羽田空港で初めて、CO2 排出削減を目的とした航空機のショートプッシュバックを 6 月 1 日より開始します

JAL

2021 年 5 月 28 日 

 


➢ 6 月 1 日より羽田空港国内線の一部の駐機場からの出発時に実施します(*1)
➢ 航空機が自走を開始するまでの牽引車による押し出し距離短縮と、航空機の補助動力装置の 使用時間削減により、CO2 排出量を削減します
➢ 航空機の地上走行時間の短縮により、定時性の向上につなげます

 JAL では 2021-2025 年度 JAL グループ中期経営計画(*2)において掲げた、2050 年の CO2 排出量実質 ゼロに向けてまとめたロードマップに基づき、さまざまな運航の工夫を実施しています。その取り組みの一 環として、出発時の牽引車による航空機の押し出し(プッシュバック)距離を短縮する取り組み(ショートプッシ ュバック)を、羽田空港で初めて導入します。本施策により、CO2 排出量削減と航空機の地上走行時間の短 縮による定時性の向上の両立を目指します。
(*1)JTA 運航便については 6 月 17 日より開始します
(*2)2021 年 5 月 7 日付プレスリリース第 21012 号『2021-2025 年度 JAL グループ中期経営計画を策定』
https://www.jal.com/ja/outline/plan.html 参照

【概要】
■対象機材 :ボーイング 737-800 型機、エンブラエル E170/190 型機
■対象駐機場 :32 番~34 番、36 番~40 番(バスでご案内する駐機場)
■駐機場からの出発方式の違い(イメージ図)

※状況に応じて、通常のプッシュバックも行います。 ※状況に応じて、通常のプッシュバックも行います。

■CO2 排出量削減効果(2019 年の便数で計算)
①航空機の補助動力装置使用時間短縮による CO2 排出量削減効果:21.5 トン/年間
②牽引車のプッシュバック距離短縮による、CO2 削減効果:1 トン/年間
(※CO2 排出削減量 1 トンあたり、1 リットルのペットボトル 500,000 本の体積と同等)
この他、離陸が早まることで時間に余裕が生まれ、環境に優しい飛行につながります。

■定時性効果
①同一時間の出発便において、早めの離陸順番を獲得
②誘導路占有時間の短縮により、地上を移動する航空機の混雑が緩和され、出発便/到着便の定時性 が向上

参照:これまでの CO2 排出量削減実績(2019 年度実績)
https://www.jal.com/ja/sustainability/environment/climate-action/co2-emissions/

 

JAL は、豊かな地球を次世代に引き継ぐために、あらゆる場面で環境の保全に取り組んでまいります。

以上

 

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会社概要

日本航空株式会社

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URL
https://www.jal.com
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル
電話番号
03-5460-3121
代表者名
鳥取 三津子
上場
東証1部
資本金
-
設立
1951年08月