「トップのスキャンダルと研究視点の掘り下げ方~最近の事例から考察」セミナーを11月5日(水)開催
“経営・組織・メディアを揺るがす「トップ」の言動と危機対応を、研究の視点から読み解く”
学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学(本部:東京都港区、学長:吉國浩二)は、「トップのスキャンダルと研究視点の掘り下げ方~最近の事例から考察」セミナーを対面、オンラインのハイブリット形式で11月5日(水)に開催いたします。

企業・組織を率いる「トップ」のスキャンダルや不祥事は、単なる個別事件では終わりません。
その背景には、組織文化・ガバナンス・コミュニケーション、さらにはメディア報道と世論の関係まで、複数の構造的な要素が絡んでいます。
本セミナーでは、クライシス・コミュニケーションの第一人者である本学・石川慶子先生を講師に迎え、最近の事例を題材に「トップ・スキャンダル」を多角的に掘り下げます。危機発生時の初動対応、メディア対応、社内外への情報発信のポイントに加え、平時における情報収集や訓練の方法についても具体的に解説します。
特に、マニュアル化が難しい“トップの不祥事”や“プライバシー暴き”のようなセンシティブなケースを中心に、傾向分析や対応策を研究視点から明らかにします。「なぜ起きたのか」「何が問われるのか」「どのように学びにつなげられるか」を通して、組織の信頼を守るために必要な思考法と戦略を体系的に学べる貴重な機会です。
また、そうした価値観を組織に定着させるために、社会人がどのような視点や能力を修得すべきか、さらにそのために社会人大学院が果たす教育的役割についてもご紹介します。
企業・行政・メディア・研究分野を問わず、危機対応・組織運営・研究発信に関心のある皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
【セミナー概要】
◆開催日:2025年11月5日(水)19:00~(受付開始:18:30/終了:20:00予定)
◆会 場:社会構想大学院大学 青山キャンパス(東京都港区南青山3-13-14)+オンライン配信
◆受講料:無料(事前予約制)
◆対 象:経営者、広報担当者、危機管理部門、その他危機対応・組織運営等に関心のある方
▼お申し込みはこちら
https://www.socialdesign.ac.jp/events/202501105
講師プロフィール

石川慶子 教授
参議院事務局勤務後、映像制作プロダクションにて海外ロケ中心に映画やテレビ番組の制作に携わる。1995年から広報PR会社所属。その後、有限会社シンを設立して独立。危機管理広報のプロフェッショナルとして活動を開始。2002年からリスクマネジメントと広報を中心に学会での研究活動に取り組む。2015年非言語コミュニケーション技術として「外見リスクマネジメント」を提唱。現在は、企業・団体に対し、信頼向上のメディアトレーニングやリスクマネジメント、危機管理広報の訓練プログラムを提供。
【専門分野】リスクマネジメント/危機管理広報/メディアトレーニング/印象マネジメント/能力開発

■社会構想大学院大学について(※1)
2017年4月に東京・高田馬場に開学。学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材の育成を目指し、コミュニケーションデザイン研究科(※2、3)を設置しています。修了者には、専門職学位の「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」(Master of Communication Design)が授与されます。また、2021年4月に開設した実務教育研究科(※2)では、実践知の体系化により新たな知識を確立し、それを社会へと実装するための教育・人材育成を行う高度専門職業人を養成します。修了者には、専門職学位の「実務教育学修士(専門職)」(Master of Professional Education)が授与されます。
そして、3研究科目となる社会構想研究科を2024年4月に開設いたしました。本研究科は、社会学の観点から「社会の理想の姿」を見定め、その実現のために「社会や組織のグランドデザイン」それ自体を練り上げることができる高い専門性を備えたプロフェッショナルや、社会的起業によって経済活動と社会貢献の好循環を実現できる人材の養成を目指します。修了者には、専門職学位の「社会構想修士(専門職)」(Master of Social Design)が授与されます。
本学の附属研究機関である「先端教育研究所」では、自身の実践知を社会で役立てる気概を持った多様な人材を育成する「実務家教員養成課程」、総務省が令和3年度から設けた「地域プロジェクトマネージャー」の任用制度に合わせ、地域のプロジェクトを牽引できる「ブリッジ人材」の育成を目指す「地域プロジェクトマネージャー養成課程」、2024年4月から社会教育行政を含めた専門性を身に付けて、地域コミュニティにおける学びを基盤とした自律的・持続的な活動をできる社会教育人材の養成を目的とした「社会教育士養成講座」、2025年2月よりICTを活用した教育改革を推進できる専門的リーダーの育成を目指す「教育CIO養成課程」を開講いたしました。
その他詳細は大学院HP( https://www.socialdesign.ac.jp)をご覧ください。
※1)2023年度公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)で「適合評価」
※2)厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
※3)公益財団法人大学基準協会の「広報・情報系専門職大学院認証評価」で初の適合評価
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