11月4日は「いい推しの日」! 人生をかけて「推す」ことを生業にしたアイドル評論家・中森明夫の集大成『推す力』、集英社新書から11月17日(金)発売
なぜ私たちは「推す」のか? 秘蔵エピソード満載で綴った著者の集大成。写真家・篠山紀信さん推薦!
芸能界のキーパーソン、とっておきのディープな会話、いま初めて明かされる真相――そのエピソードのどれもが悶絶級の懐かしさと新鮮な発見に満ちている。戦後日本を彩った光と闇の文化史とともに、‟虚構”の正体が浮かびあがるアイドル批評の決定版!
幼少期にアイドルに魅せられた。時を経て、ライターとしてその魅力を伝える仕事を続けた。気がつけば、アイドルというジャンルの全体を応援する立場に立っている。 「推す力」を、ずっと生きてきた。 私はこの力こそが、人々を幸福にして、世界を豊かにする、最大のパワーだと信じている。とはいえ、 その力の内実を、理屈で説明しつくすことはできない。 そこで自らの生きた「推す力」をたっぷりとつめ込んだこの本を書いたのだ。これは私の人生をかけた アイドル論である。 自分が好きなものを追いかけることが、やがて自分以外のものが棲むこの場所を、この時代を応援する ことになる。 そう、「推す」ことは、世界を肯定することなのだ!! (「まえがき」より) |
【目次】
まえがき――「推す力」を生きて
序章 それは南沙織から始まった
第一章 1970年代のアイドル体験
note 天皇陛下のアイドル論
第二章 山口百恵から松田聖子へ――1980年の女王位継承
第三章 小泉今日子と中森明菜――1982年組の二つの星
note 後藤久美子と宮沢りえ
第四章 〈チャイドル〉ブーム始末記
第五章 さらば、沖縄の光
note 加護亜依は勝新太郎である
第六章 『時をかける少女』の40年
第七章 竹内結子の肖像
note アイドルの未来
第八章 2010年代のアイドル復活
第九章 あいみょんと「下降する時代」
note 平手友梨奈とは何だったのか?
終章 アイドルを「推す」ということ
【書誌情報】
書名:『推す力 人生をかけたアイドル論』
著者:中森明夫
発売⽇:2023年11⽉17⽇(金)
定価:1,100円(10%税込)
ページ数:256ページ
判型:新書判
ISBN:978-4-08-721289-1
集英社新書
【著者プロフィール】
中森明夫(なかもり・あきお)
作家/アイドル評論家。三重県生まれ。さまざまなメディアに執筆、出演。「おたく」という語の生みの親。 『アイドルにっぽん』『東京トンガリキッズ』『午前32時の能年玲奈』『寂しさの力』『アイドルになりたい!』『青い秋』『TRY48』など著書多数。小説『アナーキー・イン・ザ・JP』が三島由紀夫賞候補となる。
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