【鹿児島高専】『工学チャレンジ!~小学生のための実験教室in鹿児島高専』を姶良市教育委員会と連携して開催


鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:上田 悦子 以下「鹿児島高専」)は、令和7年8月23日(土)に、姶良市の小学4年生~6年生の24名が参加し、『工学チャレンジ!~小学生のための実験教室in鹿児島高専~』を開催しました。今年度は6つの教室を開講し、プログラミング体験やロボット制御体験をはじめ、模型を作って風や電気の力で動かしてみることや、音や空気の実験、さらにはペーパークラフトを作成してまちのジオラマを作成するなどの活動を行いました。参加した小学生たちは、それぞれ希望した教室で真剣に楽しみながら工学について学んでいました。
◆AIRAふるさとチャレンジャーとは
本活動は、姶良市教育委員会の主催事業「AIRAふるさとチャレンジャー」の活動プロジェクトの一環で行われ、小学生に工学の面白さを体験してもらうものです。「AIRAふるさとチャレンジャー」は、年間6回の様々なプログラムを実施して、異なる年代の集団の中で様々な活動を行うことにより、協調性・自主性・積極性を養うとともに、郷土に誇りと愛着を持ち、将来の姶良市を担うたくましい青少年のリーダーを養成することを目的として活動しております。

◆当日の様子
当日は9時から、『工学チャレンジ!~小学生のための実験教室in鹿児島高専~』の開校式を行いました。開校式では、徳永仁夫教務主事から、高専とはどのような特色がある学校であるかという説明がありました。開校式終了後、参加者はそれぞれ希望する講座にわかれてプログラムを体験しました。今年度は、6つのプログラムを開講しました。
・micro:bitでじゃんけんゲームをプログラミング
生徒同士でペアを組んで、それぞれがmicro:bitを使ってじゃんけんするゲームをプログラミングする。
・建物とまちづくり工作体験
建物の模型を工夫・配置してまちづくりについて学ぶ。
・ロボット制御を体験しよう ~レゴブロックで作ったロボットのプログラミング体験~
ロボットキットを用いて、ロボット制御プログラムを作成し、ものづくりと制御の面白さを体験する。
・音と風と光で遊ぼう!
音・風・光それぞれの性質を体感できる実験を行う。
・コンデンサ・モーターグライダーを作っちゃおう!
室内軽飛行機にモーターとコンデンサ(電気を蓄える装置)をつけて、実際に飛ばして飛行距離の違いを学ぶ
・ウインドカーを作って走らせよう!
ウインドカーを工作し、実際に動かしてみて風のエネルギーを走る力に変換するメカニズムを学ぶ。
各教室とも、参加した小学生は、真剣に取り組んでいました。グライダーやウインドカー、ペーパークラフトの工作、じゃんけんやロボット制御のプログラムの構築の時には、先生や、アシスタントの本校学生に積極的に質問をして完成させたり、実験では、集中して説明を聞いていたり、どのような実験結果になるか質問があったときには予想をし、実際の実験結果を見て驚いたりと、多くの場面で楽しんでいる様子が見られました。工学教室の体験を終えた小学生からは、「楽しかった」という声が多く上がり、「知らなかったことをたくさん学ぶことができた」「鹿児島高専でたくさん勉強したい」などの感想が寄せられました。




◆概要
日時:令和7年8月23日(土)
場所:鹿児島工業高等専門学校
参加者:姶良市 参加児童 24名 引率 3名
本校 教員 8名 アシスタント学生 17名
◆鹿児島工業高等専門学校について
地域貢献の基本方針
(1) 地域社会及び地域産業界が抱える課題の把握に努め、地域が必要とする取組みや地域に実りある結果をもたらす活動を推進する。
(2) 産学官連携活動及び地域企業や機関等に対する技術開発支援等を集約的に推進するための組織を設置する。
(3) 教職員及び学生は、地域社会の一員として、地域住民や団体、自治体、他の教育機関等との相互協力に努め、 地域社会との共生を図る。

所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1
校長:上田 悦子
設立:昭和38年4月
URL:http://www.kagoshima-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
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