実例で示す“次世代共創リーダー育成”の新書籍『エッジソン・マネジメント2.0』が6月2日に発売

～目的に尖る若者＝「エッジソン」を、産官学連携でどのように育て、活かすのか～

LINK&M

2025年6月2日 16時00分

株式会社リンクアンドモチベーション（本社：東京都中央区、代表：小笹芳央、証券コード：2170、以下当社）は、2025年6月2日（月）、『エッジソン・マネジメント2.0　次代を担う若者を産官学連携で育み、活かす方法』をPHP研究所より出版いたします。

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※Amazonサイトでは6月4日（水）より発売開始予定

■産官学連携や次世代リーダー育成に関心がある方必見！

「次世代の“人財”を育てるための実践書」

少子化による人手不足、地域経済の停滞、そして将来に希望を見出せない若者の増加ーー社会全体が複雑な課題に直面するいま、本書が提示するのは、「答えを見つける人」ではなく、「目的を創り、提示できる人＝エッジソン」を育てるという新たな挑戦ーー。

2020年に刊行された前作『エッジソン・マネジメント～尖った優秀な若者をどう採用し、いかに育てるか～』では、大手企業の採用・育成現場で著者が提唱した「エッジソン」の概念が注目を集めました。

この5年間で、育成のフィールドが「都市部の大学と大企業」から「地方・地域の大学と中小企業」へと広がり、育成のタイミングも従来の「ゴールデンセブン（大学〜社会人の7年間）」から、「ダイヤモンドテン（高校3年間を含む10年間）」へと拡張され、より早期からのアプローチが可能になりました。

本書では、著者がこの5年間に全国各地の教育・育成の現場で実践してきたプロジェクトをもとに、「エッジソン創り」の本質と再現可能な育成モデルを提示します。

■エッジソン創出のための7つのポイント

目的を持って人を巻き込みながら実行する「共創リーダーシップ」をどのように育むのかについて、「エッジソン創出のための7つのポイント」として整理し、実践事例を交えて解説しています。

「青田買い」から「青田創り」へ

学生を早期に囲い込む「青田買い」ではなく、社会全体で若者を育てる「青田創り」へと転換する。
「育て成る」育成から「育ち成る」育成へ

若者を周囲が育てるのではなく、自ら育とうとする意志と行動を引き出す育成設計へと見直す。
就職活動とは一線を画す

採用を目的とせず、中長期的な視点で若者の「志」を育む姿勢を重視する。
対面オリエンテッド

オンラインでは得がたい、対面ならではの空気感や非言語の情報を重視し、行動変容を目指す。
CUPSモデル

企業（Company）、大学（University）、行政（Public）、学生（Student）の4者が、それぞれの役割と責任を担い、主体的かつ対等な連携による学びの場を創る。
「1対1」から「N対N」へ

企業と大学が多対多で関わり合うことで、公共性と正当性を備えた持続可能な学びの場を実現する。
リバースエデュケーション

学生への関わりを通じて、企業に務める大人もまた学び、気づき、変化する。一方向でなく、企業人自身の成長機会としても機能する教育環境を目指す。

書籍情報

書名：エッジソン・マネジメント2.0

副題：次代を担う若者を産官学連携で育み、活かす方法

序章なぜ今、「エッジソン」が求められるのか

第1章「エッジソン創り」７つのポイント

第2章次世代共創リーダー育成プロジェクト「コラギア」

第3章地域版エッジソン・マネジメントが地方を変える

第4章より多くの大学生に向けて「しごとーく」

第5章高校・大学・企業をつなぐ「ダイヤモンドテン」

終章多様性あふれる「使命共同体」へ

著者：樫原洋平（株式会社リンクアンドモチベーションエグゼクティブディレクター）

発売日：2025年6月2日（月）

定価：2,250円＋税

出版社：PHP研究所

ISBN：978-4-569-85932-3

■著者プロフィール

樫原洋平（かしはら・ようへい）

株式会社リンクアンドモチベーション　エグゼクティブディレクター

一般社団法人エッジソン・マネジメント協会代表理事

1980年香川県生まれ。一橋大学経済学部卒。2003年に新卒でリンクアンドモチベーション入社。入社以来、メガバンク、総合商社、グローバルメーカー、インフラ、ITなど多様な業界の「リーディングカンパニー」の採用コンサルティングに、10年で100社以上従事。また、大学教育事業の立ち上げにも従事し、産官学連携での教育プログラムを開発・実行。現在は大阪大学、大阪公立大学などで非常勤講師も務め、産官学連携でキャリア教育プログラムを提供。2014年から2017年末まで当社執行役員兼西日本の組織人事コンサルティング事業の責任者を務め、採用だけでなく若手の育成・活用を含めてトータルでソリューションを提供。2018年から現職。専門は若手の採用・活用・育成。