【木更津高専】「高専キャリアラボ」第5回講演会を開催

経済同友会高等教育プロジェクトチーム(PT)協力のもと、福田達男氏(レノボ・ジャパン業務執行役員)が木更津高専で講演

講演の様子

 木更津工業高等専門学校(千葉県木更津市 校長:先村 律雄 )では、2025年6月16日(月)「高専キャリアラボ」第5回講演会を開講しました。本プログラムは、学生のキャリア形成を支援する特別学修の一環として実施されており、さまざまな業種・業界で活躍する企業人をはじめ、経済同友会高等教育PTにもご協力頂き同会会員(企業経営者)(※1) を講師にお迎えしています。今年度、経済同友会会員による講演は、全5回を予定しており、今回がその第1回目となります。

◆グローバルに活躍する講師を迎えて

 今回の講師には、経済同友会会員であり、レノボ・ジャパン合同会社業務執行役員の福田達男氏をお迎えしました。

 福田氏は茨城工業高等専門学校卒業後、三重大学大学院、松下政経塾、早稲田大学大学院を修了し、株式会社日立製作所、ヴイエムウェア株式会社など国内外の企業で長年にわたり活躍されています。

 現在は国際交流のボランティア活動にも積極的に取り組まれており、グローバルな視点からキャリア形成について、学生に向けて実体験に基づいた貴重な講話を行っていただきました。

◆未来を描く力を育む講演(※2)

 講演では、ご自身のご経験をふまえ、外資系企業における採用プロセスや職場環境について詳しく紹介され、特にジョブディスクリプション(JD)に基づくスキルマッチングの重要性についてお話しされました。

 講演の中で福田氏は「到達可能な目標ではなく、あえて高い目標を設定することが成長につながる」と語りました。目標達成のためには読書・プログラミング・Adobeソフトの操作・TOEFLなど語学スコアの向上といった自己投資の必要性・重要性を述べました。また厚生労働省の統計資料を用いながら、将来の収入や生活コストを「数字で考える」視点の重要性にも触れ、学生たちは実践的な学びを得る機会となりました。

 講演中には、人生のライフチャートを作成するワークショップも実施し、より学びを深めることのできる機会となりました。

 学生たちは最初こそ緊張していたものの、福田氏の気さくな語り口に触れることで徐々に打ち解け、自分自身の将来に対して前向きな可能性を感じるようになりました。


※1 経済同友会は、企業ではなく経営者が個人で参加する経済団体です。詳細は以下ホームページをご参照ください。https://www.doyukai.or.jp/

※2 本講演における発言および説明内容は、登壇者個人の見解に基づくものであり、所属する企業または組織の公式な意見や方針を示すものではありません。


◆木更津工業高等専門学校について

 木更津工業高等専門学校は、1967年に千葉県木更津市に創設された国立高等専門学校であり、これまでの約58年間で本科卒業生は8510名、専攻科修了生は769名に上り、国内外の様々な領域で幅広く活躍しています。本校の方針により、幅広い教養を基本とし、国際的視野を持ち、自ら考え決断する判断力、自ら工夫し新しいものを造り出す創造力、自らの信念に基づき困難にも屈せず遂行する実行力の三つの能力を備えた創造的エンジニアとしての人材の養成を目指します。あわせて、健康な身体と精神、豊かな情操を培い、各専門の科学技術発展と成果の基礎となる理論を十分に理解して、社会に貢献でき、広範囲に活躍する実践的技術者の育成教育に努めます。

木更津高専

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 木更津工業高等専門学校
所在地:千葉県木更津市清見台東2-11-1
校長:先村 律雄
設立:1967年
URL:https://www.kisarazu.ac.jp
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

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ビジネスカテゴリ
学校・大学
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会社概要

URL
https://www.kosen-k.go.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都八王子市東浅川町 701-2
電話番号
-
代表者名
谷口 功
上場
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資本金
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設立
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