の「自分はどう生きたいのか」という大きな問いを考えるきっかけとなることを願っています」
ドキュメンタリーの受賞について
国際メディアコンクール「NEW YORK FESTIVAL TV&FILM AWARDS 2025(ニューヨーク・フェスティバル 2025)」の最終結果が、本日23日(金)に発表され、『ザ・ノンフィクション 私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』がドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で金賞を、『最期を選ぶということ~安楽死のないこの国で~』(放送:BSフジ)がドキュメンタリー・Human Rights(人権)部門 で金賞を受賞しました。
両作は、命の選択と家族の葛藤を真正面から描いた渾身の記録として、世界的な評価を受けました。番組を手がけた山本将寛ディレクターは、書籍でもその取材の全貌を綴っています。
書籍『最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録』について
『最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録』は、上記番組の取材をベースに、スイスでの安楽死を望んだ人々の姿と、その家族・医師との1000日を超える記録をまとめたノンフィクションです。テレビ放送では伝えきれなかった“安楽死”の深部を、現場に立ち会った制作者の視点で描いています。
「自分はどう生きたいか、どう最期を迎えたいのか」――
読者一人ひとりに問いかける、静かで力強い一冊です。
■著者プロフィール
山本将寛(やまもと・まさひろ)/フジテレビ
1993年生まれ、埼玉県出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、2017年フジテレビジョンに入社。『直撃LIVE グッディ!』『Mr.サンデー』などを担当。『禍のなかのエール~先生たちの緊急事態宣言~』(20年)、『最期を選ぶ~安楽死のない国で 私たちは~』(23年)、『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録〜』(24年)などのドキュメンタリー番組を制作し、『最期を選ぶ』では、「2024年日本民間放送連盟賞」で優秀賞、「第32回FNSドキュメンタリー大賞」で優秀賞、フランス・パリで開催された日本ドキュメンタリー映像祭「Un petit air du Japon2024」でエクランドール賞(最優秀賞)、国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル2024」でドキュメンタリー・Human Rights(人権)部門の銅賞を受賞。また、『私のママが決めたこと』はTVer「報道・ドキュメンタリー」ジャンルの歴代最高再生数を記録した。
■書籍概要
書名 :最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録
著者 :山本将寛(フジテレビ)
発売日 :2024年9月26日
価格 :1,100円(税込)
仕様 :新書・232ページ
ISBN:978-4-8387-7526-2
発行 :株式会社マガジンハウス
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