デジタル地域通貨「まにこいん」がスーパーアプリ化 デジタル市民証搭載「まにあぷり」提供開始
暮らしや観光など、真庭での生活・体験をより便利で豊かなものにするポータルへ
株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でデジタル地域通貨事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、岡山県真庭市のデジタル地域通貨「まにこいん」で、2025年1月27日よりスーパーアプリ機能「まにあぷり」が開始することをお知らせします。「まにあぷり」は「まにこいん」同様、市民以外も利用でき、関係人口を含む地域コミュニティの活性化につなげていく予定です。
スーパーアプリ機能提供の背景
少子高齢化など社会構造の急速な変化が進む中、真庭市では、デジタル地域通貨「まにこいん」のより幅広い活用や他システムとの連携等を通じて、個人属性に応じたサービス提供等、住民福祉の向上や運用の高度化を目指しています。このたび、マイナンバー連携が可能なスーパーアプリ基盤を実装することで、これらの構想を実現し、「自助と共助」、「参画と協働」をしなやかに実現する、アプリを通じた新しい市民ネットワークの構築を目指します。
スーパーアプリ機能「まにあぷり」について
「まにあぷり」では、デジタル市民証の発行や地域メディア情報の閲覧、各種ミニアプリの利用が行えます。デジタル市民証はマイナンバーカードをかざすことで取得でき、割引等の特典が受け取れるようになります。地域メディア情報では、真庭市の観光情報などを取り扱う複数のWebメディアの情報からキュレーションされた最新情報を閲覧できます。ミニアプリでは、暮らし・地域、子育て・教育等、多様なサービスを提供していく予定です。
<ミニアプリで提供される機能例>
施設予約/お悔やみ情報/母子手帳/オンデマンド交通予約/防災情報の受信登録/診察券アプリ/観光スポット
「まにあぷり」リリース記念キャンペーン
またリリース記念として、マイナンバーカード等で本人確認をするとポイントがもらえるキャンペーンを実施します。
対象期間 |
2025年1月27日(月)~ ※予算上限に達し次第予告なくキャンペーンを終了する可能性があります |
内容 |
・全員対象 マイナンバーカード等での本人確認で2,000ポイント付与 ・市民限定 市民の方はさらに3,000ポイント(総額5,000ポイント)付与 |
まにこいんについて
「まにこいん」は、真庭市、株式会社トマト銀行、株式会社中国銀行、真庭商工会の4者が主体となって推進する、岡山県真庭市内の加盟店で使用できるデジタル地域通貨です。単位は「まにぃ」(1まにぃ=1円)で、「まにこいん」でお支払いすると1%がポイント還元されます。また、この4者に加え、社会福祉法人真庭市社会福祉協議会、公益財団法人真庭エスパス文化振興財団、一般社団法人真庭観光局の3者も参加するコンソーシアムが連携することにより、行政・商工・金融・福祉・文化・観光といった地域の多様な分野の関係者が相互に連携・協力し、地域通貨を通じた地域経済循環の強化や地域コミュニティの活性化等、地域の持続的発展を目指します。
MoneyEasy(マネーイージー)とは
株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できるのが特長です。また、自治体でのプレミアム付商品券事業や行政ポイント(市民活動・ボランティア支援、健康増進活動支援など)等の運用も容易に実施でき、地域でのさまざまな活動をより効率化していき、持続可能な地域づくりに活用できるプラットフォームを目指しています。
■全国で展開中のデジタル地域通貨(提供開始順)
岐阜県飛騨高山地域「さるぼぼコイン」/千葉県木更津市「アクアコイン」/東京都江東区「カケハシコイン」/長崎県南島原市「MINAコイン」/東京都世田谷区「せたがやPay」/岐阜県「ぎふ旅コイン」/熊本県人吉市「きじうまコイン」/福島県磐梯町「ばんだいコイン」/東京都府中市「ふちゅチケ」※商品券/東京都板橋区「いたばしPay」/長崎県佐世保市「させぼeコイン」/岡山県真庭市「まにこいん」/東京都東村山市「東村山アインPay」/長崎県大村市「ゆでぴ」/高知県「ジモッペイ」/神奈川県秦野市「OMOTANコイン」/島根県海士町「ハーンPay」
株式会社フィノバレー
株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたローカル決済ソリューションを通じて、地域や行政の様々な課題の解決を目指しています。2017年に国内初の金融機関発行電子地域通貨として始まった「さるぼぼコイン」を皮切りに、2018年には行政・商工会議所・金融機関が連携して取り組む初事例の「アクアコイン」をスタート。地域の皆さまとの協力関係をもとにした"顔の見える導入・運営体制"を強みに、全国各地で取り組みを推進しています。
https://finnovalley.jp/
株式会社アイリッジ
株式会社アイリッジは、企業のアプリビジネス支援とビジネスプロデュース支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。
アプリビジネス支援ではOMO*アプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたアプリの月間アクティブユーザー数は国内最大級の9,000万超。開発から機能拡張、マーケティング施策まで行えるアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」が主力プロダクトです。
*Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング
ビジネスプロデュース支援では、アプリに限定しない、コミュニケーションデザインの戦略立案からデジタルとリアルを統合した施策の企画・実行までを支援可能。グループ会社のQoilと連携し、プロデューサーとプランナー、クリエイティブディレクター等から成るチームで、”点”の相談を”面”の課題解決に導く独自の価値提供を行います。総合電機メーカーや金融サービス事業者、電気通信事業者等、業界トップ企業の幅広い実績を持ちます。
https://iridge.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像