鳥取県「THE FLAP BASE」主催『ChatGPT活用セミナー』にHELP YOUメンバーが登壇<3/13開催レポート>
2023年2月よりHELP YOU AIラボを立ち上げ、実験的にChatGPTを社内の業務で活用しています。また、鳥取県ではビジネスやテクノロジーなどの日々のニュースを教材に学び合うとっとりビジネス学習コミュニティ「THE FLAP BASE」を運営されています。このたび鳥取県主催の「ChatGPT活用セミナー」に登壇者としてHELP YOU AIラボのメンバーが登壇しました。当日の模様をお届けします。
- イベントについて
とっとりビジネス学習コミュニティ「THE FLAP BASE」主催 「ChatGPT活用セミナー」 |
◆集合場所:オンライン(Zoomミーティング)
◆所要時間:60分
◆参加費 無料
▼開催背景
2023年2月よりHELP YOU AIラボを立ち上げ、実験的にChatGPTを社内の業務で活用しています。また、鳥取県ではビジネスやテクノロジーなどの日々のニュースを教材に学び合うとっとりビジネス学習コミュニティ「THE FLAP BASE」を運営されています。コミュニティの参加者の学びたいテーマに合わせたセミナーを企画し、今回は昨年末から特に注目されていた「ChatGPT」をテーマにセミナーを企画。このたび登壇者としてHELP YOU AIラボのメンバーが登壇しました。
▼主催者からの声
鳥取県では今年度からVUCAと呼ばれる時代に求められるビジネス変革人材の育成を目指し、ビジネスやテクノロジーなどの日々のニュースを教材に学び合う学習コミュニティの形成に取り組んでいます。この取り組みでは、参加者の方の学びたいテーマに合わせたセミナーを企画していますが、昨年末から特に注目していたのが「ChatGPT」でした。 ChatGPTは今までの業務やビジネスプロセスを大きく変える可能性があると言われています。今後ますます拡大していくChatGPTについて、「なるべく早くコミュニティの皆さんに知ってもらいたい」「同じことに興味を持つ参加者を繋げたい」そんな思いから、今回「ChatGPT活用セミナー」を企画しました。
▼登壇者情報
<HELP YOU AIラボメンバー 吉井秀三>
大学卒業後、東京のIT・ネット関連の会社に就職し、20年間、会社員として働き、創業時から、SNS関連のサービス企画や、新規事業の立ち上げの仕事など、幅広く従事。更には、M&Aや子会社のマネジメントなどへも仕事の幅を広げることになり、 会社員時代の最後の仕事は、グループの拠点を移すため、永田町に6F建てのワーキングスペースの立ち上げを実施。前職を退社後、HELP YOUにジョイン。2018年10月からは地元の鳥取に移住し、現在はリモートで可能な仕事を中心として仕事を行う傍ら、副業で農業や地域コミュニティにも関わっている。
- 当日の様子
セミナーでは以下の内容を伝えていきました。
◆ChatGPTの発表から今まで ◆ChatGPTの理解(仕組み、認識しやすいテキスト、得意なこと・苦手なこと) ◆ChatGPTの使い方(可能な処理・機能) ◆活用・応用例や企業内での利用について |
ChatGPTに自己紹介文を考えてもらう
今回のセミナーでは鳥取県にゆかりのあるメンバーが登壇。鳥取県に住んでいることや自身のことをキーワードでChatGPTに教え、「絵文字を入れて文章を作成してください。」とお願いをするだけで上記のような文章を作成してもらえることを伝えました。
全てにAIが搭載され、「AIと暮らす時代に突入」
ChatGPTの発表から今までにどんな動きがあったのか伝えていきました。2022年11月の登場から現在に至るまで、下記のような変化がありました。
2022年11月 OpenAI ChatGPT公開 2023年2月 Microsoft Bing搭載発表 Google Bard発表 クラウドサービスでChatGPTの活用が広がる NotionAI公開(2023/2/22) Microsoft Windows(OS)にも対話AI検索 2023年3月 ChatGPT API公開、価格が1/10に WhisperAPI公開 slack,miro,DiscordがGPT-3に関する発表 GPT-4が公開 |
日々変化を続けるAIですが、最近ではロボットにChatGPTを組み込み、口頭で会話ができるような開発も進められています。また、ロボットだけではなく、VR内のアバターに組み込むことでキャラクターと直接会話できるような技術も登場し始めています。今後すべてにAIが搭載されていき、「AIと暮らす時代に突入」していくかもしれません。
ChatGPTを使ってみての感想
様々な技術に取り入れられているChatGPTですが、具体的に使ってみたらどのように生かせるのでしょうか?使用してみての感想は下記の通りです。
・早く情報が欲しい時には便利なときもあるが、嘘の回答もあるので注意が必要 ・回線が混みあっていると、動きが遅かったり、接続できない時がある ・うまく依頼できない ・具体的な情報が少ないのでそのままは生かせないが、普遍的なことは強そう ・使ってみても仕事での活用方法がなかなか思い浮かばない ・うまく使えるコツを教えてほしい |
ChatGPTが得意なこと・苦手なこと
ChatGPTには得意なこと、苦手なことが存在します。使用する前に、ChatGPTの特性を理解する必要があります。ChatGPTが理解しやすい質問をするためには下記の3つのポイントが重要です。
★自然言語を使わない ★シンプル ★マイクロマネジメント |
ChatGPTには、子どもにも分かりやすいような、シンプルな質問をすることが必要です。人に質問する時と同じく、誰にでも分かりやすい使え方ができれば、ChatGPTにもほしい回答を的確にもらうことができるでしょう。
ただし、ChatGPTもすべての情報に正しく回答できるわけではありません。得意なこと、苦手なことを下記にまとめました。下記を参考にChatGPTを活用してみてはいかがでしょうか?
得意なこと ・一般的な知識や文化に関する内容 ・数学や科学に関する内容 ・ニュースや時事問題に関する内容 ・日常会話 ・英語や他の一般的言語 ・都会の情報 |
苦手なこと ・人名や地名 ・専門的な知識や技術 ・音声や画像に関するデータ (ただし、関連する情報を伝えることは可能) ・広く知られていないトピックス ・田舎の情報 |
ChatGPTを企業内で活用する時に注意するべきこと
現在ChatGPTを仕事で使用する方が増えてきています。ChatGPTは便利な反面、すべての回答が信用できる情報だとは限りません。そこで最後には、仕事でChatGPTを使う際に企業が気を付けるべきことを伝えていきました。
企業内の対策 ・セキュリティに関わる、個人情報、機密情報を入力しないこと ・著作権、AIの法律を理解すること ・コンプライアンス、倫理観に触れる質問はしないこと ・フェイク、意図しない偏りのある回答である可能性を意識し注意すること ・プロンプトインジェクションに注意すること |
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とっとりビジネス学習コミュニティ「THE FLAP BASE」
鳥取県が運営されている地域のビジネス人材による、ビジネス人材のためのオンライン学習コミュニティです。経済メディアNewsPicksを活用し、様々な業種の意欲的な方々との、ニュースを教材にした学び合いや、社会変革のトレンドを学ぶ研修などを通じて、ビジネス変革人材への成長を目指し活動をされています。
https://www.pref.tottori.lg.jp/305561.htm
- HELP YOU AIラボでは最新情報のピックアップと仕事での活用法を研究中
このたび「HELP YOU AIラボ」を発足し、実験的にChatGPTを社内の業務で活用しています。ChatGPTなどのAIを活用する中で、AIにお願いした方がいいこと、誰かにお願いした方がいいこと、自分がやるべきことの3つに業務が分類できることがわかってきました。また、AIが登場してきたことにより、新たに考えられる仕事や、サービス、施策なども見えてくる可能性があります。「HELP YOU AIラボ」を通じ新たな可能性を模索していきます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000059127.html
- オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」
さまざまなスキルセットを持った優秀なアシスタントチームがあなたの仕事をサポートする業務効率化のサービスです。バックオフィス系の業務(人事、経理、営業事務、資料作成など)をオンラインアウトソーシングとして請け、コア業務に集中できる環境作りに貢献します。
メンバーはアメリカ・フランス・ドイツなど世界35カ国に、東京都、宮城県、大阪府、福岡県など全国各地にいます。
HELP YOUサービスサイト:https://help-you.me/
HELP YOU採用サイト:https://va.help-you.me/
<会社概要>
会社名 :株式会社ニット
代表者 :代表取締役社長 秋沢 崇夫
本社所在地:東京都港区芝5丁目29番20号 クロスオフィス三田501号室
設立 :2017年8月 ※2015年 HELP YOUサービス開始
事業内容 :オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」の運営。働き手への学びのサービス、働き手を応援するメディア事業なども展開。
URL :https://knit-inc.com/
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ニット
広報担当:小澤/中野
電話番号:050-5212-5574
メールアドレス:pr@knit-inc.com
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