書籍『「不適切な保育」の予防・発生時対応ガイドブック』 誰もが当事者になりえる現代だからこそ必要なノウハウを伝授
株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『「不適切な保育」の予防・発生時対応ガイドブック』を2024年11月25日に発売します。本書は、「不適切な保育」が起こる本当の原因と解決方法を、保育者個人と組織全体で取り組む対策の両面から解説した1冊です。
子どもへのかかわりを改善するだけでは、根本解決にはならない!
ここ数年、テレビや新聞、ネットニュースなどで「不適切な保育」についての報道が増えています。不適切な保育とは、虐待等と疑われる事案を指し、子どもの育ちに多大な影響を与えることから、2023年5月にはこども家庭庁がガイドライン(正式名称「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」)を策定するなど、その対策が保育現場の重要な課題となっています。
不適切な保育を防ぐためには、どんな行動がそれにあたるのかを知り、子どもへの関わりを改善することは大切なことですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。背景にある時代遅れな保育観のアップデートや、怒りや不満を子どもにぶつけないための感情コントロール技術などが必要なのです。
本書では、多くの施設の顧問として全国各地の保育現場を知る著者だからこそわかる「不適切な保育」が起こる本当の原因と解決方法を、保育者個人と組織全体で取り組む対策の両面から余すことなく伝授します。
保育者自身が「どんな場面でイラっとするか」を自覚して言動を適切にコントロールするための方法や「自分の保育が今の時代・社会の風潮とズレていないか」を定期的に確認できる仕組みづくりなど、具体的かつ実践的なノウハウを、園内研修で使えるワークとともに紹介しています。
また、万が一、実際に「不適切な保育」が起こってしまったときの記録・報告書の書き方や保護者対応についても解説しています。
保護者も保育者も多様な価値観をもつ時代。残念ながら不適切な保育はどの保育施設でも起こりえます。誰もが「当事者」になりえる現代だからこそ、本書を活用して子どもと職員の人生を守り抜きましょう。
▼この本はこんな方におすすめ
・保育所、幼稚園、認定こども園の主任・園長・施設長
・「不適切な保育」と「適切な保育」の区別に自信がない方
・保育歴が長く自分の保育を見直したい方/見直してほしい保育士が近くにいる方
・不適切な保育に対する職員の意識を変えたいと考えている方
・職員研修の題材を探している方
■書籍概要
『「不適切な保育」の予防・発生時対応ガイドブック』
著者: 浅井 拓久也
発売日:2024年11月25日
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
判型:B5変・144ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798188027
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/26566
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798188026
■目次
第1章 不適切な保育のきほん~すべての保育者が理解しておくべきこと~
第2章 知っておくべき不適切な保育のリスク
第3章 事例で学ぶ!不適切な保育につながる関わりと改善のポイント
第4章 不適切な保育を防ぐために保育者がすべきこと
第5章 不適切な保育を防ぐために園がすべきこと
第6章 不適切な保育が起こったときの対応と再発予防
第7章 職員の意識と行動を変える園内研修(ワーク)
■著者プロフィール
浅井 拓久也(あさい たくや)
鎌倉女子大学准教授。専門は保育学。保育所や幼稚園の顧問・アドバイザーも務める。著書は『マンガでわかる!保育所保育指針 2017年告示対応版』(中央法規出版)、『保育の現場ですぐに使える!伝わる文章&話し方のきほん』(日本文芸社)、『活動の見える化で保育力アップ!ドキュメンテーションの作り方&活用術』(明治図書出版)、『安心して仕事を任せられる!新人保育者の育て方』、『保育・教育施設の重大事故予防 完全ガイドブック 実例で学ぶ!安全計画の立て方から園内研修、事故対応まで』(翔泳社)など多数。
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