株式投資の「セカンドオピニオン」は対話型生成AI投資家の9割が「AI対応IR」を重視、企業の情報開示に新しい基準か

〜投資家の7割超が生成AIで銘柄分析、「AIに正しく語られるか」が企業価値を左右する時代へ〜

株式会社IDEATECH

ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」

https://ideatech.jp/service/research-pr)を運営する株式会社IDEATECH(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川友夫、以下:IDEATECH)は、個別銘柄で300万円以上の株式投資を行っており、かつ直近1ヶ月以内に生成AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)を業務またはプライベートで使用している投資家493名を対象に、生成AIを活用した個別銘柄投資に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

● 01|個人投資家の73.3%が株式投資で生成AIを活用、企業分析や銘柄選定が主な用途に

● 02|AI活用者の89.2%が実際に売買を経験、 うち半数以上 が「保有銘柄の売却判断」にAIを活用

● 03|AI活用者の87.3%が「想定外の銘柄との出会い」を経験も、一次情報との照合は64.7%にとどまる

■調査概要

  • 調査名称:生成AIを活用した個別銘柄投資に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2025年11月10日〜同年12月10日

  • 有効回答:個別銘柄で300万円以上の株式投資を行っており、かつ直近1ヶ月以内に生成AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)を業務またはプライベートで使用している投資家493名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「リサピー®︎」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://ideatech.jp/service/research-pr 

■株式投資で約7割が生成AIを「活用している」と回答

 「Q1. あなたは、個別銘柄の株式投資において、生成AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)を活用していますか。」(n=493)と質問したところ、「頻繁に活用している(週に複数回以上)」が28.2%、「時々活用している(週に1回程度)」が30.6%という回答となりました。

■第1位は「企業の成長戦略理解」50.4%、財務分析も46%で上位

 「Q2. Q1で「頻繁に活用している」「時々活用している」「たまに活用している」と回答した方にお聞きします。株式投資において、生成AIをどのような用途で活用していますか。(複数回答)」(n=361)と質問したところ、「企業の成長戦略や事業内容の理解」が50.4%、「銘柄選定・スクリーニング(投資候補の絞り込み)」が47.6%、「財務分析(売上、利益、キャッシュフローなどの分析)」が46.0%という回答となりました。

■生成AIとの対話後、82.3%が株式売買を「複数回実行した」と回答

 「Q3. Q1で「頻繁に活用している」「時々活用している」「たまに活用している」と回答した方にお聞きします。生成AIとの対話を通じて、実際に株式の購入や売却といった投資行動を起こしたことがありますか。」(n=361)と質問したところ、「何度もある(5回以上)」が36.0%、「数回ある(2~4回程度)」が46.3%という回答となりました。

■第1位は「保有銘柄を売却する判断」で53.8%、生成AI活用で最多の投資行動

 「Q4. Q3で「何度もある」「数回ある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。生成AIの情報や分析が、具体的にどのような投資行動につながりましたか。(複数回答)」(n=320)と質問したところ、「保有銘柄を売却する判断をした」が53.8%、「購入を検討していた銘柄の購入を見送った」が47.8%、「新規銘柄の購入を決断した」が42.8%という回答となりました。

■生成AIを投資判断に活用、半数以上が「2~3ヶ月以上前」から開始

 「Q5. Q3で「何度もある」「数回ある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。生成AIを投資判断に活用し始めたのは、いつ頃からですか。」(n=320)と質問したところ、「1ヶ月以内」が15.0%、「2~3ヶ月前」が35.3%という回答となりました。

■生成AI利用者の64.3%が「IR資料と照合」を実施

 「Q6. Q1で「頻繁に活用している」「時々活用している」「たまに活用している」と回答した方にお聞きします。生成AIから得た情報を、企業のIR資料や決算説明資料などの一次情報と照らし合わせて確認していますか。」(n=361)と質問したところ、「必ず照らし合わせて確認している」が21.6%、「ほとんどの場合、照らし合わせている」が42.7%という回答となりました。

■生成AI活用投資家の78.1%が「新たな銘柄や投資アイデア」との出会いを経験

 「Q7. Q1で「頻繁に活用している」「時々活用している」「たまに活用している」と回答した方にお聞きします。生成AIに相談したことで、自分では思いもよらなかった銘柄や投資アイデアに出会ったことがありますか。」(n=361)と質問したところ、「何度もある」が30.2%、「数回ある」が47.9%という回答となりました。

■生成AIの想定外の提案、84%が「実際に投資した」と回答

 「Q8. Q7で「何度もある」「数回ある」「一度だけある」と回答した方にお聞きします。生成AIから提案された想定外の銘柄や投資アイデアに対して、実際に投資を行いましたか。」(n=314)と質問したところ、「複数の銘柄に投資した」が43.6%、「1つの銘柄に投資した」が40.4%という回答となりました。

■株式投資で生成AI活用者の66.4%が「高精度」と評価

 「Q9. Q1で「頻繁に活用している」「時々活用している」「たまに活用している」と回答した方にお聞きします。株式投資における生成AIの回答や分析の精度について、投資家としてどのように評価していますか。」(n=361)と質問したところ、「非常に高精度で信頼できる」が18.8%、「ある程度高精度で参考になる」が47.6%という回答となりました。

■第1位「多角的な分析」51.4%、財務解説も5割超で高評価

 「Q10. Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。生成AIの精度や有用性について、具体的にどのような点を評価していますか。(複数回答)」(n=350)と質問したところ、「多角的な視点からの分析を提示してくれる」が51.4%、「複雑な財務データをわかりやすく解説してくれる」が50.6%、「リスク要因を客観的に指摘してくれる」が38.9%という回答となりました。

■株式投資で生成AI活用者の70.1%が今後「活用を増やしたい」と回答

 「Q11. Q1で「頻繁に活用している」「時々活用している」「たまに活用している」と回答した方にお聞きします。今後、株式投資における生成AIの活用を増やしていきたいと思いますか。」(n=361)と質問したところ、「大幅に増やしていきたい」が21.1%、「ある程度増やしていきたい」が49.0%という回答となりました。

■第1位は「情報収集や分析の時間短縮」で64.8%が期待

 「Q12. Q11で「大幅に増やしていきたい」「ある程度増やしていきたい」と回答した方にお聞きします。今後、生成AIの活用を増やしていきたい理由を教えてください。(複数回答)」(n=253)と質問したところ、「情報収集や分析の時間が短縮できるから」が64.8%、「自分では気づかない視点が得られるから」が53.8%、「投資判断の精度が向上すると思うから」が45.8%という回答となりました。

■株式投資で生成AI活用しない理由、第1位は「情報の正確性への不安」32.3%

 「Q13. Q1で「ほとんど活用していない」「全く活用していない」と回答した方にお聞きします。株式投資で生成AIをあまり活用していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=130)と質問したところ、「情報の正確性に不安があるから」が32.3%、「AIを使う必要性を感じていないから」が23.8%、「AIに投資判断を委ねることに抵抗があるから」が23.1%という回答となりました。

■「自分のポートフォリオについて、投資効率の観点から売却すべきもの、残すべきものについて金融理論に基づく疑似専門家としての意見をもらうことができた。」と回答

 「Q14. 全ての方にお聞きします。生成AIを活用した株式投資について、ご自身の経験や考えを自由にお聞かせください。」(n=493)と質問したところ、「自分のポートフォリオについて、投資効率の観点から売却すべきもの、残すべきものについて金融理論に基づく疑似専門家としての意見をもらうことができた。」や「客観的な視点を手軽に得られるので、冷静な投資判断が出来る。」など260件の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 自分のポートフォリオについて、投資効率の観点から売却すべきもの、残すべきものについて金融理論に基づく疑似専門家としての意見をもらうことができた。

  • 客観的な視点を手軽に得られるので、冷静な投資判断が出来る。

  • 決算発表時期等、多くのデータに目を通す必要がある際には、AIで網羅的にかつ素早く情報収集できる点を評価している。

  • 勢いに任せた投資をしてしまうことがあるのでAIに相談し、一旦冷静になることが多い。

  • YouTubeでAI投資している動画をよく見るが、AIに的確な回答を求めるためにはかなり細かい条件を提示する必要があり、そこまでするのであれば、自分で判断したほうが面白い。

■約9割が生成AI時代の「AI対応IR活動」が重要と回答

 「Q15. 今後、企業のIR活動において、生成AIが適切に判断できるような積極的な情報開示(以下、AI対応IR活動)が重要になると思いますか。」(n=493)と質問したところ、「非常に重要だと思う」が41.6%、「ある程度重要だと思う」が48.3%という回答となりました。

■第1位は「AIに正確な情報がないと適切な投資判断ができないから」で45.6%、第2位「今後、AI経由で銘柄を探す投資家が増えると思うから」41.8%

 「Q16. Q15で「非常に重要だと思う」「ある程度重要だと思う」と回答した方にお聞きします。AI対応IR活動が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=443)と質問したところ、「AIに正確な情報がないと適切な投資判断ができないから」が45.6%、「今後、AI経由で銘柄を探す投資家が増えると思うから」が41.8%、「AI対応している企業は先進的で成長が期待できるから」が38.1%という回答となりました。

■AI対応IR活動を重視する投資家の70.9%が「投資判断に影響する」と回答

 「Q17. Q15で「非常に重要だと思う」「ある程度重要だと思う」と回答した方にお聞きします。AI対応IR活動を積極的に行っている企業と、そうでない企業があった場合、あなたの投資判断に影響がありますか。」(n=443)と質問したところ、「大きく影響する(AI対応している企業を積極的に選ぶ)」が22.8%、「ある程度影響する(同条件ならAI対応している企業を選ぶ)」が48.1%という回答となりました。

■企業のAI対応IR「成長戦略の明確な言語化」が49%で最多

 「Q18. Q15で「非常に重要だと思う」「ある程度重要だと思う」と回答した方にお聞きします。企業のAI対応IR活動として、具体的にどのような取り組みを期待しますか。(複数回答)」(n=443)と質問したところ、「成長戦略や事業計画の具体的かつ明確な言語化」が49.0%、「投資家がAIに質問しそうな内容への先回り的な情報開示」が43.1%、「生成AIが理解しやすい形式での決算資料・IR資料の公開」が39.5%という回答となりました。

■まとめ

 今回の調査は、個別銘柄で300万円以上の株式投資を行い、直近1ヶ月以内に生成AIを使用している投資家500名を対象に、生成AIの投資活用実態を明らかにすることを目的に実施しました。その結果、「頻繁に活用」(27.7%)、「時々活用」(31.1%)、「たまに活用」(14.5%)を合わせると7割超(73.3%)が株式投資で生成AIを活用しており、AI活用者の89.2%が実際に購入・売却などの投資行動を起こしていることが明らかになりました。

具体的な活用用途としては、「企業の成長戦略や事業内容の理解」が最も多く50.1%、次いで「銘柄選定・スクリーニング」(47.4%)、「財務分析」(44.6%)が上位を占めました。また、AI活用者の87.3%が「想定外の銘柄や投資アイデアとの出会い」を経験し、そのうち83.9%が実際に投資を実行していることが分かりました。さらに、AI活用開始時期は「2〜3ヶ月前」が最も多く37.0%で、比較的最近からの活用が急速に広がっている実態が浮き彫りになりました。

これらの結果は、生成AIが個人投資家の情報収集・分析手法を大きく変革し、従来は機関投資家や専門家が持っていた分析力へのアクセスを民主化しつつある可能性を示唆しています。一方で、AIから得た情報を「必ず」または「ほとんどの場合」一次情報と照合している投資家は64.7%にとどまり、約3割が不十分な検証のまま投資判断を行っている懸念も明らかになりました。今後は、AI活用による投資機会の拡大と、情報の正確性を担保する検証体制の強化を両立させることが、個人投資家にとって重要な課題となるでしょう。


■IDEATECHでは、生成AI時代のデジタルPR支援

生成AIが「この企業がおすすめ」と推薦する。そんな時代が到来しています。

IDEATECHが提供するデジタルPRサービスは、ChatGPTやPerplexityなどの対話型AIに御社が"正しく推薦される"ための戦略的PR・IRサービスです。

従来のSEO対策が「検索結果で上位表示される」ことを目指したのに対し、LLMOは「AIに名前を出してもらい、選ばれる」ことを目指します。


【LLMOの支援内容】

IDEATECHでは、以下を一括でご提供いたします。

  • 現状把握:御社が狙うべきプロンプトを特定し、現在のAI内での露出状況を診断

  • PR・IR戦略策定:ターゲットプロンプトに最適化した情報発信戦略を設計

  • プレスリリース量産:AIが引用しやすい調査リリース・レポートリリースを月1本以上制作

  • 戦略メディア掲載:業界メディアへのタイアップ記事掲載を獲得

  • コンテンツ拡充:Q&Aサイト構築などオウンドメディア施策を展開

  • 継続モニタリング:AIでの推薦状況を定点観測し、改善サイクルを回す


    「AIに推薦されない企業は、検討候補にすら入らない」将来来るこの状況に対応するため、まずは御社のAI内での現状診断から始めてみませんか。

■会社概要

会社名 :株式会社IDEATECH

代表者 :代表取締役社長 石川友夫

所在地 :〒107-0062 東京都港区南青山2丁目11番17号 第一法規ビル3階

設立日 :2010年2月

事業内容:①IDEAコンテンツ事業

      ・リサーチデータマーケティング「リサピー®︎」サービス

      ・レポートマーケティング「レポピー®︎」サービス

      ・アニバーサリーマーケティング「アニピー®︎」サービス

      ・Q&Aマーケティング「X-Questions®︎」サービス

     ②IDEAマーケティング事業

     ③IDEAデザイン事業

     ④IDEAセールス事業

     ⑤PR戦略コンサルティングサービス

URL  :https://ideatech.jp 

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サービス業
本社所在地
東京都港区南青山2丁目11番17号  第一法規ビル3階
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代表者名
石川友夫
上場
未上場
資本金
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設立
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